北の勘吉

日々の出来事をつれづれなるままに書きしるし、残り少ない足音とする。

来たれ山わさび、豆腐が待っている。

2008-03-04 07:43:19 | Weblog
 そろそろ山菜のシーズンが始まる。今年は雪も少なく、このまま順調に雪解けが進めば、中旬過ぎには山わさびの話題が出始めそう。山わさびの正式名称は分からないが、本州のわさびとは違い、不揃いのゴボウといった形。
 寒い時期の山わさびは脳天に突き上げるような辛さで、もち悲しくもないのに涙が出るのよね。乱獲によってこの地でも貴重な山菜で、愛好家は決してその生育場所を教えない。なぜなくなるかというと、山林の開発と、それこそ根こそぎ採ってあとのことを考えないKYがいるもんで。すぐに食べないと辛さがぼけるので、すって醤油漬けにしたりする。昔は近くの小川のさら瀬でいくらでも採れたんだけどね。
 春先に山オヤジ(ヒグマのことです)が人里に出現するのも、山の餌がないからで。キタキツネだって餌ないから民家のネコも襲うんだから。きのう某テレビでやっていたけど、中国からくる黄砂の中に有毒な汚染物質が含まれているというし、一日に何メートルも進んでいるという大陸の砂漠化は、将来どんな気候変化をもたらすか分からない。だってこんな片田舎でも、昔あまり見かけなかったアレルギーの人たちが増えているんだから。
 山わさび出たら報告します。