いよいよ配信開始になった俺妹。間に色々な冬新アニメをはさんだせいかかなり久しぶりな感じがしました。TV放送版ではノーマルEDみたいな結末を迎えた俺妹ですが、これからのエピソードではトゥルーEDに向けて話が進んでいきます。もしあの時京介がアルバムを見なかったら…?一体どんな方向に話が広がっていくのか、これからが楽しみです。
とはいっても分岐するまでは、大体前の12話と同じように話が進んでいきます。なので後半途中まではほぼTV版の12話と同じです。
違うのは京介が妹モノのエロゲーを買いに深夜販売に行った時の話の帰り方。TV版同様、深夜販売に並びどうにかゲームを購入することができた京介でしたが、このルートでは販売の列が混んでいて終電に間に合わず、ピンチに…。帰るには始発を待つ必要がありました。ですが電話で桐乃が落ち込んでいるのを知ると、京介はこの日にどうにか帰ると決意!
「なんとかする!
どうにかして帰るから、起きて待ってろ!」
桐乃にはどうしてもこの日ゲームをやりたい理由があるようでした。
そこで京介は近くにいた熱狂的な妹ゲーマニアな男性から痛チャリを借りようとします!ようやく部長の出番キタ―!TV版ではこのシーンがなく残念でしたが、ようやく…。やっぱり配信版まで出番が温存されていたんですね。原作でも面白いと感じた話だったのでようやく見れてちょっとうれしいです。
そうして必死に妹のためにその自転車が必要なのだと頼み込む京介。土下座までしてしまいます…。最初はそんな京介に戸惑っていた男性でしたが、その熱意が本物+妹のためだと知ると、男性は快く京介に痛チャリを貸してくれることに――。男性は京介が同じ趣味を持っていると思い込んでいるようでしたが、同じ趣味を持った人との結束力は、たとえ見ず知らずであっても妙に強いんですよねー。ちょっと心が熱くなる?エピソードでした。に、しても外でゲームをやろうとするってすごい猛者すぎる…。ある意味男です…。自分には到底まねできません…。そういえばこの自転車どうやって返したんでしょう。
そうして京介は全力で自宅へ急ぎます!痛い視線にも負けず走り続けます…!こんな兄がいて、桐乃は本当幸せ者だと思います。
そうして帰ってきた京介からゲームを受け取った桐乃、うれしそうですー。桐乃も今日は素直にお礼を。素直なのは良いことですが、やっぱり何か理由がありそうな感じがしました…。
その後桐乃は京介に一緒にゲームをしようと誘ってきます。京介も応じることに。ここも前回と同じようにここも進行していきます。エロゲー関連の話は相変わらずきわどすぎる会話です…。兄妹でこんな会話した日には、もう気まずすぎてどうしたらいいか分かりません…。
で、いよいよまたルート分岐する時が――。今回京介は前回と逆の選択肢の、
1.見ない
を選びます。これでどう変わるのか、気になりました…。
TV版ではアルバムを見せることで、2人が揉めたりしましたが、こっちのルートでは平和に話が進んでいきます。桐乃もこっちのルートだと、何かを受け入れたのかどこか落ち着いたように見えました。
ですがこっちのルートでも桐乃の意外な話が明かされることになります。
「じゃせめてこれだけはみて」
そうして通信簿や記念品など、思い出の品を見せる桐乃。そこには桐乃が陸上をはじめた理由がつまっていました…。小学校の頃の通信簿を見せる桐乃。今はスポーツ万能な桐乃でしたが、昔意外にも桐乃はあまり運動が得意ではなかったようです。ですが何かをきっかけに、桐乃はがんばって早く走れるように努力をするようになったようです。体育の評価は最初がんばりましょうでしたが、それは次第に好評価に…!京介もそんな桐乃の意外な一面を知って驚いたようです。京介もそんな桐乃への認識を改め、努力を重ね、頑張り続けてきたことを褒めます。桐乃の努力は本物でした。
そして桐乃のコレクションを守るようにお願いする桐乃。京介もそれを約束します。
「俺はお前の兄貴だからな、
しょうがねえ」
こうして和やかな時が流れ、最後の人生相談が終わろうとしました…。京介が部屋から出て行く時がなんだか違和感が…。
桐乃も何か心残りがありそうな感じでしたが、そのまま京介を見送ります――。桐乃はアメリカに行くことをこの時間の中、決意したようです。
そうして桐乃は京介に何も告げず、アメリカへと旅立っていきます――。
「じゃあね、兄貴」
「そうして俺の妹はいなくなった…」
こうしてトゥルーEDでは京介は飛行機のチケット(桐乃の海外留学)に気づかないまま部屋を出て行ってしまいました――。グッドED、ノーマルEDの違いは桐乃が海外に行くか、行かないか、その違いでした。
翌日。桐乃は本当に京介に何も知らせないままアメリカへ旅立ってしまいました…。桐乃がアメリカへ陸上留学したこと、桐乃がモデルの仕事を頑張って留学資金を稼ぎ、両親を説得したことなど、両親から説明はありましたが、自分に何も告げず行ってしまったことに京介は動揺し、ショックを受けていました…。
桐乃がいなくなった後、京介の心にぽっかりと穴が…。京介はただここで桐乃を応援することしかできませんでした…。
「頑張りやがれ、馬鹿野郎…」
そうしてそのまま時は流れ、4月、京介・麻奈美は2年生に――。真奈美と一緒に登校します。桐乃がいない中、時は何事もなかったように過ぎていきます。
が、その途中で京介は前に歩いている生徒が黒猫だと気づき、声をかけます――。
「おはようございます、先輩」
なんと待っていたのは同じ学校の制服を着た黒猫でした!黒猫もこれを狙っていたようです。京介への呼び名が変わると言っていたのはこのためだったんですねー。黒猫はこれから京介の後輩になるわけで。一体ここからどんな展開に…!桐乃海外留学に、黒猫京介の学校に入学と、思わぬ新展開になってきたところで次回へ続きます――。
今回のEDイラストはコヤマシゲトさん。かんざき・織田さんのHEROMAN繋がりでしょうか。線もですが、オレンジ色の塗りが良い感じで印象に残りました。
ちなみにTV版最終回のグッドEDはアニメオリジナル展開ですが、このトゥルーEDは原作準拠展開です。この展開には原作を読んだ時はかなりびっくりしたのを覚えています…。TV版のEDもあれはあれでいいかもと思いましたが、黒猫の入学などやっぱりその後の展開の盛り上がり的にもこっちルートの方がいいですねー。トゥルールートだとこの後色々なイベントが起こって面白くなっていきます。特に学校関連のエピソードが楽しみです。とにかく黒猫無双!といいたくなるほど、黒猫の出番が多めになるので黒猫ファンの方は期待して下さい!桐乃ファンの方にはしばらく耐えてくださいとだけ言っておきます…。
でも次の配信はいつになるんでしょうか…。あまり期間が離れすぎると、作品熱が冷めてしまいそうで心配です…。とりあえずこのままいくとあと2.3話はあると思うのですが、化物語や俺妹のこれまでのスケジュールの話を聞くと、そのまますんなりいくとはどうしても思えないんですよね…。とりあえずスタッフの皆さんの頑張りに期待しています。
ではまた次回の配信に!