コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

花咲くいろは 第6話「Nothing Venture Nothing Win」感想

2011-05-09 02:40:42 | 花咲くいろは(2011春夏)

 今回は緒花達が喜翆荘で新しいことをしようと頑張る話。コンサルタントの川尻が出るということで真面目なビジネス路線の話になるのかなとよそうしていましたが、ちょっと違っていました…。チャイナという発想はなかった…。そして良い最終回でしたー。


 はじめは緒花達が給料を受け取るところから。緒花の給料は色々さし引いて2万円…。その金額を見て固まる緒花。菜子はそんな緒花を見て不安になりますが、予想外にも緒花大喜び!どうやら東京にいるときはいくら家事をこなしてもお小遣いは年齢×500円ということであまりもらえていなかったようです。そうなるとここにくる直前までは約八千円ということに。高校生の時お小遣いが五千円だった自分から見れば結構もらっているように見えますが、家事をあれだけしてこの値段だとすると高く感じるのかもしれません。でも初めての給料はやっぱり嬉しいですね~。

 いつものように掃除する緒花達ですが、そこにこの旅館のコンサルタント・川尻崇子がいつもの赤い車にのってやってきますー。

「おはようダメ旅館、
 おはようダメ旅館の従業員!」

 コンサルタントの仕事しにきた崇子。ですがスイは崇子に会おうとせず…。スイは崇子がしようとしている改革があまり好ましく思っていないようです。

 それから従業員でミーティング。喜翆荘を立て直しにきたと語る崇子。でも皆振り回されるのに慣れているようでうんざりです…。仲居と厨房で代わりばんこなんですねー。
 そうして協力することになる緒花達でしたが、出されたアイディアは仲居の衣装の一新というアイディア!崇子の持ってきた衣装がどれもキャバクラの衣装みたいな件…。メイドとかならありかと思いましたが、これはないですね…。なんだかまたサービス展開に…。新しいことをしようとする姿勢は良いとは思いますが、ただ新しいことをしようとするだけというのはどうなんでしょう。
 そんな話を聞く緒花の方を見つめる徹。緒花の方を見ているように見えましたが…?そのことを「バカ…」と民子も気にしていました。やっぱり今の時点では民子不利なようで。

 それから強引に押し切られ緒花・菜子はチャイナ服を着ることに~。恥ずかしがる緒花達ですが、これはこれでいいかも。
 そして早速お客さんをお迎えすることになりますが、お客さんもびっくり~。しかもお迎えするのは家族連れ三人でした…。これで奥さん、娘さんどん引き…。あまりありがたくないサービスだったようです。
 その後あやまりに行ったことで落ち着きますが、なんだかグダグダ展開です…。


 学校に登校する緒花達。菜子はチャイナ服をまだ恥ずかしいようで。照れる菜子かわいい…。今回の菜子はいつも以上にかわいかった気がしました。早くも失敗してしまった改革ですが、緒花は意外に乗り気に。そしてどうしたらいいのか緒花も考えようとします――

「挑戦はいつも報われるわけじゃないのかな…?」

 後半。旅館に急いで駆けていく3人。そんな中帰る崇子の姿が。スイも崇子を「不要だよ」と厄介払い。今回の崇子の出番はこれで終わり。崇子メイン回で、最後に何かしてくれると思っていましたが、違っていたみたいです。改革はあまり上手くいかないようです…。
 崇子について話す緒花達。旅館の経営は結構やばいようで…。今の状態でもこれなのに最終回大丈夫なんでしょうか…?
 そんな会話をしている中、1日が終わり、皆帰っていきます。その後緒花は静かになった旅館で改革を推し進めようとしている縁に話をきこうとします。崇子の改革が上手くいかず縁は凹んでいました…。ですがそんな縁を緒花が励まします!

「元気出せ!ですよ
 きっといつか上手くいきますよ」

 そんな緒花の言葉に縁も姉=緒花母を思い出します――。事態は何も変わっていないものの、縁もちょっと元気になったようです。こういう時緒花の元気は頼りになりますねー。
 寝ながら民子に改革のことを相談する緒花。緒花は徹にコスプレ受けるんじゃないと民子にアドバイスしますが、ホビロンとむくれてしまいます。民子のチャイナも見てみたかった…。
 それでも緒花は何かしようと決意。色々な重みを感じました…。

『私にできること、見つけなきゃ…
 だってこのままじゃ2万円を
 胸張って喜べない』

 翌日の朝。緒花はスイに崇子の話を。説得してまた新しいことをしようとしますが、チャイナのスリットの話で追い出されてしまいます~。チャイナという問題じゃないような…。これは当然の結果だったのかも。

 そこに豆じいが緒花をある部屋へ案内します。歩く中、豆じいもスイのフォローなのか、スイも景気はあまりよくないことを分かっていると話します。スイもスイで色々考えているんでしょうね…。
 そうして緒花は着物がたくさんある部屋に案内されます――。その着物は昔スイが着ていたもので、どれも綺麗な柄でした。そこに菜子もやってきて着物の着せっこに!何か新しいことが始まりそうです――。

 そして緒花と菜子は着物姿にエプロンで仲居の仕事をしようとします!これならありですね~。菜子もこれなら恥ずかしくないようです。これには厨房の面々はじめ、従業員も驚き。でも家族連れはじめ、お客さんにも好評のようです。
 そんな中、年配のお客さんからスイの昔のエピソードが。昔スイも着物をきて仕事をしていたようで、懐かしいというお客さんも…。しかもスイも新しいことをしようと着物にエプロンで仕事しようとしていたとか!そして旦那さんに止められるという…。やっぱり緒花とスイも確かに血が繋がっているんですねー。スイにも昔こんな時があったんですね…。和むエピソードでした。
 そうしてお客さんを無事見送ることができ、喜翆荘に歴史ありと成功に浸る緒花と縁ですが、スイにお辞儀を注意されてしまいます~。でも服装に関しては指摘なし。スイもスイで思うところがあったようです。
 でも結局緒花は最後にはいつもの仲居の作業着に。今回のことが少しでも旅館の未来に良い影響を与えるといいなと思いました。また着物メイド姿が見たいですー。


 翌日。現実は甘くないと思いつつも、また1日を明るく過ごそうとする緒花、民子、菜子。そして従業員達の仕事風景が爽やかに描かれていきます――。なんだか清々しすぎて第1部完みたいな感じもしました…。今回が最終回と言われても違和感ないかも。
 でも徹はどこか上の空のようでした。着物を着ていて緒花・菜子と関係が…?やっぱりコスプレ効果あったのかも。そんな徹を見て玉子焼きをぽろっと落とす板長が面白すぎでした~。板長にもこんな一面あったんですね。今後がある意味楽しみですー。

 EDの入り方も良い感じでした!思わずいい最終回だった…と呟きそうになってしまいました~。話も今までで見ていて一番楽しく感じたかもしれません。とにかく文句なしの6話でしたー。
 今回を見てただ新しいことをしようと思うだけでなく、これまで大事にしていたことを忘れず、盛り込むことも大事なのかもしれないなと思いました。今後の喜翆荘もそうであってほしいです。
 でも崇子の問題とか旅館の経営とか問題はまだまだ山積みなんですよね…。それは今後に期待していきたいと思います!


 次回は「喜翆戦線異状なし」巴メイン回でしょうか?今回がいい最終回みたいな感じだっただけに、次回からどんな展開になるのか気になります。サバイバルしている人達が出てきたりして、なんだかカオスな展開になってきそうな予感もしますが…?

 そういえば先週どんと晴れスペシャル観ました。小説家の設定が妙に偉そうな態度をとる+宿泊延長したのに原稿がまったく進んでいなかった+お金持っていなかったと次郎丸そのもので驚きました~。でも結末が最後には改心、いつか宿泊代を返すと約束し、無事本を出版できてめでたしという感じで安心しましたー。次郎丸もいつかそうなってほしいなと思います。
 新しい試みやおもてなしの心とか、花いろを何となく思い出すシーンもあって面白かったです。花いろはやっぱり朝ドラっぽいところがあるなと改めて感じたり。

 ではまた次回に!



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
第6話観ました。 (ひらがなでことみ)
2011-05-10 03:14:59
こんばんわ、ソウキさん。

今回の終わり方がよい感じでしたね。
ほんとドラマチックアニメと言いましょうか。

スイが自分の着物をしまっている天井の部屋を眺めているのが印象的でした。

スイも若い頃挑戦していて、直系血族の血は争えないんですね。

徹のにやけてるところも面白かったです。
緒花に惹かれてるんでしょうか…?

次回のタイトルと予告から、なにか一波乱ありそうですね。楽しみですね!

 ではでは。
返信する
コメントありがとうございます! (ソウキ)
2011-05-16 01:41:39
ひらがなでことみさんコメントありがとうございました~。
今回は本当素晴らしい回ですね。なんだか最終回を観ている気分になりました。
スイのこともちょっと分かってきてよかったです。やっぱり血は争えないようで。
次回はなんだかこれまでの花いろのイメージとは違った話になりそうで楽しみですねー。
一体喜翆荘に何が起こるんでしょう…?
ではでは~。
返信する