コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

TARI TARI 第8話「気にしたり思いっきり駆け出したり」 感想

2012-08-19 23:59:44 | TARI TARI(2012夏)

 紗羽が落馬して病院に運ばれると、ヒヤリとしたところで終わった前回…。紗羽は無事だったのでしょうか…?そこからの切り替えの早さにびっくりしました。今回は一人ではなく、みんなで何かやることの大切さを改めて教えてもらった気がします…!
 



 前回馬から落馬して病院に運ばれた紗羽…。ですが軽傷、栄養失調と命に別状なし前回の引きは一体…。
 ですが今回の事故の影響で流鏑馬の出場は欠場に。紗羽、自分で自分の首をしめたことに…。やることがなかなか上手くいかない紗羽、流れを変えることはできるのでしょうか。
 母親に競馬学校の入学資格について話す紗羽。前回気にしていたのは体重制限、身長制限のことでした…。どっちも成長した紗羽にはどうしょうもなく…。紗羽は夢を目指す前から大きな壁にぶち当たっていました。悲しむ紗羽ですが、父親は違う夢を目指せと無神経発言。これはひどい…。これでますます親子関係も悪化、一体どうやったら収集つくのか、この時点ではさっぱりでした。

 


 

 学校。いつも練習で使っていた音楽室が、声楽部に占領され合唱部の面々が困っていました。声楽部、やっぱり性格悪すぎ…。

「そんなことも知らないから、
 お遊びと言われるんでしょ?」

 文化祭前ということで、どの部も部室確保が難しくなっているようですが、またもや教頭の指示…なんだかうんざりします。
 そんないい気になっている声楽部に紗羽ブチ切れ。良いか悪いかは別にして教頭の言いなり発言にはちょっとスカっとしました。
 ですがエスカレートしていく紗羽を放ってはおけず、紗羽を連れて外に出ることに。合唱部はなんでこう次々とトラブルが…。



 練習する場所を求めて、ウィーンの家に行く事になった面々。行く最中に来夏はまだ紗羽の悩みが恋の悩みと勘違いし、励まそうとします。和奏まで~。和奏もどんどん合唱部に馴染んでいっているようで。
 そうしてウィーンの家に到着。ウィーンの家は大きい屋敷!おじいさんの家だそうです。そしてウィーンの部屋には数話前、冒頭の回想に出てきたあの戦隊ヒーローの人形が!それに触ろうとする来夏ですが、ウィーンは激しく拒否!


「それはだめ!!」


 いつも穏やかなウィーンですが、大事なものだとそれにこだわりがあるようです…。レッドがないのはオーストラリアの女の子の元に置いてきたから。ウィーンと女の子の関係気になります。

 またウィーン家にピアノはあったものの、埃を被っていて、調律もされておらず、ピアノは使えず…。この日は練習中止に。
 紗羽は乗り気ではなく、そのまま帰ろうとしますが引き止められ、ここで事情説明。事情を聞いた和奏は自分の経験を思い出しつつアドバイスを。


「少し離れてみたら」


 ですが今の紗羽には届かず紗羽、和奏達に八つ当たり。なかなか思うようにはいきません。音楽とお母さんの思い出を思い出し、涙を流す和奏…。
 音楽をやめてお母さんがに会えるならやめてもいいと言う和奏ですが、それが叶わないと既に知っていて…。夜、馬小屋で考えこむ紗羽。答えは見つかるのでしょうか…?

 



 翌日、紗羽は学校をお休み。そんな中、教頭からまた文化祭のステージ参加を辞退するように指示が。なんか合唱部のやることは全て教頭に否定されているような…。先生が何でもかんでも否定していいものなんでしょうか。
 ですが来夏はその教頭の指示をきっぱり断り、参加を表明。ですが教頭の矛先は和奏にも。普通かに転入したのに合唱部に入部した和奏を責めているようでした。
 それに対し和奏は一人ではなく、色々な人がいて、気持ちがぶつかったり、すれ違ったり、楽しかったり、苦しかったりして、何かすることができると語ります――


<本当に綺麗なハーモニを奏でるのは
 私一人じゃできないもん

 楽しいでしょ
 人がいるっていいよね>

「そういって
 全部一人でできてしまうのが
 あなたじゃない…」


 その和奏の言葉に、和奏母の姿を重ねる教頭…!一人で何でもやり遂げる和奏母に大して、何かしがらみがあったようです。教頭が来夏のような存在にキツくなったのもこの過去が影響しているんでしょうね。
 来夏も皆の力を借りればほんのちょっと動かせるようになったと、引き下がらず!そこで教頭はメインステージ参加者選考会に参加するように指示を出します。しかも今日~。いきなりすぎます!

 



 そこで来夏・和奏、大慌てで紗羽へ連絡。そんな状況でも男2人は割と冷静。意外にこういう時しっかりしているのかも。
 和奏は自分が悩んでいる時、気にしてくれる人がいて嬉しかったと、紗羽に気持ちをメールで伝えます!和奏らしい真っ直ぐな気持ちが込められていて良かったですー。

 その頃紗羽は家でゴロゴロ。髪を結わえていない紗羽、イメージがいつもと違っていて良い感じでした。
 悩んでいた紗羽ですが、父親が電話しているのを見て…!なんと紗羽父は父親は競馬学校へ電話していました!紗羽父も紗羽の夢を叶えようと必死に。条件を満たしていないと断られても、引き下がらない紗羽父。似たもの同士だったのかも…。地獄に落とすとか坊主恐るべし。どうやら仲直りできそうです。TARITARIの家族話は良~。
 それから紗羽が電話をとろうとした瞬間、また着信が!部員達も紗羽に歌で何かを伝えようとします!


「紗羽のこと気にしているから!」


 いきなり歌い出す来夏!相変わらず予測不能~。和奏、大智、ウィーンもノリノリ。それぞれのキャラソンっぽくて良いかも。
 その部員のメッセージは紗羽に届き、紗羽も審査に駆けつけることに!


「お願いサブレ、急いで!」


 しかも馬で公道を走ります~。これは随分思い切った行動…。馬で道路を走る…とても不思議な光景でした。でも今の紗羽の気持ちがストレートに伝わってきて良かったです。観ていてすっきりした気持ちに。


 ですが間に合うかはかなり際どく…。しかも審査の順番一番目とか何かの策略としか…!時間稼ぎをしようと非常ボタンに手を伸ばすウィーンに笑。確かに非常時ですが、これは確かにいけません…。ですが教頭に電話がかかってきたことで、時間稼ぎに。和奏、たくましすぎる…!
 そうして色々重なり、紗羽ステージへ!


「間に合った!」


 そしてその流れでEDへ!5人で歌い出します!EDへの流れが相変わらず素晴らしい…!このままEDでも歌い出すかと思ったのですが、いつも通りでした~。

 Cパートでは紗羽が馬のサブレをどこに置いてきたのか明らかに。紗羽はなんと駐輪場にサブレを置いてきました…!この状況では適切だとは思いますが、なんだかシュールです~。

 こうして紗羽編、ひとまずおしまい。紗羽が学校に行くまでの流れがちょっと無茶な展開じゃないかと思わなくもなかったですが、アニメだからいいじゃないかということで。進路問題に関しては後の回で触れることもある…はず。今回は一人ではなく、みんなでなにかやることの大切さを教えてもらった気がします。みんなでやることで、一人以上の何かをすることができるはず…。

 


 

 次回は「白くなったり赤くなったり」ステージ衣装の打ち合わせっぽいことをしていたりと、予告的に合唱部は予選を通過したんでしょうか。ウィーンが何をしようとしているのか気になります!ここまでウィーンに関してあまり明らかになっていない部分が多いので、どう描かれていくのか楽しみです!戦隊ヒーローが何か話に関わってくるようですが…?予告→提供の流れも面白かったです。カレー嫌だ!はそう繋がるんですね~。

 ではまた次回に!