じゃなくて、花火大会だ。
ハラんでどーする。や。あながち間違ってないよーな・・・ゲホンゴホン
焼肉食いたいなー、ハラミとか(違)
・・・なんの話だ。
もちろん見に行った!・・・などというフツーの記事が当山に載るわけもなく。
しこしこ仕事してたし。
祭りの雰囲気をコロンのようにまといつかせた人々の後ろで
その匂いをくんくん嗅いでるだけの仕事帰り。
・・・あやしいオヤジにしか見えんな。
うなぎの煙で飯食ってるみたいなもんか。・・・なんだろね、このビンボ加減は。
まあいいか。
いいすねー、梅雨もまあなんとか明けたみたいだし。
夏祭りはシーズン真っ盛りだ。
そこらじゅうで花火だのお祭りだので大騒ぎ。
気恥ずかしそうに下を向いてウチワを弄ぶ白い浴衣の女の子。
傍らでは少し後ろを歩いている白いTシャツの少年。
ヒュルルルル、ドーン。パラパラパラ。
どよめきが渚のように引いたときに少年が少し女の子の側による。
「・・・あの、さ、おれ」ヒュルルルル、ヒュルルルル、ドーン。
振り向いて少しななめ下から少年を見る女の子。
微笑みが少しだけ曇って見えるのは、少年の気のせいか。
「・・・おれ」
「ごめん」
ヒュルルルル、ドーン。ヒュルルルル、ドーン。ポン。ドーン。
「好きなひとがいるの」
ヒュルルルル、ドーン。パラパラパラ。
ウチワをくるくる回しながら歩いていく女の子。
立ち止まる少年。
ヒュルルルル、ヒュルルルル、ドーン。ドオ――――ンンンンン。
誰かさんとこのコメントにも以前書いたな、こんなの。
なんで花火、つーとこんなシチュエーションしか思いつかないのかなー。
心底ひねてるなー俺。
「夏」と「お祭り」というタームにはいつもこんなトラジディなコメディがつきものであるらしい。
ん?逆かな。
そういや、こないだ東金のほうのとある祭りに行ったが、ちょっと変わってた。
こんなでかい高さ6メーター級の山車2台に
4メーター級(「屋台」と呼ぶらしい)が7台。
総勢9台にプラス太鼓と神輿で東金の日吉神社から菅原神社を経由、ここで見得を切って一礼。
あとは市中引き回しの上打ち首獄門、・・・じゃねえや太平洋岸まで練り歩く。
けっこう派手だと思うが。
それだけなら盛大、つーだけで別に変わっちゃいないんだが、どこが変わってるか、つーと
観光客がいない。全然いない。
いや、いたのかもしれないが、地元民の波に埋もれて全然わからない。
なんせこのお祭り、ん百年だか続いてる伝統行事らしいのだが
宣伝、つーものを一切していない。ためしに「東金祭り」で検索してみるとわかる。
ぐぐってもなんにも出てこない。こんなに派手なのに画像ひとつ引っかからないのである。
テキヤひとつ出てない。「なんとか祭り」みたいな派手な看板も幟のたぐいもない。
必ずしも閉鎖的、つーわけでもないみたいだが、いわゆる「神事」としてやってるお祭りらしい。
9台の山車と屋台のあとに、白装束に烏帽子姿の禰宜がお神輿を担いでしずしずと歩いていく。
うーん、変わってるぞ。
しかしまあ、本来「神」の「輿」であるわけだから当然なのかもしれないが
騒々しいお神輿見慣れてる目にはいささか奇異に映る。
そーいや、浴衣姿、てのもいなかったなあ。
ハッピにももひき姿でない地元民は・・・紋付羽織袴!すげー。
なんか奇祭、つー感じで結構面白かった。
それはともかく
ウチの近所の町会も今日明日でお祭り。
昨日帰ったら座敷にガキ共がぶっ倒れてて、かたわらには小皿に乗っかったゲソ焼きが
まるで祭りの後の静けさを形にしたように、ちゃぶ台の上で所在なげ。
「おとう食べていいよ」
「・・・は?」
おみやげですかい!
ビールを開けてひと口かじってみた。
お祭りでフラれた少年のTシャツみたいな味がした。
もちろんそんなもの食ったことはないんだが。
ハラんでどーする。や。あながち間違ってないよーな・・・ゲホンゴホン
焼肉食いたいなー、ハラミとか(違)
・・・なんの話だ。
もちろん見に行った!・・・などというフツーの記事が当山に載るわけもなく。
しこしこ仕事してたし。
祭りの雰囲気をコロンのようにまといつかせた人々の後ろで
その匂いをくんくん嗅いでるだけの仕事帰り。
・・・あやしいオヤジにしか見えんな。
うなぎの煙で飯食ってるみたいなもんか。・・・なんだろね、このビンボ加減は。
まあいいか。
いいすねー、梅雨もまあなんとか明けたみたいだし。
夏祭りはシーズン真っ盛りだ。
そこらじゅうで花火だのお祭りだので大騒ぎ。
気恥ずかしそうに下を向いてウチワを弄ぶ白い浴衣の女の子。
傍らでは少し後ろを歩いている白いTシャツの少年。
ヒュルルルル、ドーン。パラパラパラ。
どよめきが渚のように引いたときに少年が少し女の子の側による。
「・・・あの、さ、おれ」ヒュルルルル、ヒュルルルル、ドーン。
振り向いて少しななめ下から少年を見る女の子。
微笑みが少しだけ曇って見えるのは、少年の気のせいか。
「・・・おれ」
「ごめん」
ヒュルルルル、ドーン。ヒュルルルル、ドーン。ポン。ドーン。
「好きなひとがいるの」
ヒュルルルル、ドーン。パラパラパラ。
ウチワをくるくる回しながら歩いていく女の子。
立ち止まる少年。
ヒュルルルル、ヒュルルルル、ドーン。ドオ――――ンンンンン。
誰かさんとこのコメントにも以前書いたな、こんなの。
なんで花火、つーとこんなシチュエーションしか思いつかないのかなー。
心底ひねてるなー俺。
「夏」と「お祭り」というタームにはいつもこんなトラジディなコメディがつきものであるらしい。
ん?逆かな。
そういや、こないだ東金のほうのとある祭りに行ったが、ちょっと変わってた。
こんなでかい高さ6メーター級の山車2台に
4メーター級(「屋台」と呼ぶらしい)が7台。
総勢9台にプラス太鼓と神輿で東金の日吉神社から菅原神社を経由、ここで見得を切って一礼。
あとは市中引き回しの上打ち首獄門、・・・じゃねえや太平洋岸まで練り歩く。
けっこう派手だと思うが。
それだけなら盛大、つーだけで別に変わっちゃいないんだが、どこが変わってるか、つーと
観光客がいない。全然いない。
いや、いたのかもしれないが、地元民の波に埋もれて全然わからない。
なんせこのお祭り、ん百年だか続いてる伝統行事らしいのだが
宣伝、つーものを一切していない。ためしに「東金祭り」で検索してみるとわかる。
ぐぐってもなんにも出てこない。こんなに派手なのに画像ひとつ引っかからないのである。
テキヤひとつ出てない。「なんとか祭り」みたいな派手な看板も幟のたぐいもない。
必ずしも閉鎖的、つーわけでもないみたいだが、いわゆる「神事」としてやってるお祭りらしい。
9台の山車と屋台のあとに、白装束に烏帽子姿の禰宜がお神輿を担いでしずしずと歩いていく。
うーん、変わってるぞ。
しかしまあ、本来「神」の「輿」であるわけだから当然なのかもしれないが
騒々しいお神輿見慣れてる目にはいささか奇異に映る。
そーいや、浴衣姿、てのもいなかったなあ。
ハッピにももひき姿でない地元民は・・・紋付羽織袴!すげー。
なんか奇祭、つー感じで結構面白かった。
それはともかく
ウチの近所の町会も今日明日でお祭り。
昨日帰ったら座敷にガキ共がぶっ倒れてて、かたわらには小皿に乗っかったゲソ焼きが
まるで祭りの後の静けさを形にしたように、ちゃぶ台の上で所在なげ。
「おとう食べていいよ」
「・・・は?」
おみやげですかい!
ビールを開けてひと口かじってみた。
お祭りでフラれた少年のTシャツみたいな味がした。
もちろんそんなもの食ったことはないんだが。