さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

サドヤワイナリーに行く

2014年12月03日 | 関東甲信越



いままで何度か甲府に来て、その度に定休日だったり仕事の都合で行けなかったりと
はずしていたサドヤにようやく行けました。



江戸時代は油屋だったサドヤは、明治時代に洋酒店に衣替え、昭和に入ってからは
フランスの葡萄を栽培するようになったという歴史あるワイナリーです。



秋の休日ということもあり、レストランは予約で満員。地下セラーの見学も満員。
しかたなくショップで買うだけだー。

東京のデパートで2500円くらいのをたまに買いますが、1962年ものが30000マソ!
天候に恵まれた年のワインだそうで、飲んでみたひー! しかしなあ…。



帰りの電車でふと外を見ると、なんだコレは??? テーマパークの入り口?

帰宅して早速四方津(しおつ)駅と検索を入れてみる。
(私はスマホなる道具は持っていない)

するとこの長い長いエスカレーターに乗れば(6基乗り継ぐという!)、天上界に
ベッドタウンがあるんだってさ!バブル時代に作られた住宅街だそうで、ここから
エスカレーターを降りて東京に通勤しているのかー。おとうさんたちつらいなー。

おそらく好奇心をもった変なやつらが、上に行って住宅街をブラブラして写真を
撮ったりしているんだろうなあ。龍宮城があって、タイやヒラメの舞い踊り、
さらには乙姫様のダンスショーなんかがあれば行ってみたいのだが、住民のおばさん
たちに「あんたどこの人?」とか睨まれそうw

ちなみにこの森を切り開いた新興住宅地、「千と千尋の神隠し」の冒頭シーンで
使われたとか。最近テレビでやったので、見てみたらまさにそのとーり!



というわけで甲府のおみやげー。

左の瓶詰は、小さなアワビの醤油漬け。500円と手頃な値段なので、けっこう
ブレイクしてるとか。



上の画像の右側の中身ですー。こちらはちとお高い。客人でも来たら開けるかw
甲府のアワビの煮貝は、駿河湾で獲れたアワビを醤油ダレに漬け込み、それを
エッチラオッチラ山を越えて甲府に持って行けば、到着する頃にはほど良く味が
しみて美味しくなるという特産品なのです。

甲斐の国は、武田信玄、そして徳川の直轄地と、政治的な要所でしたからねェ。
近世には町民文化が栄え、学問や遊芸も盛んだったとか。だからいまだに特殊浴場
だのフィリピンパブなんかが多いのかー(^益^;A

      

さあてサドヤで買ったのは!左が「シャトーブリヤン2001キュヴェ・スペシャル」。
ちょっと奮発しました(=゜益゜):;*.’:;

カベルネ・ソーヴィニヨン主体ですが、意外と酸味があって香りが高く、ちょっと
ブルゴーニュのような繊細さ。少し経つとまろやかになってきて、奥行きが深くて
飲み込むと喉と鼻いっぱいにふくよかな余韻が残ります。素晴らしいぞ!

ううう、1962年、なくなる前に飲んでみないといけないのか?



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