コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

うみねこのなく頃に 第16話 「EpisodeIII-V queening square」感想

2009-10-17 15:00:45 | うみねこのなく頃に(2009夏秋)

 今回は留弗夫&霧江大活躍回。霧江の嫉妬シーンが思った以上に凄みがあって驚きました。今回新たな家具が出てきましたが、反則すぎますね…。対抗手段はあるのでしょうか。
 また今回の公式予告は必見です…。2人の掛け合いが面白すぎました~。


 まずは留弗夫達が楼座・真里亞を心配し、2人を探しに行くことに。その時絵羽はバラ庭園を恐れていました…。絵羽も何が起こったのか分かっているようです。もう一人の自分・エヴァとの関連は謎なままです…。
 留弗夫は楼座と真里亞の二人の死体を発見…。更に儀式は進行していきます…。

 メタ世界のワルギリア、戦人は淡々と状況整理。ベアトはそれが自分の仕業でないと主張しようとしますが、戦人はベアトを許さないまま。裏がどうあれ、このEPのベアトは女の子っぽくていいですね~。戦人はベアトを無視。どうやらこれまでのEPとの展開とは何かが違うようです…。
 戦人はベアトを「化け物」と呼び、怒りをあらわにします。戦人の怒りが遂に爆発してしまいます。ここの残虐シーンの回想でエグイ描写が回想で出てきて怖かったです…。モザイクはもういいです…。
 そんな戦人の自分を否定する言葉にベアトはショックを受けたのか、その場を去ることを決め、ノロウェに続きを託します…。今までにないベアトのしょんぼりっぷりに目が離せません…。

 そこから再びまた口論バトルに。ロノウェの赤文字証明からすると楼座と真里亞は他殺っぽいですが…。二人を殺したのは一体誰なんでしょう。絵羽が犯人候補になるのは確かですが、証明するのは今の時点では困難ですね…。


 現実世界では大人達が何か対策をとろうとしていました。今回は留弗夫が目立っていますね~。これまで第一の晩に殺されていましたが、今回は生き残ってよかったです。蔵臼は相変わらず空気ですが、まあEP4をお待ち下さい…。
 大人達は安全を死守しようとしますが…。絵羽は頭痛に苦しむばかり。楼座・真里亞を殺したのはやはり絵羽なのでしょうか…。

 ここでエヴァが意識の中で絵羽に話しかけてきます…。絵羽は、

「黄金の存在を知っているのは私達だけ」

 と相変わらずいきがっていました。エヴァはすっかり嫌な奴ですね…。絵羽はエヴァにもうやめてとお願いしますが、エヴァはそれをつっぱねます…。原作ではここで二人の意識が別れたように見えましたが、これも絵羽の葛藤か何かなんでしょうか。犯行がどう行われたのか気になるところです。

 それから霧江は留弗夫に話があると連れ出し、表へ出たいとお願いします。何か確かめたいことがあるようですが…。留弗夫もその霧江の願いを聞き、食料を取りに外に出ることを決めます。
 で、向かうのは留弗夫・霧江・秀吉の3人。急いで屋敷に食料を取りに急ぎます。そして屋敷に突入する3人。それをまたエヴァが見ていました…。すべての鍵を閉めてしまい、また戦人が不利な状況におかれてしまう予感がします…。。
 エヴァは二人の始末(秀吉は除外)を煉獄の七姉妹、レヴィアタン・ベルフェゴールに始末を任せます。でも今回も派手な惨劇にならなそうでエヴァは退屈…。またよからぬことが起きそうです…。

 3人は食料を持って去ろうとしますが、霧江には嫌な予感が…。霧江は待ち伏せされていると察知。今まで察知することなく殺されていた大人達ですが、今回は何か期待できそうです!
 3人は危険を察知して急いで移動しますが、姉妹二人が待ち伏せしていました…。3人とも二人の能力に驚き逃げますが、そうはいかず…。果たして3人は無事に脱出することはできるのでしょうか。


 後半。追いかけっこになる姉妹二人と霧江・留弗夫。留弗夫はベルフェゴールとの戦いになります。いつもの展開ならビビっているうちにやられて終わりですが、
なんと今回の留弗夫は怯まず対抗!留弗夫、やりますね。見直しました。
 でもそこにエヴァがやってきて、また状況が分からなくなっていきます…。エヴァはさっさと殺すように指示しますが、留弗夫は2人の隙をつき、なんとベルフェゴールをしとめてしまいます…。まさかここまで奮闘すると思っていなかったので驚きでした。ちなみにベルフェゴールはエヴァを庇ってやられたそうで…。ベルフェゴールは立派だったと思います。

 霧江もレヴィアタンと戦います。姉妹への嫉妬を掲げ戦うレヴィアタンに、霧江は留弗夫の前妻であり、戦人の母親である明日夢への嫉妬心を思い出します…。ようやくアニメで嫉妬話が見れる時がきました!霧江の嫉妬は普通の嫉妬とはわけが違います…。
 嫉妬を武器に戦うレヴィアタンですが、嫉妬の強さは霧江の方が上…。自信満々に明日夢へのこれまでの嫉妬を語っていきます。明日夢への嫉妬はどれだけなんでしょう…。死ぬまで引きずっていそうですね…。ここでの霧江の罵倒がすごかったです。

「笑わせないで、小娘が!!
 てめぇに男を寝取られて、
 18年間嫉妬し続けてきた
 女の狂気が分かるかよ!!」

 恋も嫉妬も貴方全然足りないわ…
 出直してらっしゃい、お嬢ちゃん」

 霧江さん、嫉妬が凄すぎます…。霧江はそうしてレヴィアタンに嫉妬で打ち勝ち、勝利。霧江だけは敵にしてはいけないと感じました…。


 そしてそれから留弗夫・霧江の二人は合流。エヴァをしとめようとしますが、ここで新たな家具が召還されてしまいます…。そうしてシエスタ410・45の2人が登場!何か某ゲームキャラを思い出しますね…。相変わらず家具ということで下半身がすごいです。
 かわいい外見な2人ですが、二人の強さは本物…。その射撃能力は作中では無敵を誇ります。得意げにするエヴァがムカつきますね…。シエスタ二人が技を出すときのエフェクトが思ったより凝っていてよかったです。漢字が出なかったのが残念ですが…。

 で、シエスタ二人はその射撃能力で瞬く間に2人をしとめてしまいます…。もう「駄目だこいつ…早くなんとかしないと…」としか言葉が出てきません…。またもや不条理な状況により、2人が犠牲となってしまいます…。

 エヴァは更に暴走しようとしますが、そこに秀吉が止めに…。いきがるエヴァですが、秀吉はエヴァの頬を叩き、説教をはじめます…。秀吉の絵羽への愛を感じました…。作中で一番良い人だと思います。
 が、邪気に支配された今のエヴァにはその秀吉の思いは通じず…。むかついたエヴァは秀吉を射殺してしまいます……。エヴァは苦々しく思いつつもあまり後悔はしていない様子。これで更に状況は絵羽の想定外に…。秀吉を失った絵羽の今後が気になります。秀吉を殺したのは絵羽自身なんでしょうか、それとも別な誰かがいるのでしょうか。謎だけが増えていきます。

 秀吉を殺した後、そこにベアトが登場!止めに入ります。でも穏便に事を進めることを望むベアトにエヴァはいよいよ真っ向から反発。ベアトはエヴァに図星をつかれて戸惑ってしまいます…。エヴァはここでベアトに反抗する意思を示すことに――。エヴァの暴走はまだまだ終わりません。
 結局ベアトはシエスタ二人に脅され去っていきます。最後のエヴァの「ふん、ババァが…」というセリフが今のエヴァの毒々しさをあらわしているようでした。誰か早く止めて~と思いしかないようです…。


 メタ世界。現実世界でも死体が発見されます。絵羽は夫である秀吉の死に悲しむばかり…。これにより更に絵羽は不幸になっていくことになります…。譲治のことがこの先心配です。
 一方ノロウェは代行者の役目を返上。ベアトと戦うように戦人にお願いします。戦人もワルギリアとノロウェの二人に説得され、ベアトを許すことを渋々承諾します。戦人もベアトのことにに関しては色々複雑なようです…。戦人とベアトが和解しそうな雰囲気ですが、果たして…。


 庭園でしょげるベアトにワルギリアが話しかけてきます。ワルギリアは戦人が

「残忍な魔女を認めたくない…」

 
のだと話し、戦人に魔女を認めさせるには他の手段があるということを匂わせてきます…。これは戦人にとって良い話なのか悪い話なんでしょうか…。ワルギリアも中立とはいえ、厄介なキャラなのかもしれません。
 ここでワルギリアはベアトに北風と太陽の話をします。この話が後の展開に繋がってくるので忘れずに~。ワルギリアはこれはベアトにとって戦人に認めてもらうための試練だと言います。これでベアトも改心するのでしょうか。そういけばいいと思いますが…。
 そしてワルギリアは戦人に謝罪の言葉を告げ、対戦を続けるようにとベアトを促してきます。それにベアトも次第にやる気を取り戻していきます。

「ああ…」

 ここまで見るとベアトが改心しかけているように感じますが、そう簡単な話とも思えないですね…。ベアトとエヴァの戦いはどんな結末を迎えるのか気になります。ベアトはエヴァを止めることはできるのでしょうか。


 次回は「EpisodeⅢ-Ⅵ promotion」次回も惨劇は続いていきます…。碑文の謎を解いても終わらないとなると、やっぱり戦人が人間犯人説を証明するしか終わりはないんでしょうか…。次回もベアトのテレっぷりに注目です。
 そして予告は待っていた絵羽+エヴァの出番!伊藤さんの演じわけがお見事でした。淑女っぽいですね…。というかうみねこって淑女アニメだったんですね。初めて知りました。ピーピーアニメって…。二人の、

「うっさいわね~
 ババァはひっこんでればぁ~」
「ババァ!?」

 というような調子の醜い争いが何か面白かったです。2人の言い争いは本編で見たいなーと思っていたので嬉しかったです。今回も画像が声と合っていて良い感じでした。最後のエヴァとゆかいな仲間達的カットが何かシュールで思わず笑いが。違うジャンルのアニメに見えなくもないです…。
 公式もようやく自重し始めたようでちょっと安心でした。本当公式の予告が面白いので本編を見ている人は是非チェックを!最近は予告のために本編を見ている感じがします…。