昔から自分が描く、海外やアメリカ生活への漠然とした『夢』や『あこがれ』ってなんなんだろう?と思います。
現在、こうしてLAで1年間生活し、そしてここネバダ州のRenoでアメリカ生活を送っています。来月には日本に帰国ですが、また1年後の2008年にはアメリカに戻ってくる予定でいます。またアメリカに戻ってくる予定なので、アメリカ生活に対してそんなに未練(というか、思い残す事)がないんだと思うのですが、これでもうアメリカでの生活を送らないということになったら、私は間違いなく「またアメリカに行きたい!」と思うと思うのです。
不思議です。
本当に不思議です。
海外生活を送る前、学生の頃に日本にいた時に考えていた事は・・・
-アメリカ生活はきっとハッピーばら色(?)のスペシャルな出来事が待っている、とか
-アメリカに行くと何かが変わる、とか
-あこがれのアメリカで、アメリカ人の友達をいっぱい作って、生活をエンジョイするんだ、とか
-勉強もたくさんして、国際的に活躍するビジネスウーマンになるんだ、とか考えていた気がします。
では、現実に生活を送ってみて日々どんなことを感じているのかというと・・・
-LAにいた頃ですが、野外での花火&飲酒は禁止されていました(野球の観戦に行った時に球場内では飲めましたが)。だから日本だったら、「桜を見ながらお酒でも~。」とか「海のそばで花火でもしよ~。」と簡単に出来ていた事ができません。なんで?!と思っていました。(へんなところで厳しいんだな~と思っていました。)
-アメリカ人の友達。LAなど特に大きな都市では日本人もたくさんいます。日本食材店もたくさんあり、日本のテレビ番組も見れるので、場合によっては英語を使わなくても日本語だけで生活が送れてしまいます。
-当たり前ですが、アメリカにいる人が皆が皆、テレビや雑誌で見るようなスーパーモデルやセレブのような人たちばかりではありません。どこの土地で生活していてもそうだと思うのですが、色んな人がいます。(NYなどはまた別だと思うのですが、街中には思っていたよりも太っている人も多いです?!オシャレって意味じゃ、日本の女性の方がずっと日々のおしゃれを頑張っている気がします。)
-勉強も、別にアメリカに来たから急にするようになるなんて事はなく、ようは自分次第です。(イタタ・・・
)勉強する人、仕事ができる人は、日本にいてもアメリカにいても、どこにいても出来るんだと思います。
-日本のような便利さ(交通手段
やサービス)があまり感じられません。
-生活の格差は日本以上にあるんじゃないのかと思います。移民数も多く、移民の人たちの中には医療にかかるための保険に入れていない人もいます。保険に入れていない人にかせられる医療費は、驚くほど高額です(とてもじゃないけど払えません)。
じゃあ、なんで私はまたアメリカに来たいと思うのか・・・。自分でも不思議です。
-広いから?(笑)
-自分のペースで生活しやすいからかな?日本にいるとどうしても、「普通はこうするべき」とか「皆がああしているんだから」みたいな価値観に私はどうしても振り回されてしまいがちです。
-Quality of Lifeはアメリカの方があると思います。「仕事の為の生活」じゃなくて「生活のための仕事」ってイメージです。(もちろん大都市やNYなどでは、深夜まで仕事をするビジネスマンはいるのですが。)
-実力とやる気と能力があれば、どんな人にも同じようにチャンスはあるところのような気がしています。
-色々な人達が世界から集まってくる国だからかな~。
あくまでも私の個人的な(生活からの)思いなので、海外生活されている皆さんが皆、同じように感じているわけではないと思います。もしかしたら私は、ただ単純に海外生活が好きなだけなのかもしれません・・・。
人気blogランキング