コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

GIANT KILLING(ジャイアントキリング)#259 モーニング36.37号 感想

2012-08-18 03:40:34 | GIANT KILLING (原作感想)

 前回遂に逆転したETU!ETUと千葉、差はどこにあったのでしょうか…? ETU対千葉戦、今回で遂に決着。勝利したのはどちらのチームなんでしょうか…? 今回はゴールに喜ぶETUの面々の様子が観れて嬉しかったです~。あと村越マジキャプテン。
 どうでもいいですが、最近は暑くてパソコンの前に行くとヘトヘトです~。早く夏…というか湿気どっかいってくれないでしょうか…。
 



 前回ガブリエルからパスを受け、ヘディングシュートでゴールを決めた村越。今回もう一度その瞬間が描かれるのですが、やっぱり村越のプレーは迫力があります…!
 そうしてゴールを決めた村越。いつものようにゴール直後には間が。この間があると、やっぱりドキドキしてしまいます…!
 で、その間の後にETUサポーターや選手のどよめきが!


「村越――っ!!!」
 

 ゴール後のシーンはいつも熱気があって凄いですねー。選手達(ほぼ全員な勢い)も村越に駆け寄ります…!さすがはミスターETU、そしてキャプテン。見事なゴールでした!
 他の選手と同じように駆け寄るガブリエル。そんなガブリエルのアシストを称える村越。ゴール後で興奮しているということもあって、気迫もいつも以上に…!
 

「ナイスアシストだ!!
 ガブリエル」


 村越の気迫にガブリエルタジタジ…。それに驚く清川。ガブリエルもビビることがあるんですねー。
 そしてこの町内会の面々も、このゴールでサッカー観戦する楽しみを思い出します!そして賑やかに村越やETUの選手達を応援する町内会の人々。いつもとスタンド席の様子が違うことに黒田、村越も気づきます。ですが村越もこの雰囲気を気に入っているようで…
 

『なんだか懐かしいな…
 こういう雰囲気は……』


 スタンド席の様子を観て、昔の応援風景を思い出す村越――。ピッチへ駆けていく村越のコマはジャイキリ最初の頃の村越の回想を思い出しました。良い流れです。これからもこの雰囲気が続けばいいなーと思いつつ。

 


 

 試合を見守る藤澤さん。千葉の動きを分析していました。千葉は戸倉・土橋の2人を一気に交代、勝負をかけます――。この交代で何故ミルコビッチ監督が今まで動かなかったのか疑問に思う藤澤さん。そのことに関して藤澤さんはこう考えます。


『選手の能力を信じ
 自主性に懸けたような
 時間だった…』


 ですがこの試合千葉の選手達はミルコビッチ監督の期待に応えることはできず…。でも藤澤さんはそれでも千葉の調子が決して悪いものではなかったと考えます――。
 失点後の千葉の選手達。失点はしてしまいましたが、まだ士気は下がっておらず、切り替えて攻めていこうという雰囲気が。千葉の選手は焦りつつも、やる気は失っていませんでした。
 またETU側も逆転しつつも、まだ安心という雰囲気ではなく、次のチャンスを作るにはどうしたらいいか打ち合わせをしていました。攻撃のチャンスを狙っていたりと、若手選手はまだまだ元気なようです。ジーノの一言が冴えています!


「まあ若者は走れってことだよ
 青春映画みたいにさ」


 そして村越もまた気は抜けていませんでした…!


「いいか
 俺達はチャレンジャーなんだ!!
 リードしたからって
 それが変わるわけじゃねえ!!

 審判が笛を吹くまで
 頭と足を動かすことを…
 目の前の壁に挑むことを…
 絶対に止めるんじゃねえぞ!!」


 村越の気迫がまた凄い…!試合の最後の最後まで気は抜けないようです。村越のこのセリフ、なんだか達海っぽいような…。村越も達海のことを認めつつあるのでしょうか。

 そうしてETUも気を引き締めてまた試合へ。ETUまだまだやる気満々です――。
 そんなETUの気迫に圧倒される藤澤さん。ETUの気迫が千葉の上をいっていると感じているようでした。


『1点取ってホッとするでもなく…
 まだまだチームの連携を高めることに
 飢えているような…

 2チームの間にあるこの差は…
 きっと残り20分では埋まらないわ…!』


 
 ここからは後半残り20分間の様子が描かれていきます。20分もあればまた試合がひっくり返ったりするのではないかと思いましたが、このまま試合は続き。途中シュートされてしまう局面もありましたが、それもしっかり防ぎます。

 そうして試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き、試合終了――



「試合終了――っ!!
 2対1
 ETU逆転勝利――っ!!!」



 長かったような、短かったような千葉戦、こうして終了です!そして勝利の喜びに湧き上がるETU関係者、観客達!!相変わらず優勝した時並の活気ですー。でもやっぱり勝利した瞬間はたまりません~。
 



 ETU勝利で湧き上がる場内。そんな中、千葉の戸倉はミルコビッチ監督に対し、成果をあげられなかったことを悔み、落ち込んでいました…。
 ですがそんな中、戸倉に声をかけたのがミルコビッチ監督。相変わらず辛辣なミルコビッチ監督でしたが、選手の寿命は短い、学べる時に学んでおかないといざという時にピッチに立てないと、戸倉へ指導。ですがいつもよりその言葉はどこか暖かに感じました。

 

「脚を上げろ
 落ち込んでいる時間ほど
 無駄なものはない」

 

 厳しい言葉ばかりなミルコビッチ監督ですが、その言葉は決して間違っていませんでした――。ミルコビッチ監督も良い監督なんでしょうね。
 そして千葉もこれから、というところで今回はおしまい。


「その目に勝者の姿を焼きつけろ
 そして奴等との違いが何かを考えろ」

「時間というものには限りがある
 学べるうちに学べ」

「はい」


 そのミルコビッチ監督の言葉を噛み締める戸倉…。敗北してしまった千葉ですが、選手達の成長に繋がる試合だったようです。そしてETUも更なる高みに…。ETU対千葉戦、成長について色々考えさせられることも多い試合でした。
 

 こうしてETU対千葉戦は
 2対1でETUの勝利に!



 前半の段階では千葉優勢で、ヒヤヒヤしながら読んでいましたが、後半で見事盛り返して安心しましたー。ETUは後半に強い気がします。
 



 次回は今回で千葉戦も終わったということで、また次の試合へ向かって進むのでしょうか。後半戦もはじまってしばらく経ったことで、そろそろ強豪チームの相手と戦って欲しいです。あのチームとの対戦、地味に期待し続けているんですが…。
 あとサポーターサイドの話が千葉戦が終わり、どう変化していくのか気になります!山さん親子とスカルズのヤンキーの関係が修復された今、どうなるかはすべて羽田次第な気がしますが…。今回のような応援がまた見たいです!

 ではまた次回に!