時のうねりのはざまにて

歴史小説もどきを書いてみます。作品と解説の二部構成で行こうと思います。

用語解説 マ行

2006-06-03 17:33:31 | 用語解説
乳母(めのと)
あるていど身分のある家の所に生まれたこどもには「乳母」がつきます。
乳母は母親よりも密着して子供を育てています。
乳母にも色々いて、本当に授乳をする乳母から、授乳はしないけれども養育に専念するもの、有る程度子供が大きくなってから必要に応じて付けられる乳母もいます。
育てた子供(養君)が大きくなると、その側近として乳母やその家族が活躍するようになります。

目代(もくだい)
国守は本来任国に下ってその国を治めるのであるが
平安後期の院政期になると本人は任国へ赴かず
代理の者を任国に送ることが多くなった。
その代理のものを国守の目代わりということで「目代」と呼んだ。
目代は職務に応じて複数の人間が送られることも多かったらしい。
その中でも「公文目代」が一番権限が大きかったとも考えられている。


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