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コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

Fate/Zero 第8話 「魔術師殺し」 感想

2011-11-20 02:22:41 | Fate/Zero(2011秋-2012春)

 今回は森での戦いが決着に。色々なところで起こる戦い。最終的にどう収束していくのでしょうか。切嗣が「魔術師殺し」と言われる理由も分かったりと、盛りだくさんな1話でした。今回はセイバー陣営大活躍でした。特にアイリ・舞弥の女の戦いが熱かったです!綺礼との戦いは見応えありました。八極拳強すぎ~と思わずツッコミたくなったり。
 

 今回は森での戦いが一段落。セイバー・ランサー対キャスター、切嗣対ケイネス、アイリ・舞弥対綺礼と、色々なところで戦いが展開されました。どの戦いにもセイバー陣営がいたりと、セイバー陣営頑張りすぎです~。戦闘シーンは本当にお見事でした。特に舞弥対綺礼戦のアクションには感動してしまいました。リアルに動きすぎ…! 
 というわけで今回はセイバー陣営の見せ場が多かったです。やっぱりセイバー以外の面々もみんな強かった…。結果、セイバー陣営はそれぞれ健闘します。特にアイリと舞弥頑張った…。ここまで観ていてイマイチパッとしないなーとちょっと感じていましたが、今回の皆の活躍ぶりをみて、やっぱりセイバー陣営が主人公なんだなと再認識しました。
 戦いはキャスター、綺礼、ランサー陣営が撤退したことで収束。今回の戦いでもリタイアした陣営はありませんでしたが、ランサー陣営はケイネス再起不能と致命的なダメージを…。この先ランサー陣営のキャラ関係がどう変化するか気になるところです。愛が絡むと色々厄介なことになりそうな予感が…。
 また今回ライダー、アーチャー、陣営の出番はなし。この三陣営好きなので、陣営の出番がないとやっぱり寂しいものが。また次回を心待ちにしたいと思います。

 では以下個別感想。セイバー陣営、用語が多すぎて参りました…。


・衛宮切嗣(セイバー/アーサー王)

 今回一番見せ場が多かったのは多分セイバー陣営。今回セイバー陣営は皆戦っていました。
 今回切嗣はケイネスと戦い、勝利。勝負を決めたのは今回のサブタイにもなっている「起源弾」。そして切嗣一番の見せ場はこの「起源弾」を放つシーンでした。というわけで切嗣が「魔術師殺し」と言われる理由が今回遂に明らかにされました。
 切嗣の持つ起源弾。この魔弾で撃ち抜かれた者は切嗣の起源である「切断と結合」が発現、全身の魔術回路をズタズタに。これを食らった魔術師はほぼ間違いなく再起不能になるという恐ろしい魔術です…。
 しかも優秀な魔術師ほど効果を現すということで、これを撃たれたケイネスは…。撃たれて血を流し苦しむケイネスの姿がとても惨かったです…。そしてここの作画の迫力は本当に凄かったです。
 起源弾が決まった瞬間、笑みを浮かべる切嗣が良い感じでした。ケイネスは気の毒でしたけど…。切嗣が魔術師殺しと呼ばれる理由がこの一話を観てよく分かりました。魔術師にとってはもう恐怖の力なんじゃないかと…。

 またこのシーンで切嗣の魔術師の師匠として、ナタリアが登場。zeroはあまり新キャラが出てこないので新鮮でした。といっても出番は過去のキャラなのであまりありませんが…。
 起源弾は魔術師相手には無敵な力のようですが、切嗣の骨が仕込まれているので使える弾は66本ぐらいしかないようで、ここぞという局面でしか使えない必殺技のようです。切嗣が魔術師殺しと呼ばれていてもこれまであまり説得力ないなーと思っていましたが、今回見て考えが変わりました!

(アイリ、舞弥)

 セイバー陣営の戦い、中でも見入ってしまったのがアイリと舞弥が綺礼に立ち向かっていくシーンでした。同じように想う相手を守るために戦うという、まさしく女の戦いです。しがらみを抱えつつも、二人が結束して戦う姿はとても輝いて見えました。
 アイリが錬金術で鳥形の武器を使うシーンは原作の挿絵を観た時から、アニメで観たいなーと思っていたので、アニメでこうして観れて嬉しかったです!思った以上に綺麗でした…。
 舞弥対綺礼の戦いもアクションがリアル、そしてスピーディに描かれていて感動してしまいました…。これがTVアニメというのが驚きです。
 結果、負傷しつつもアイリ・舞弥は綺礼を切嗣に会わせずにすみました。綺礼に最後かなり傷めつけられましたが…。痛めつけられるシーンは観ていて心が痛みました。アイリが刺されるシーンはストレートすぎて唖然…。
 ですがアイリの怪我はアイリがセイバーの剣の鞘「全て遠き理想郷」を埋め込んでおいたおかげでセイバーがきたことで癒しの力が動き、完治。それからアイリが舞弥を治癒します。ここで1話のセイバー召喚と繋がるシーンが。これにはやられました~。切嗣ちゃっかりしています。これにはセイバーも驚いたようで。切嗣のことをちょっと見直しました。
 そして愛のために共に戦った舞弥に信頼をよせるアイリ。アイリは人間であることに対し、感慨を…。舞弥も今回のことでアイリへの意識は変わったんでしょうか。今回MVPはこの二人だったと思います!


・言峰 綺礼(アサシン)

 今回遂に切嗣に会うために行動を起こした綺礼!ですがその前に立ちはだかったのがアイリ・舞弥のコンビ。最終的には綺礼が勝利しますが、目的は達成できず。引き分けに近いのかもしれません。
 この二人との戦いは最初、綺礼の圧勝かと思っていましたが、アイリ・舞弥も結構頑張っていたと思います。でもまさか木に縛られてどう術を破るんだろうと思ったら、まさか木を気の力で倒してしまうとは…!八極拳、どれだけ強いの~とついツッコミを入れたくなりました!綺礼恐るべし。今回ある意味一番驚いたシーンでした~。
 今回切嗣に会うために行動を起こした綺礼ですが、結局今回はアイリと舞弥の妨害にあい、目的を達成することはできず。アイリ・舞弥に傷を負わせるシーンは綺礼の非情さが際立って見えました…。このシーンで綺礼も強いんだなと再認識しました。Fate/stay nightに通じる何かが見えた気もしました。
 あと走って撤退する綺礼がなんだかかわいく見えて困りました。なんであの走り方~。普通に歩いて撤退した方がかっこいいのではないかと思いましたが、あれはあれで綺礼らしいのかも。
 また切嗣が自分と同じ虚無な人間だと思っていた綺礼でしたが、今回アイリと舞弥と戦ったことで、切嗣は自分とは違うんじゃないかという疑念が芽生え始め…。それでも綺礼は切嗣を追い続けるのでしょうか。二人の関係がそろそろBL的にしか見れなくなってきました…。


・ケイネス(ランサー)(ディルムッド)

 今回一番被害を被ったのはランサー陣営。なんとケイネスが切嗣の撃った弾丸「起源弾」の効果のせいで、肉体と魔術回路を破壊され、ほぼ死にかけ+戦闘不能状態にされてしまいます…。人間的にも魔術師的にも。効果が優秀な魔術師ほど効果的というのがまた皮肉ですね…。優秀な魔術師でも戦いに勝てるとは限らない…今回の聖杯戦争の戦いの厳しさを象徴する出来事のように感じました。そしてケイネスがこの聖杯戦争、一番の犠牲者な気が…。
 そんな死にかけのケイネスを救ったのはやはりランサー。ランサーはセイバーをたて、騎士道を貫くために、あえて切嗣を殺さずに撤退します。聖杯戦争的には甘いですが、切嗣に一矢報いることはできたのかもしれません。このシーンのランサーはとてもカッコよかったです~。他の作品だったら主人公になれるキャラと思います。


・雨生龍之介(キャスター)

 今回はセイバー・ランサーに追い詰められて終わりという印象。やられ役で終わってしまった印象があります。とにかく今回もキャスターどアップなシーンが怖かったです…。


 次回は「主と従者」戦闘不能状態に陥ったケイネス…。もう戦えそうにないように見えますが、この後どう出るんでしょうか。次回はランサー陣営に大きな動きがありそうです。
 あとライダー陣営の出番もありそうで期待!今回出番がなかったぶん、何かしてくれそうです。


 ではまた次回に!

 



3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (あるるかん)
2011-11-21 17:07:58
マーボーがアイリを刺す時に、あえて口を抑える形になるように抑え直していたように見えましたが、あれって吐血させずに体内に血を溜めて気管に詰まらせようとかって考えていたんですかね?だとしたら切嗣より質悪いですね…


マーボーはあんな超人的なこと(腕を盾に機関銃を防ぐなんて悪夢ですよ)をしたのに、走りかたが普通ですね(笑)。
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Unknown (Unknown)
2011-11-22 00:28:06
綺礼がアイリの口を押さえたのは単純に悲鳴を出させない為かと。
アイリの悲鳴で切嗣が来るかも知れないし、切嗣じゃなくても別の敵が来る可能性もありますし。
何より一応隠密行動しろ、って言われてますから。
銃弾を防いだのは服自体が丈夫なのと、綺礼の物質硬貨魔術の効果ですね。
だから別に腕じゃなくても防げました。

後、綺礼が木を折ったのは気じゃなくて寸勁と呼ばれる発勁の一つです。
足元の描写があったのはこれの説明なわけですね、わかり難いですが。
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綺礼強し! (osafumi)
2011-11-24 18:27:02
宗一郎と戦わせてみたいですね~
シエル先輩みたいに黒鍵も繰り出すし!

アイリはもはや女神ですね。Zeroの登場人物の中では、一番まともな人間じゃないでしょうか。

前回のレスで、切嗣のことを「科学サイド」なんて書いてしまいましたが、しっかり「魔術サイド」だったんですね。
この師弟コンビの話も観てみたいです。

Zeroランサーの声は、緑川さんで正解ですね!
男の私が聞いても、ほれぼれしますよ。
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