身心一如

太極拳などでメンテナンスしながらの日常をたま~に書きます

相田みつを美術館

2006年12月14日 | ほか
辛うじて3分の2参加できたH研究所主催の研修会秋のシリーズ最終日、
組み合わせとなったのは、相田みつを美術館10周年記念展。

相田みつをを知ったのは友人の持っていた本が最初、その後本を求めたり
京都で作品にであったりしたが、美術館は今回が初めての訪問。
エントランス近くの井戸を覗き込むと作品の合間に魚影が見えたり・・・、
不思議ないざないにモードが変わるのを覚えた。
初めて展示される作品が多い今回の企画の中で、
知っている作品に逢うと妙に懐かしくもあった。
文字と一体になったことばに目を留め、そうなんだよね・・・などと
ひとりうなずきながら順路に沿って展示室をゆっくり廻る。
大きな創作台を前にみつをの写真の立つ創作室を再現したようなコーナーで
CDから流れるみつをの語りが自然と染み入るような感じだった。

内側が静かなものに満たされるようなひとときだった。


  

Kさんの個展

2006年12月07日 | ほか
8月下旬に突如として他界したKさんの個展が近江八幡で開かれた。
数日前に届いた案内で知ったばかりの5日~10日の短い期間の内、
今日の午前の時間が幸い空いていたので出かけることにした。

八幡堀近くの古い町並みの中にある町屋をリフォームしたアートギャラリーは
入り口から平易な気分で誘い込まれていくような風情があった。
町屋の座敷がそのまま展示室になり庭と一体になった空間の中で
作品ひとつひとつが昨年の個展とはまた新たな輝きを見せていた。

     
  アートギャラリー NO-MA      展示中のKさんの作品


会場を後にし、八幡堀のあたりを少し歩いてみた。
人がたくさんいるので覗いてみると、
撮影中らしく堀に浮かべぶ小舟に時代劇さながらの人影が見えた。
堀にかかる木の橋も趣があった。
デジカメを持たずにきたことがちょっと悔やまれた。
  

赤い月

2006年12月06日 | ほか
寒さのおかげでサッサと歩けるようになったらしく、
仕事帰りにいつもより一本早い電車に乗れた。

帰宅後、明日の回収に備えてプラスチックゴミを集積場まで運び終えて戻る
6時少し前のわがマンションの通路から
夕日と見まがう不思議に赤い月が東の空に浮かんでいるのを見つけた。
こんな色の月は初めて・・・
だいぶぼけているけれどのせてしまうことにした。
ところで、先ほど確かめたらいつものやや黄色味を帯びた白い月になっていた。

  

                       

木の葉舞う道

2006年12月02日 | ほか
太極拳の稽古日、先週休んだせいで久々という感じだった。
自主練習の48式は相変わらずおぼつかない動きでなんとかついていくのが
精一杯、こんな調子では年会までに???
五歩拳は緩急のリズムをとって動き、ビシッと決めるのがなかなか難しい。
32式剣は全体での練習も2巡目に入り、正確さをチェックしながら動く。
36式では4段を練習、知らずにつけていた我流の癖も払いながら
正確で統一のとれた動きに近づくことを目指す。

午後は、先生の事務所で催される京のお菓子を味わうイベントに参加のため
Iさんと30分ほどの道のりを歩いて移動。
強い風で木の葉が舞いあがる御池通を歩いているうちに
頬にあたる風が気持ちよく感じられるようになった。
途中立ち寄った神泉苑で蕪村の句碑や鶴亀の灯篭など
月見の夜には気付かなかったものを昼間の光の中で再発見。

今日のお菓子は、北大路・西廼家の通常の4半分ほどの小ささに作られた
9種の生菓子、美しさに一口にほおばりがたく、雛人形になった気分で
黒文字を細かく動かしながら味わった。

高台寺の紅葉

2006年12月01日 | ほか
今年は京都の紅葉は見る機会がないかと半ばあきらめていたが、
午前で用事が済んだので思い立って出かけてみることにした。
JRと市バスを乗り継いで目指すは高台寺、
そのあたりならまだ美しい紅葉に出会えそうな気がした。
銀杏並木の参道を登り、高台寺に入る。
臥龍廊から霊屋の辺りは紅葉に包まれ、見事な景観だった。
さらに小高いところにある傘亭・時雨亭を廻り、竹林にそって降りてから
塔中の圓徳院へ向かう。
たくさんの石と紅葉の庭は美しく静かだった。



   霊屋を臨む


   臥龍廊の辺り


   圓徳院の庭