地獄のファンファーレ

鍵盤奏者、坂和也のブログです。

ZEPP東京2DAYS

2006-03-31 22:21:06 | Weblog
昨日はつじあやのライブ@ZEPP東京でした。来て頂いたみたなさん、どうもありがとうございます。つじさんのライブは去年のツアー最終日の九段会館以来でした。もうみんな勝手知ったる仲なので、当然ながら初めて顔を合わせた頃とは、演奏する上での目標も変わってきます。最近つじバンドで楽しいことは、バンドっぽくなってきたことかな。お互いのやることに対しての反応が速くなったのでやっていて楽しい。スペシャで放映があります。

4/20(木)23:00~24:00
4/21(金)24:30~25:30
4/23(日)18:00~19:00
04/24(土)12:00~13:00

見られる方は是非!

昨日は、
「明日ここでポール・ウェラーなんだよね~」
「チケットないからパイプ椅子の倉庫に明日まで隠れてタダで観ちゃう?」
なんつってたんですよ。そしたら今日昼過ぎに突如知人から連絡があり、チケット余ったからいかが?と。しかも「0円」と!うおお行きます、ってんで、やる側と観る側という違いはあったものの結果的にZEPP2DAYSになったのでした。ライブはね、もうそりゃめちゃくちゃかっこよかった。日本語読めない人の為にもう一回。MECHAKUCHAKAKKOYOKATTA!会場も何度もスパークしてたしウェラーも熱かったし。バンドもタイトで凄いいいロックバンドでした。最高。今回はこれだけ盛り上がりゃきっとウェラーも気分いいんじゃないかな。会場に知ってる人がたくさんいるってのもいいね。

(写真は左からビル、チャーリー、ブライアン。結局ストーンズかよ)



そしてストーンズを観た(3/24@東京ドーム)

2006-03-27 21:14:05 | Weblog
19時から始まった前座がなぜかビリー・シーンのバンドでした。TRAFFICのカバーとか、JEFF BECK GROUPがやってた「SHAPES OF THINGS」とかやってました(オリジナルは誰だっけ?)。同じくステージ上で演奏をする身となった今では、前座の彼らを軽視することは出来なかった。ちゃんと観ましたよ。

で結局「START ME UP」のイントロが鳴り響いたのが20時10分過ぎ。待ったね~。最後の方はSEの曲が終わる度にみんな声を上げたり拍手したりしてました。

今回はアリーナで前から10列目とすごくいい席だったのです。初来日から必ず足を運んできたけど、いつもスタンドの上の方とかで、正直ライブを観た心地があまりしないのも事実でした。でも今回は、本物の彼らを間近で観ることができて本当に嬉しかった。ミックがこっちの方へ走ってきたのを見て、
「ああこの人達はちゃんと生きてるんだなぁ」
と妙な感動もしたりしました。ちゃんと動いて演奏しているのを、肉眼ではっきり見られるという感動。

メンバー紹介コーナーがストーンズのライブの中でも特に好きな時間の一つなんだけど、いつもSAXのBOBBY KEYSとドラムのチャーリーには特に大きな声援を送ることにしてるのです。それ以外のメンバーの時だって勿論思いっきり拍手してうおおーって叫びながら心の中でありがとうーっ!て言ってるけどね。ボビーみたいな、バンドと長い長い付き合いで既にそこにいるのが当たり前の存在で、でもメンバーからはとっても信頼されていて、決してでしゃばらず、目立たないポジションで手堅く仕事をこなす人、ってすっごくかっこいいじゃないですか。あんたの事は決して忘れてねぇぞ!という思いを込めて思いきり声を張り上げてきましたよ。で一際大きな声援を受けて、ボビーがまたいい顔するんだ。
「そんなにひゅーとか言うんじゃねぇよ」
って言いながら照れ笑いがこぼれちゃってる様な。その表情がスクリーンに大きく写るとさらに大きな声を送って照れさせたくなる。会場のみんなもそうみたいで、ああストーンズファンてみんないい奴等だなあ、と非常に単純バカみたいな感慨に瞬間的に浸ったりもするのです。

そしてキースコーナーが始まりました。ニューアルバムの「THIS PLACE IS EMPTY」が凄く好きなタイプの曲なので是非とも聴きたいなあと思っていたら、いきなりやってくれちゃって。涙が出ました。最高だったなあ。この曲の間、スクリーンはセピア色に変わりました。

そうだ、「MIDNIGHT RAMBLER」のグルーヴったら大変だった。めっちゃくちゃかっこ良かった。もう一回言う。めっちゃくちゃかっこ良かった。文字化けしてるといけないからもう一回。めっっちゃくちゃかっこ良かった!間違いなくバンドがひとかたまりになって一番バンドっぽく発熱してる瞬間だった。ブルースベースのこの道40年のロックバンドとしてのド迫力が漲っていました。ミックのハープには痺れたね。チャーリーはいきなり変なとこで止まったりしてたけど。

止まったと言えば、幾つかの曲のエンディングは信じられないくらいグダグダでした(笑)最高。「IT'S ONLY ROCK'N ROLL」か「TUMBLING DICE」だったと思う。誰が合図で終わるとか決めてねぇのかな。メガホンで
「おーい!」
と言いたくなるくらいの、30年以上やってる曲とは思えないグダグダっぷり。毎回ある場面だけどね。

また観たいです。次は来てくれるかな。何かほんとに最後じゃないかとかいう噂があったりして。今度はまた武道館とかでやって欲しいな。武道館10DAYSとか。燃えるね。


ドームに着いた!

2006-03-24 18:58:08 | Weblog
うあああああー!!!ダメですもう言葉になりませんアカサタナハマヤラワ!ありがとうストーンズ!(まだ始まってないけど)初来日から毎回観てる中でも一番いい席なので、一人っきりですが生ビールをキメて最高に盛り上がっております!おお「ひとりぼっちの世界」!ちなみにステージまで目測で30mくらい。そして僕は50m走6秒6(1988年当時)。てこたあダッシュで5秒足らずでミックにタッチ!これはやばい!


そろそろはじまるのでまた!

ストーンズを観に行くのだ

2006-03-24 08:45:12 | Weblog
ROLLING STONESが来日しちゃいました。もう単純に彼らが東京のどこかにいるってだけでテンションが上がるんだよな。どこ泊まってんのかな。誰か教えて下さい(無理)。いやしかしこう書いてるだけでうおおー!何だろうなあこの感覚は。めちゃくちゃ好きってことなんだろうけど、小さい頃の遊園地に連れてって貰う前の日とかみたいな感じ。アホみたいにわくわくしてます。実は僕は今日ドームに行くんですけどね。今回は思いがけずすげぇいい席が取れたのでそれを考えると改めてうおおー!命からがら、いや力一杯楽しんできます!行ってらっしゃい!(間違えてる)
(写真はホウレンソウとラムのカレー with ナン。ストーンズとは関係ありません。)




赤坂見附から徒歩3分!!

2006-03-22 21:42:53 | Weblog
昨夜はグラフィティに来て頂き本当にどうもありがとうございます。昨日かなり良かったでしょ?トークが冴えましたね(笑)喋ってる本人が楽しいとみんなにも伝わりますね。勿論演奏面もそうだけど。

昔、つってもRUNT STARが始まった頃は、毎回毎回結構悩んでいましたね。いや、今が反省しないとかではなく、当時は会場を盛り上げられないという事をとにかく怖がっていた様な。今はそういう怖さはあまりないなあ。初めから盛り上がると思ってやっているからか。バンドのライブはピアノの発表会じゃないですからね。盛り上がりだけが善し悪しの物差しではないのは勿論だけど、RUNT STARのライブは盛り上がりが大切だと思う。眉間にシワを寄せて聴く音楽じゃないし、足を運んでくれるみなさんがそういうものを求めているんじゃないことも十分分かっているし。僕らはこのまま行きますよ。

次は4/7!高津バースディ!待ってます!



カレーパーリー

2006-03-20 19:11:23 | Weblog
先日知人宅で盛大にカレーパーリーが開かれました。
「ナン男を見ながらナンを食べる会」
というかなりいかした企画でありました。「ナン男」は天才竹中直人のキャラクターで、パンチパーマに着流しでナンを何枚も持って町中を徘徊するという、非常にナイスなキャラであります。そのDVD(「竹中直人の恋のバカンスBOX SET」!!)を観賞しつつ、インドカレーを食べまくるという、盆と正月の月面衝突くらいのインパクトがある会でした。何しろナンがたくさんある。食べても食べても熱いナンが次から次へと出て来るのです。
「しあぁせだなぁ~」
と呟いたのも一度や二度ではありませぬ。本当に僕にとってこんなに幸せなことはないのである!ラムカレー、ココナッツとチキンのカレー、豆カレー、全部最高だったし。ほんとに何だかもう、時々ふっと、
「これ夢かな?」
と思っちゃうくらいの出来ごとでした。気持ち悪くなる寸前くらいまでインドカレーを食べたのは初めてです。カレーはほんとに旨い。制作サイドの皆様、ほんとにおつかれっした!!

(写真は現場)




シャッフル

2006-03-16 11:47:35 | Weblog
最近iPodで設定をシャッフルにして聴いてるんだけど、面白いなあこれ。自分が取り込んだCDの曲達2328曲がランダムにかかる。どれだけランダムかっつうとそれはもう完全にランダムなので、ジャンルも何も関係ない。バッハの受難曲で「主よ~」って荘厳な歌声が響いたかと思ったら、いきなりミックがあろうことか
「START ME UP!」
って主張してしまったり。一番ウケたのは、SAM COOKEが作曲とかについて語ってるトラックがあって、ああこの人は普段からいい声だったんだなぁなんていい気分になってたらいきなり、
「久しぶりでごさいますな近藤様!」
ってめちゃめちゃ時代ががったじいちゃんの声に変わっちゃってああそういやサムは落語もやってたんだ確か厨房亭勇っつったっけっておい!、みたいな。単純にソウルと落語が連続しちゃっただけなんだけど。

今朝の1曲目はSANDRA CROSSの「SOMEONE TO WATCH OVER ME」でした。

SOMETHING、ELSE。

2006-03-13 01:02:08 | Weblog
RAY DAVIESの新作が良いので、昔のアルバムも聴きたくなって、久し振りに「ARTHUR~」を聴きました。PYE時代でこれが一番好き。「VILLAGE GREEN~」も好きなんだけど、若干感情移入しにくいかな。「ARTHUR~」は曲はもちろんだし、詩も好きなのが多いです。2曲目の「SOME MOTHER'S SON」は「国も国境もない世界でみんな仲良く生きよう」とか言われるより、反戦についてずっと現実的な説得力のある歌だと思います。最前線で戦う兵士が、一瞬母の声を聞いた様に思い振り向いた次の瞬間、彼は地面に倒れた、というくだりは、聴く度にその兵士と残された母の事を思わずにはいられません。

一方、同時期の傑作と言われている「SOMETHING ELSE BY THE KINKS」、こちらはあまり愛聴盤にはなっていないんです。僕自身あまりサイケ的なものが好きじゃないってこともあるんだけど、何つっても出会いが悪すぎた。いや、作品のせいでは全くなく、出会いの場で巻き起こった悲劇が、僕をこのアルバムから距離を置かせるようにしてしまったのでした。

今から10年近く前、仕事の都合で当時住んでいた家は、渋谷からバイクで5分くらいのとってもいい場所でした。タワレコでCDを買っても5分後には家で聴けるというくらいのナイス立地条件だったのです。その日もRAY DAVIES監修で再発が始まったリマスター盤の「SOMETHING ELSE~」を買いに、ヴェスパで渋谷に向かいました。ハチ公前交差点を通過中にいきなりギアがはずれ、
「ウィィィィィーンッ!」
とヒステリックな空噴かし音を轟かせてしまった事以外は、無事に帰宅しました。

部屋に戻り布団に寝っ転がってシュパパッとビニールをはがし、CDラジカセに盤をセットし、ポチッとプレイボタンを押しました。ほどなく流れ始めたのは1曲目の「DAVID WATTS」。なるほど~リマスターつっても元がモノラルだとこんなもんなのか、あまり音が良くないな、シャリシャリした部分が目だってあまり聴き易い音ではないな、とか雑然と思いながら聴いてるうちに、ことは突然起こりました。僕は布団にうつぶせになり両肘を立ててブックレットを見ながら、という体勢だったんだけど、ふいに何かが左側の視界の端に映ったのです。なんだ。顔ごと左側に向けてみると、何と布団の上をこちらに向かってダッシュしている何者かがいるではないですか。
「うおおおおう!?」
幼虫!ゴキブリの幼虫!ゴキブリの幼虫が俺の顔面めがけてダッシュ中、顔面めがけてダッシュ中、どうぞ!(カッ)いやいや、このまま俺が退かない限り敵は俺の顔面に激突、両者木っ端微塵の大爆発、政府は戒厳令を発令、ハイリハイリフレハイリホー、だ!しかしながらこいつはいかにも緊急且つ唐突なあれでありそれである。そうだあいつだ!ってんで緊急停止ボタンを捜すがあいにくゴキブリを緊急停止させる様なセイフティシステムはまだ導入してないんだっけいっけねぇポカッとか側頭部を叩いている内にも敵はいよいよ眼前に迫る!まずは逃げなければ、と咄嗟に立上がり、ひとまず大激突を避けてみたはいいが、敵は俺が2秒前まで寝っ転がっていた地点を依然少しも速度を落とさずに布団右方向へと闇雲にダッシュ中。布団から下りられてしまって、雑誌や書物の森に逃げ込まれては、ほんとに自衛隊の出動を願うかあるいはドラえもんに,
「地球破壊爆弾」
を出してもらうしかなくなるので、そんな破滅を避ける為にも奴が布団上にいる内に叩き潰さなくては。しかし何を用いて?今手の届く範囲で持ち易く硬い板状のもの、持ち易く硬い板状のもの…今聴いていたCDのプラケースしかないじゃん!これで敵を潰す!?
「プチッ」
て?できるのかそんなこと、今買って来たばかりのCDで!?て貴様しないでどうする!今逃がしたらお前に明日はないことはお前自身が一番良く分かっているだろう!うおおーこいつは腸を断つ思い!RAY、アイアムソーリー!

「バシッ!!」


布団からプラケースをそっと剥すと、そこにあったのは死骸と化した敵の姿。あああ。摘んだ時に感触が伝わらないくらい幾重にもしたティッシュでそいつを取り除き、プラケースについた奴のいまいましい体液を拭き取る。ああああ。しばらくは、呆然と立ち尽くすのみでした。

てこれ、良く考えてみると悲劇というより悲喜劇じゃないですか。トラジコメディとはこのことか。おお、何とキンキィなことよ!




生誕250周年

2006-03-12 18:21:00 | Weblog
だそうで、少し前から、モーツァルトの音楽はボケ防止になるとか癒しになるとか、何かそういう実際的な活用法を良く耳にしていたけど、実際にピアノを習っていた頃からモーツァルトの作品の持つ独特なスムーズ感、異様な耳当たりの良さ、というものを感じていた事を改めて思い出したりしていました。

モーツァルトは、例えばベートーヴェンに比べると曲の表情が穏やか(勿論曲にもよるけど)。突然ズババン!と場面が一転して雷が鳴り響く、みたいな感触はあまりないですね。それから、メロのよさ、親しみやすさ、人なつこさ、というところが、現代でいえばPAUL McCARTNEY的なものを感じさせたり。一方でJOHNの作品てちょっと怖いじゃないですか。ポップでもどこかに通り魔が隠れていそうな感じ。そういうのがあまりないんですよ。すごく滑らかで心地よい。

少し前まではモーツァルトよりも前のバロックばかり聴いていたんだけど、最近はモーツァルトもいいなあと、幾つかCDを買ったりしてます。特に気に入ってるのが、JOHN ELLIOT GARDINER(ガーディナー)指揮「モーツァルト;ピアノ協奏曲第6・7・10番」(UCCG-6012)というCD。「~協奏曲」というのは、「~」がメインにフィーチュアリングされたオーケストラものです。で、この人達はオリジナル楽器(作品成立当時の仕様の楽器)での演奏なので、ピアノもいわゆる現代のハイパーなグランドピアノではなく、フォルテピアノ(ピアノフォルテ、ハンマークラヴィーアとも言う)が用いられています。これがもうすっごくいい音。現代ピアノに比べて木製で軽く華奢な作りのため、音もずっと軽くてキャラキャラした感じなんだけど、とにかくこの音色が可愛らしくてもう何回聴いたか分からない。現代のピアノと比べると、力強さでは全くかなわないけど、繊細さでは勝ります。あとは残響も短いから、一音一音がくっきり聞こえます。ほんっとに優しい音色なんですよ。こういうの聴くと「癒される」とかいうのもちょっと分かる様な気もするし、ほんとにこの作曲家は優しい音楽を作ったんだなあと実感します。興味を持たれた方はぜひ。年末にリリースされたCDなのでまだ店頭に普通にありますよ。

(写真は別のCDより。中途半端なヤンキーみたいなヘアスタイルでキメたアマデウスくん。)





折り返し地点

2006-03-09 20:14:25 | Weblog
写真は深海魚ではなく、19世紀ロシアの文豪ドストエフスキーさんのスナップです。左斜め前からのショットが決まってます。しかしまあ深刻な面構えでありますこと。実は今、人生何度目かの「罪と罰」読破に挑んでいて、まずは上巻を読破、これから下巻に突入せんとす、つまり折り返し地点を回ったところなのです。祝、上巻読破!とりあえずここまで来られたのは、
「ただの脇役が異様におしゃべりで、本筋に関係ないてめぇの身の上話を10ページにも亙って勝手に語りまくる、冗長極まりない作品」
ではないことが漸く分かったからです。

主人公ラスコーリニコフは、
「それによって多くの益がもたらされるのであれば、殺人であっても正当化されるのだ!されるのだ!ダーッ!(猪木とロシア語のコラボ)」
つって金貸しの婆さんを殺してしまいます。しかしこの人は頭が良すぎてとにかく考えすぎてしまう為、ことを犯した後、煩悶、葛藤の激烈な嵐が彼の内部を吹き荒れるのです。その描写が凄まじくて、さすがだな文豪、とちょいと見直したわけです。やるじゃん文豪。殺人後の悪夢の様なラスコーリニコフの日々は、ぞっとさせられます。

しかしながら、前にこの「罪と罰」について書いた時にも触れたんだけど、登場人物の名前がことごとくいかついんです。しかも、スヴィドリガイロフさん、400ページぶりくらいに唐突に再登場されても、一体誰なんだかさっぱり思い出せませんよ。その上、やっぱ名前ゴツすぎ。危ない薬品名みたいだ。
「劇」
みたいなショッキングなブロック体の表記がついた名札とかが似合いそうです。

まあとにかく、今回こそは下巻も読破してやるのだ。ダー!(猪木&ロシア語)