さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

西日本の旅は終わる 大分から羽田へ

2023年01月24日 | 九州シリーズ


大分空港で、まもなく離陸。実はここに来るまで大変だった。別府から空港バスで
小一時間かかるのだが、スタートからほぼ満席。ひとつふたつバス停から次の客が
乗り込んでくると、補助席までぎっしりとなる。そのあとのバス停にいる客は当然
乗れない。

次のバスまで1時間待ったりすれば、飛行機に乗れなくなるではないか。なので
運転手がバス停で降りて待っている客に満席だと伝える。会社に連絡をして、タクシー
を呼んでもらう。「このあとタクシーが来ますから。料金は・・・」などと説明する。
バス停ごとにその説明をしている。会社と電話でやりとりして、どのバス停に何人
いるかなどと連絡している。すんごい時間が遅れるんだよ!


なんとか間に合いました。時間のない中で使えなかったクーポン券で土産などを購入。
レジで並んでいる客が多かったのであせる。全国旅行支援には最後まで振り回された
なあー。コレといい、マイナポイントといい、コロナの支援金の申請・配布といい、
日本のお役所仕事はもんのすごくスマートさに欠けると近年実感しておりますw


さてわりとすぐに佐田岬半島。以前に熊本から飛行機に乗ったときに見て、ここに
来なきゃと思って自転車で岬まで行ったなあー。


まん丸の虹が見えました。なかなかレアでしょ?


セントレア空港。行く機会はなさそうだが、とっても印象的な施設だとか?


三河湾にある、左が日間賀島、右が佐久島。


こういう小さな離島に行って、のんびり過ごして酒を飲みたいと考えております。
このブログのカテゴリーにも「離島」なんて作ってみたいな。


おー、浜名湖、うなぎ食ったなあー。


御前崎。


これは見ないとね♪ 富士山をぐるりと一周する旅もよかったなあー。あんときゃ
4泊5日で各所で酒を飲んだのだが、酒を飲まない乗り鉄の友人は日帰りで一周
してました。同じルートでも旅のしかたは大きく違うものです。


大島。空港がくっきり。


おおお、噴火した三原山ー!


おっそろしいなあー。噴火したときは飛行機のルートも変えたのかしら。


さて東京湾に到着。第二海堡が見えました。これは明治時代に造られた要塞。
はとバスツアーとかで上陸できるコースがあるとか?長崎の軍艦島もよかった
けれど、ここにも行ってみたいねェ^^


別府・西日本の旅最後の夜

2023年01月23日 | 九州シリーズ


例によって酒場の開く早い時間に出動したが、「海鮮が評判」という人気店は
まだ客が入ってないのに「予約で満席」。今回の半月に及ぶ西日本の旅は、最初から
最後まで酒場難民だったなあーw おそるべし全国旅行支援。そしてまたクーポンは
使えず。最後までこうだw

というわけで、こちら「くいしん坊」に入ってみたら、これがガラガラ。でも
味わいあって、とってもいい店でしたぞ。


やはり「琉球」は注文せねば。もっと全国に広がってもいい逸品です。

ここは初老の男一人、女二人の店。なかなかいいトリオで、1組はご夫婦かと
思いきや、姉と弟、そして親しい友人の女性従業員という情報は次のスナックで
聞きました^^

ウスラボケた話し方をする面白いおじいさんがカウンターの3つほど横に座っており、
酔っ払ってグダグダと話し続けている。ガラッパチ風の店員おばーさんが相手を
している。じーさんが「マイナポイント申請したけどさ、やりかたがわからなくて、
役所の人が一生懸命説明するんだけど、わかんないんだよぉー。あれ、俺より
バカは絶対わからないぞ?」と言うと、おばーさんは「あんたよりバカがいる
わけないだろ!」と切り返す。

あとから別の初老3人組が入ってくると、じーさんは「あ、最近どこかで会った
よね?」と声をかける。すると「あんたが外で誰かと会うっていったらパチンコ屋
しかない
だろ!」ときたもんだ。いじめてるようで、相手をしてやってるやさしさ
なのです^^;

じーさんはパチンコ屋の話を始めて、「貞子って、恐いんだよぉー!手が出ててさ、
やってる最中にさ、ガタッてなるんだよお。ガタッて!急になるから驚くんだよ。
ガタッて!ガタッてなるの!パチンコ屋に入ると、そこの通路に手がずらーっと
並んでて!ガタッてなるの!ガタッて!」 エンドレスだな、こりゃ(^益^;w


ググりました。こんな台だそうです。。。


大分に来れば「とり天」が定番です。他の客も揃って「琉球&とり天」^^


店長のおばーさんはカウンターの向こうで煙草をスパスパ。でこちらも遠慮なく^^;
こういう雰囲気が合う人にはいい場所だが、合わない人は全然ダメでしょうねーw

じーさんは絶好調で話し続けている。なにせばーさんの厳しいツッコミや俺の笑い
を合わせて、みんなして聞いてるんだからねェ。

「こないださ、おしっこしたあと、終わったと思ってチャックを閉めたら、その
あとにジャバジャバ出ちゃって、ズボンまで濡れちゃってまいったんだよお。
あんなのはじめてなの!ビショビショで!」
と下品な話を始めた。コレどうやって
相づち打ったらいいの?

「これはなんだな、生理になったということだな」
「初潮ですか」と一応相手をしなければw

席をはずしていたおばーさんが戻ってきて、俺が笑っているのを見て「ねえ、何の
話をしてたの?」と聞くので、おじーさんがついに「生理」になったという顛末を
説明すると、露骨に顔をしかめて「バカだね!」と言い捨てた。そして俺に向かって
「ごめんなさいね。別府の人ってあんなバカばかりじゃないのよ」と気遣ってくれ
ました^^; 「いやー楽しくていいですよ♪」


最後の夜なので、かなり酔っ払ってきてたが2軒目に突入。


おばーさんになるにはまだしばらくかかりそうなママさんでしたw
焼酎、ウィスキー、そしてここのレアものの地酒があるというので飲ませて頂きました。
別府歓楽街界隈の話をだいぶ聞いた気がしますが、最後のほうはおぼろげw
そして宿に帰る歩いている途中に緊急事態が発生し、危なく俺もじーさんと同じ
初潮を迎えてしまいそうになったのでした。。。違うか?


別府温泉保養ランド

2023年01月22日 | 九州シリーズ


地獄めぐりを終えて、ふたたびバスに乗って少し山の上へ。


山の上のほうに来ても、あちこちで温泉の湧き出る湯気がモウモウ。


少々年季が入っていますが、俺が別府にまで来た目的のひとつは、ここ別府保養
ランドの温泉に入ることでした。前回来たのはもう10年くらい前かー。


内部は撮影が出来ませんから、公式HPの画像から。ここは広い露天風呂があり、
白い泥湯です。そして硫黄の匂いがたっぷり♪ 毎日風呂に入っているのに、この
匂いは2~3日はとれません。布団に入っていると、ほんのり香るんです^^

湯の下は白い泥。それを顔に塗ったりする人もいます。アイスランドの温泉を思い
出すなあ。ちなみに外の露天風呂は今や珍しくなった混浴。でもしきりの柵が作られ
ており、カップルで入った人たちは柵越しに話をしています。泥湯なので、浸かって
いれば裸は見られません。以前に入ったときは、若い女性たちが首まで浸かって頭に
タオルを乗せ、カルガモの親子みたいに一列になって出てくるところを見ました。


たっぷり2時間くらい泥湯に浸かって、宿に戻ってきました。ちなみに私の泊まる
安宿はこんなふうに海の景色が見られるようなことはなく、風呂も小さいの^^;


宿の風呂にも3回くらい入るので、一日の時間で風呂3時間、酒飲み5時間て、
他にほとんど何もしてないような。。。


肉眼では見えませんでしたが、画像をアップにすると対岸には工場群。


画像を編集していて気づきました。なかなか素敵な眺めじゃないか。


別府温泉 地獄めぐり 3

2023年01月21日 | 九州シリーズ


地獄めぐりもいよいよ終盤、「海地獄」にやってきました。


ここは睡蓮の池が素晴らしい。ここのは熱帯性の睡蓮。原産地はアフリカなどの
熱帯地域だそうです。温泉の地熱があるから栽培できるんですねェ。


熱帯性の睡蓮は、温帯のものよりも色鮮やかだそうです。


池の水もあったかいのかな。


腹が減ってきたが、昼飯を食べるところがどうも少ない。


ラムネと温泉プリンときたもんだ。


これが海地獄。


吹き出しはすごいぞ。これで「海」かーw


温室がありました。


おうおう、きれいです。


熱帯性というだけあって、日本じゃ見ない鮮やかさですねェ。


小さいトンボがとまっていたぞ。


赤池地獄もありました。コバルトブルーのすぐ横に、これこそ最初に見た「血の池」だよ。


さらに白いドロドロも。ここひとつで今まで見たいろんなのが揃ってる感じ。


撮影が難しい。ボコッとなるのが一瞬ですから、それからシャッターをきっても
遅い。だからテキトーに何枚も撮ってると、いつかいいのが撮れるというわけ。
これフィルムじゃ撮れないよねえー。


これで地獄めぐりは終わりです。

↓ 動画も撮りましたので、こちらをご覧ください♪

別府温泉 地獄めぐり


別府温泉 地獄めぐり 2

2023年01月20日 | 九州シリーズ


別府温泉「地獄めぐり」、次は「白池地獄」です。


白というよりは緑では? しかし赤、青を見て次は緑。様々な源泉があるのです。
順番に入りたいなあー。


湯気が出るところはなかなかの迫力なんです。


地熱を利用して、大型の熱帯魚が飼育されていました。なんかグロテスクでデカいぞ。


こいつはゆうに1mを超えています。形もなじみのない変な感じ。この地獄めぐりは、
温泉を見るだけではなくこのように様々な展示があり、土産屋や食べ物屋があります。
なので観光客がワサワサ。


次は鬼山地獄。鬼がいるのか?


いたいた。温泉とは関係ない気がするが。。。


色ではいけないから「鬼」にしたのかな。グワラグワラ湧いてて迫力だからかな。


ワニがたくさんいました。熱川バナナワニ園を思い出すなぁ。


こりゃあ~エサ代が大変そうだね。


「かまど地獄」です。


青い!アイスランドのブルーラグーンを思い出すなー。またいずれ行って、次回
こそはオーロラを見ないとなあー。


赤もある。


ここはまた色合い豊かです。ひとつの宿でいろいろ入れたら、まさに「地獄」では
なく「極楽」ですね。それぞれの色の湯舟にいろんなタイプの女性が入っている
とか♪ イカン、どこかの社長(?)が経費で混浴しまくってたのと同じになっち
まうwww


これが「かまど地獄」か。ボコボコ湧いてます。


係員がここに線香の煙をドライヤーで吹きかけると、モワッと湯気が立ちました。
立ったというよりは、もともとあった湯気が可視化されたのですね。