まっぴら左近・なんにも千夜一夜

「やってみなけりゃわからない」だけどやらない俺(ぷろぱがんだむ ◆PG/VFHZrxg)

空手形バカ一代

2006年05月26日 | 人生
えーと、
いろいろあって最近気分がヘビーだなー。
まあ、しゃあねーんだけどな。
全然ネタがないからまりにさんトコからバトン頂いてみよっと。


☆Q1 名前とその由来は?

名前:まっぴら左近
由来:まだあんまなじみないなあ。更新頻度低いし。
何に対しても「まっぴらだぜ」と言いたいから、かな。

☆Q2 バトンを回してくれた人の印象は?

ヤワくてゴツそう。かなり手強いとみたがな。どうよ。

☆Q3 性別、種族は?

性別:押す
種族:ホピ族(『コヤニスカッティ』なんて覚えてる人いるのかな、いないな)

☆Q4 使ってる携帯の機種は?

あう。W31CA(シルバー)
別になんだってよかったんだけどね。以前買った時点では千葉のカバーエリアが一番広かったから。

☆Q5 普段着はどんな感じ?

作業服上下にワイシャツネクタイ。
普段は・・・作務衣上下かTシャツに綿パン。カッコだけは坊主まで45分。

☆Q6 年齢は?

45。微妙じゃのー。

☆Q7 自分を変態or変人だと思いますか?

たぶん知っている人にとっては言うまでもない話題かと。
フツーに変態ですね。フツーに。

☆Q8 SとM、どっち?

S。つーかイドの怪物。

☆Q9 飛行機に乗った事はありますか?

数年前札幌行くとき初めて乗った。
『昇天』という言葉の意味を実感したような気がした。二度と乗りたくない。

☆Q10 好きな食べ物トップ3

1位 カルボナーラ
2位 カルボナーラ
3位 カルボナーラ

自分で作ったやつ。俺が死ぬときはたぶんこれを食ってから死ぬ。

☆Q11 食べたら死にますな三種の神器?

1位 サバ
2位 の
3位 味噌煮

理由は・・・内緒。ちなみに〆サバは好き。

☆Q12 住みかにしている場所は何処?

千葉県の太平洋側。にいるくせに昨年はついに一度も海を見ていない。

☆Q13 法を犯した事は?(御用にならずとも)

まあ、それなりに。
はあ、それなりに。
ほう、それなりに(必死)

☆Q14 これを打ってる今現在眠い?

微妙な時間ではある。眠くはない、が眠くなりたい。

☆Q15 夜型?昼型?

さあなあ・・・どっちだろ。昔は昼型だと思ってたときもあったんだが。
最近よくわかんなくなっちゃった。

☆Q16 ドラマとアニメどっち派?

どっちも見ません、昨今のは。
たぶんどっちかつーとドラマ派。必殺ヲタで特撮ヲタ(だった)。

☆Q17 ゲイ、バイ、レズ、ノーマルのどれ?

ノーマル・・・だと思うんだがなあ・・・
多少わかんない部分もある、かな。レズじゃないことは確かだが。
まあ、ノーマルな変態です。

☆Q18 水泳はできる?

海で波に飲まれたとき潜水で命拾いしたことがある。子供の頃。
必死に潜水練習してたのは、ひとえに水中から水着を(略

☆Q19 北海道と沖縄行くならどっち?

もちろん北海道。暑いのヤだし。
味噌ラーメンとピリカメノコが俺を呼んでるぜ。

☆Q20 野性的or上品?

哲学者の顔をしたケダモノ。

☆Q21 化粧するorしない?

しませんが肌自慢。だった。若い頃はw

☆Q22 ボーリングは得意?

N値だけならまあ読めるか、って誰かさんと変わらんな。

☆Q23 歌は音痴?

懐アニソングを強制的に聴かされてた板仲間に訊いてくれ。

☆Q24 機械は得意な方?

取説があれば、たぶんひとわたりは使えるんでないかい。

☆Q25 メール派?電話派?

実はどっちも苦手。会って話すのはもっと苦手。
表面的には逆の順で得意だと思われている。
もしくは、(業務の必要上)思わせている。

☆Q26 好きな動物は?

おん(略)ゲホゴホガホ
爬虫類。ホントはヘビとか大トカゲとか飼ってみたいがなあ。

☆Q27 性格は?

独善的で神経質。優柔不断で時として大胆不敵。
滅多なことでは暴走しないが、走ると怖い(かもしれない)。
いろんな意味で助平、だけど最近枯れてきた、トシだなー。

☆Q28 今叫びたい事は?

叫んだら泣きそうだから叫ばない。

☆Q29 これを5人の人に回してください。

どうぞ御自由にお持ちください。


ご静聴ありがとうございました。

・・・誰も聞いてない、か。

彼氏残らず腹が立つ

2006年05月19日 | 妄想
しかしあいかわらず尽きないのが
おダンゴウの話題。

こんなんとか、あんなんとか、そんなんとか
わ、こんなのもあった。地元じゃんか。

この辺の話題、ビミョーに関係者が絡んでるからあんまり触れたくないんだけどなー、実は。
じゃあやるなよ、つー話も)

いつも思うことだが、このテの話題が盛り上がるたびに
「天下りを禁止しろ」とか
「官製談合こそ問題だ」とか
「官業癒着の業界体質の抜本的改善」がどうたらこうたらとか言われるが
んのワリに実効性が伴う対応策が出たタメシがない。

そらあそーでしょー。
マツタケの生える山を公園にする奴なんかいるわきゃないじゃん。

マツタケ生える場所だけ内緒でちゃっかり自分トコのにしたまんま、
公園にしましょー、とかキレイごと言うから話がおかしくなるんだ。

暴論だけどさ、いっそのこと
全部認めちゃえばいいんでない、とか思わないでもない。
天下りも癒着も談合もさ。
その代わり、全部公表を義務付けするの。

どこの役所に何年いて役職がナニで年収いくら、
どこの法人に何年いてどこの会社にいくらで天下ってなんの工事斡旋してリベートがいくらまで
強制的に全部公表。
保護法もプライバシーも関係なし。例外は一切認めない。

で、儲けた金を正確に申告させて、がっぽり税金ムシリ取れ。
ゴマカした奴は電気椅子に一直線だ。
ごぉあへぇっ!めいくまいでぇい!

さあ!どんどん談合!ばんばん天下り!
ねちょねちょ癒着!(汚ねーな)
びしばし進めよう公共事業!

すっきりしてていいと思うがな。
都合の悪りいとこは隠しておいてオイシイとこだけ仲良く身内で分けっこ、とか
どっかの社長みたいにムシのいいことばっか考えてるから解決しないんだっつーの。

そういやもうひとつ。
「官業癒着」だの「官製談合」なんて話ばかりが話題になるが
その他の、いわゆる「フツーのダンゴウ」
いわゆる業界での「前回あんただから今回ウチ」とかいうのについては、あんまり俎上に乗らない。
なぜか。

ひとつにはお役所だけがおいしいとこ取ろうとするから民側にぶっすりやられたのが表沙汰、つー形。
そらまあ、そうだわな。
得する奴と損する奴は必ずいる。
マツタケ食われて偉そうな顔だけされたんじゃ、損する奴はたまらないもんな。

もうひとつには、「お付き合い」、「ごあいさつ」と「談合」の区別がつかない、という理由。
業界内部の「話し合い」てのは、部外者には漏れてこないし
たとえ聞いてたとしても談合だかなんだかわからないのもあるという。

聞いた話だが、さる業界の会長同士の電話での会話。

「・・・おお、×谷さん元気?しばらく行ってないねえコース。うんわしも行ってないな、今度行こう。
オンナ?そんな元気ありゃあせんよ、わっはっはっは!山だよねえ。うん?海。ほー。
○×のとこと同じか。わっはっはっは!おお、景気いいねえ!・・・なに?ンなことなかろう。
うん、同じで。はいはいよろしく。」

がちゃ。
向き直る。

「▽△の工事、凸山が2億で取るから×谷は次。
ウチは※凹の工事もらうことになった。お宅にたのむからよろしくな」

・・・待て。上のどこにそんな会話が出てきた?
ほとんど禅問答。

もともと隣組みたいな関係だった業界内の話だ。
みんなが共に生き残っていくために、いろんなことを考える。

どこでも同じなのだろう、たぶん。

それでいい、とも必要悪だとも思わないが
そこにはなんとなく哀しい風土を感じさせるものがあるような気もする。


「世の中には二種類の人間がいる。ドアから入る奴と、窓から入る奴だ」
(セルジオ・レオーネ『続夕陽のガンマン』)


業界の体質うんぬんを論じているだけだと、
もしかしたら、なにか大事なことを見逃してしまうのではないか。


そんなことをつらつら考えながら今日も
残業時間を無駄にするゴクツブシのおじさんなのだった。

まる。

赤頭巾ちゃん火をつけて:スガシカオ『19才』

2006年05月13日 | 音楽夜話
相変わらずわが家のあほ娘は寝坊助。

朝なんか携帯のアラームかけといて、
さらに大音響の目覚まし時計かけて、スヌーズになってるにも関わらず
鳴っては止め鳴っては止めを繰り返し、
部屋中が震動するぐらいの大きさになってもガンとして起きない。

あほ。

おかげで毎朝10分おきにかかあの怒鳴り声が近所じゅうに響きわたることになる。
これに加えて長男まで起きないもんだから、毎朝家の中はほとんど野戦病院。弾持ってこーい。

いいかげんにしてくんないかなー、もう。

17才、ってこんなモンだったっけ。
確かに休日は朝から夕方まで寝てたことあったような気もするが、
平日の朝は早起きしてたと思うんだが。

不摂生が続くから、以前「バイトか高校かどっちかヤメレ」つったんだが
結局両方とも宙ぶらりんのまんま続いてる。
バイト代は学費にして貯めとく、などという建設的なことなど考えるわけもなく
給料が入ったら早速スガシカオの『19才』をはじめ数枚のCDやら
ゲーソフやらヲタ本やら、ってロクなもんに使やしねー。

大キライな 日々 19才
大キライな 顔  19才

まあ確かに「大好きな日々」ではなかったよな、19才。
17才でも変わらんか。
自分の顔、ねえ。自分の顔が好きな19才・・・いるかな。いるか。
18才、ならどうかな。微妙か。

このへんは17才と微妙に違うような気もしないでもない。
赤頭巾ちゃんと狼ぐらいの差だったりしたら
けっこう怖いな。

しかしなんだ、この子とか森山直太郎とか
歌の発音だけ聞いてるとなに言ってんだかよくわかんない歌い方ってなんなんだろ。
昨今の流行りなのかな。
おっちゃんにはよくわかんないや。

「重機祭」ってなんだべや、とか思っちゃったじゃんか。
コマツとか三菱とかの特売キャンペーンみたいだな。

くくくクロアゲハチョウの様に 誇らしい羽根で飛びたい
くくくくだらないって言わないで そんな人生がいいの いいの

「黒揚げ波長」とかって電磁調理器の故障みたいだし。
・・・単なる聞き違いか。
なんだかただのオヤジギャグみたいになってきたな。やめよっと。


「そんな人生」が良かったハズなんだけどね。

黒アゲハ蝶だと思ってたはずの羽根は
いつの間にかシジミ蝶みたいになってて
気がついてみたら、いまだに地面を這ってたりするしな、人生は。

宙ぶりん、じゃねえや(だってそう聞こえるんだもんよー)
宙ぶらりんな夢、であっても
九分九厘ないにしても

見えない夢に賭けていけるのが19才、だったりもする。
そんな19才を迎える端境期。

あほ娘も今年で18かー、早えー。


赤い頭巾の中で、どんなキバを生やしているのやら。
せいぜい噛みつかれないように気いつけよっと。

しかし
どーもイヌのイメージが抜けないな。


わんわんわんわん!



キャインキャイン(またかよ)

ガラスの渋滞

2006年05月08日 | 妄想
うー。
やっと連休が終わった、つーか終わってくれた、つーか。
3日は仕事で4日は買出し、5日爺婆のご機嫌伺いで都内巡り。
6日7日は衣替えと称して結局納戸の整理に明け暮れ、
全身筋肉痛。

休日なんざありゃしねー。

まあいいけどね。休みがあるだけ。
ここんとこ例年、持ち越しの仕事片付けるのに半分は出勤してたもんな。

ふう・・・

まあ、愚痴はともかく。

しっかし毎年すごいよなあ、渋滞。
なんか今年は後半天気が悪いのと最終日休みたい、つーのがみんな同じこと考えてて
3日と4日が大渋滞だもんな。

結局みんな考えるこた同じなんだよなあ。

で、高速道路で渋滞の発生する箇所、つーか報道される渋滞の先頭場所って
いつも同じだもん。ありゃ一体なんなんだろ。


バンダ星人の陰謀かな。

東名の渋滞の先頭はいっつも「綾瀬バス停付近」。
中央道の先頭は必ず「小仏トンネル」。
関越道だったら「本庄児玉インター」。

検索してみると、おんなじこと考える人はこれまた結構いる。

「道路の疑問 渋滞の謎」

視界の明暗の差だとかゆるやかな上り坂になってるからだとか
いろいろもっともらしいこと書いてあるんだけど
いまいちぴんとこない。

そらそーだ。
どれも発生原因の可能性の説明にはなっていても
「突然解消する」つー現象の説明になってないからだ。

去年の夏、中央道で「小仏トンネル」先頭の大渋滞にハマったが
確かにあれトンネル出た瞬間に流れてるのな、車。

別に車線がそこから狭くなってるとか上り坂になってるわけでもなくて
上のページで「光の明暗差」とか「閉塞感」とか書いてあるけど、ハマってた時間って
たそがれ時だったんだよなあ。明暗の差はほとんどなかったし。

でも確かに、出た瞬間に車は流れ出す。
おお、これが渋滞の先頭か、などと一時感動するが
よく考えると感動している場合じゃない気もする。


たぶん、理由なんかないんだろう。渋滞。


車が走るトコには、発生しなきゃいけないことになってるんじゃなかろーか。
いっそのこと、中央道のトンネルの名前を全部「小仏トンネル」にしちゃうとか。
東名のバス停は全部「綾瀬」にしちゃうとか。

渋滞はなくなるに違いない。
少なくとも「渋滞情報」はなくなるぞ。

「東名は綾瀬バス停を先頭に、綾瀬バス停付近まで22キロ」とか。
ばかばかしくなって誰も聞かなくなる、

って結局そんなもんかよ!と。


あー、なんか連休疲れで妄想力も低下してるなー。

帰ろっと。

夏も近づく八百八町

2006年05月02日 | 人生
昨日は真夏日、今日は大雨。
くそ暑いとこへまた都内なんぞでしこしこ現場。

マンション建築現場の周辺調査だけど、道幅なんか2mもない。
いくら道挟んでても、建物ごとイッちゃいそーな気がするがな。
だいじょぶなんだろか、って余計なお世話か。

しっかし毎回思うことだが、空がないよなあ、東京。
こんなこと考えること自体が田舎モンの証明なんだろーけどなあ。
うちらのほうなんざ基本的に正面向いて歩いてれば、視界の上半分は空だもんな。
わざわざ見上げる必要もない。

都内の基本は上向いたって建物に区切られた空しかない。
正面向いてると、どーしても鬱陶しい建物やら塀やらしか見えないもんだから
なんか上向いて歩いてしまう。
都会人は正面を向いて歩いているものだ。

だから一日が終わると、首が凝ってる。
通勤電車での帰り道、首筋を揉んでいる人を見たら、田舎モンだと思いましょう。

嘘ですけど。

暑かったけど、青かったな、空。
なんでかんで言ってるうちに、夏なんかすぐ来るな。

空の青さ、が呼び覚ます記憶も人それぞれだ。
春から夏へと向かう空の青さが思い起こさせるものには
郷愁のにおいがする。

なくしてしまったものや
どこかに置いて来てしまったもののかすかな記憶を呼び覚ましては、
ちくりと記憶のどこかをつつかれるような
そんな思いを呼び覚ます匂い。


中学生の頃、気になっていた女の子がいた。
さして美人でもなく、目立つ印象でもない。
なにより、身長が極端に小さかった。小学生なみ。

それに気づいたのはいつ頃の事だったのか。
もう記憶にないが、
彼女は教室の一番前の席の窓側
自分は一番後ろの廊下側の席。前と後ろの対角線。

飛ばされてくる視線に気づいた。
無表情に対角線の向こうから、ただ真っ直ぐに目を射る視線。

最初に思ったのは「なんか悪い事したっけか」だった。
考えてみたが、とりあえず思い当たるフシはない。
じゃあ。
じゃあ。


とにかくそれに気づいてからというもの
もう授業なんか全然聞いてない。

かといって、純情へたれ丸出しの小僧は、その視線にどう答えたらいいのかわからず
ただ、視線を返していた。
彼女は笑うでもなく怒るでもなく、ただ無表情に
私に視線を投げ続けた。

そんな日が何日か、何週間か続いた。

夏休みの前のある日、
その日も彼女は視線を投げ続け、私はただそれを返していた。

もちろん授業なんか聞いていない。

先生に指名されたことに気づかず
あわてて立ち上がったがなにを見ているのかわからず
とんちんかんな事を口走った。

むろん先生にはこっぴどく叱られ
教室中に笑われた。

下を向いたまま座った。
彼女に目をむけられなかった。
笑われている、と思っていた。

昼休み。
外へ出る気にもならず、机につっぷしていた。
ただ、疲れていた。

ふと気配を感じて、顔を上げる、と

彼女が立っていた。

小柄な姿に、丸い顔。後ろでまとめた、長い髪。
空のように澄んだ、大きな、潤んだ瞳。

縫い付けられたように、動けなくなった。

彼女は私の目を見たまま
ゆっくりと微笑んだ。泉に広がる、さざ波のように。

なにか言うべき言葉があるはずだ。
なにか。

言えなかった。

彼女はくるりと踵を返すと
教室から出て行った。

気がつけば教室には誰もいない。

放心したように動けなかった。


夏休みの間に
彼女はどこかに引っ越していた。

それきり逢うことはなかった。


むかしむかしの、遠い記憶。
そんな季節が、またやってくる。


夏も近づく、八十八夜。


オニも十八、番茶は出がらし。

なんてバカ言ってないで
新茶でも飲んで、帰るか。

あ。買ってないや。