自然の輝き・野鳥

汚染と破壊が進む自然環境の中、ワシ・タカに代表される猛禽達や他の野鳥の動きから、自然界の輝きを見つけ、大切にしたい。

オオワシさん旅立つ

2018年02月27日 15時18分21秒 | オオワシ

27日の朝日が障子を照らしている、少し開いて空を見ると雲一つない快晴だ。私にとってはあり得ない6時40分の起床です。今日こそはオオワシさんが北帰するかもと思い、特別の動きをとり始めて3日になります。そうして1日また1日と日延べされて今日になった喜びも隠れていましたがね。
靄がかかる表舞台のオオワシさんの1枚目を撮ったのが8時26分と成っています。



靄に佇むオオワシさんはどことなく侘しさが感じられる。私の「行って仕舞う」かもと言う思いが先走る所為かも知れません。
そんな思いでいると後ろの方角からコハクチョウの鳴き声が近づいてきた。小グループの北帰だ



コウ コウと鳴く声も別れの声に聞こえる。そんな感傷に浸ってオオワシさんを見ると



翼に漉きを入れている。そうかと言えば背伸びかと思えるエンゼルだ



9時55分の動作だった。陰っていたオオワシさんの留まる木に陽が当り出した10時20分過ぎに向きを南から北へ変えた。飛び出すか・・・



靄がまだ少し残る中、如月27日の陽に押されるように飛び出した。





山肌に沿って北へ飛ぶ、いつもの狩りへの飛びと変わらない。上昇気流に乗ることも無く峰を越えていった。北帰ではないかもと思わせるものだった・・・
見送りが出来ないと聞いていた京都のOさん、岐阜のⅠさんの分を含め「無事に故郷へ着けよ~」「来シーズンも再会しよう~」そして一番大切な「ありがとう~」の言葉を、やはり北帰だったと感じる30分くらい経った後に、北東の青空に向けて・・・・・・・・・・・・・・・

                          オオワシさんは旅立った!!               
                      

 

 

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オオワシさんは旅立せず

2018年02月25日 21時32分27秒 | オオワシ

空模様は曇ってはいるが明るい、晴れれば旅立つのではと8時前の目覚めで朝飯はコンビニのおにぎりにして時間短縮を図った。お陰で9時半頃麓で展開完了出来た。オオワシさんは表舞台に居た。



聞けば動きはなかったそう、旅立つものと飛び立ちを待つ。10分ばかりで飛び出す動きだ









別れの言葉を言わなければと思いきゃ100mばかり北の青松に移っただけ



風がやや強くなったので嫌ったものか?15時頃までの動きは前に留まっていた枯れ木に戻りまた又この青松に移る動きをするのみだった。昼を過ぎると流石に今日の北帰はないのではと思い始めた。が岐阜のⅠさんと楽しい鳥談義をつながらも、Ⅰさんは来週末迄時間が取れないので今日北帰が無ければ見送りが出来ないと、来期の再会の話が飛び出し始める。私たちも来季の再会を・・とお別れの挨拶をして帰る動きに入っていた最中の15時20分過ぎに飛び出しセンター方向へ
早速連絡を入れたが応答なし。後で連絡を頂いたところによると車を出そうとしたときに飛んでくる姿が目に入ったとかで、センター沖でオオバンらしき水鳥を狩って食べたとのことである。約1時間30分後の16時30分頃のご帰還のもので、そ嚢も膨らんでいる。こんな時間にオオバンを狩るということはかなり御腹が減っていたのだろうと・・・





狩りをした興奮が残っているが如き鋭さが眼光にみられる様だ・・
ここまで付き合ったのだから塒入りを見届けよう!







16時42分の飛び出しで塒に入った。前のように日没まで待つことも無くオオワシさんの心づくしと明日にも逢える喜びをくれたオオワシさんに感謝し帰ることにしました。明日は別れの言葉がスムーズに出る様考えておかなければとの呟きも含めてのことでした。

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オオワシさんは本日も滞在でした

2018年02月23日 17時02分39秒 | オオワシ

ここのところ予報は好天の連続で、嬉しい反面早起きをしなければならず朝が大変だ。現地に9時半到着、私としては上出来の早期態勢完了だ。オオワシさんは表舞台に居た。本日の旅立が有るかどうかの見極めを麓でする。



体は北向きで顔は西だ。西の微風、上昇気流はどうなのかとトビたちを見ると山本山の上空で舞うが無さそうだ。10時過ぎに飛だし北のトンネル上の青松に留まった。
この動きで本日の北帰は無しと判断し、北のポイントに入る。11時10分過ぎに飛び出し、北西に飛んで遠くなる。Uターンし帰って来るミサゴに絡まれているが浮く魚を見つけたのか一文字で急降下



ロックオンで湖面を滑る







ファインダーで見ていても遠くてわからない



掴んでいる。狩ったのだ・・麓に入った。移動するも既に食べ終わっていた。早すぎるもしかして落としたかも・・・



下を見る姿をしばしば見せていた。後は飛び出しだ近づきたい気持ちを押さえ山バックを狙った。待たされた約1時間半だ、エンゼル姿勢から連続動作で飛び出した。











高みの表舞台に移動すると思っていたら、まっすぐ向かって来る。離れている間は余裕があったが段々と迫って来るとファインダーに入れるのに汲々とする



センター前に行った・・・20分程で戻って来た。



本日の成果を見たくオオワシさんの滞在は明日迄は間違いないだろうと、13時半頃の早めの帰路としました。
今日の狩りが今シーズン最後のものに成らないで欲しいと、欲張った願望を持っております。何故なら長旅に備えしっかりと栄養を摂ってほしいからです。




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オオワシさんは普段と変わらず

2018年02月22日 20時55分44秒 | オオワシ

今日もいい天気だ、オオワシさんの気分次第で北帰の旅立ちをしてもおかしくない。気分のみ急く、こんな時はアクセルはひかえめ控えめと言い聞かせ走る。麓到着は10時前だ。オオワシさんは表舞台に佇んでいた。



今日からはオオワシさんの旅立ちを見送ることを優先し麓に張り付いたのだ。10分後、まだ三脚の位置を決めかねている間合いで飛び出した。



眼に厳しさが出ている。北のポイントに入っていたYさんから後に聞いたところによると、鵜が呑み込めないような大きさの魚を銜え暴れ出した。すかさずオオワシが飛び出し直行してきたそうだ。そんな状況のオオワシさんだから眼が怒っているように見えるのでしょう。Uターンして2分後には元の木の上の枝に戻って来た。



10時台ではまだ北帰の旅立ちをする可能性が有るので麓に張り付いたままだ。12時過ぎにモゾモゾと動きを見せる、久しく見ていなかったエンゼルポーズだ



こんなに見事なエンゼル姿はほんに久しいものです。これぞエンゼルだと言わんばかりのものでしょう!
13時前に今日の北帰は無いとして北のポイントへ移動しました。13時45分頃飛んだが狩ることも無く石川の集落東の青松に入った。待つこと30分の14時15分過ぎに飛び出した。



頭上近くを通り西周りのコースでセンター前の波消ブロックに行った様だ。
結果として今日の北帰はなく普段と変わりはなかった。明日という日もオオワシさんに逢える嬉しさを噛み締める帰路と成りました。しあわせ幸せ!!!


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オオワシさんは空腹だったのか?

2018年02月20日 17時39分24秒 | オオワシ

車中泊でオオワシさんの一日と共に過ごしてみた。7時前に表舞台に出座、無風に近いまたまた西か北かで悩む。とりあえず西に決め湖岸に入る。オオワシさんは落ち着いている。



コハクチョウの中に居るシジュウカラガンを見つけた。シジュウカラガンの飛びを撮ろうと待つ。9時前に飛んだ



北風が流れ出した。北のポイントに変える。北のポイントは風を見てカメラマンが徐々に増え、8人と成る。オオワシさんは木移りをしたのち10時半頃に飛び出した



頭上近くを通過し漁港あたりでUターンして帰って来た。



帰りも近くを通ってくれた。帰ったと思ったら10分ばかりで飛び出した。こちらに来る。



前回より近くを通っていく



今回も狩る素振りも無く帰って来た。2時間ばかり待たされたが12時45分頃飛び出した。今度は北に飛んでゆく、遠い・・・急降下













それなりの大きさだ。塒近くに入ったので麓に移動したが見えず。待つことしばし・・13時10分過ぎに表に出てきた。



表舞台を通過し石川の集落東の青松に留まった。



13時半に張り付きを解き帰ることにしました。
今日のオオワシさんはお腹が空いていたのでしょう。3度目の動きで狩りを成就しお腹も落ち着いたことだろうと一安心しながらの帰り道でした。




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オオワシさんの心が読めた!

2018年02月19日 17時38分13秒 | オオワシ

「いい天気だよ~」の山の神の声で起きても現地到着は10時ちょい過ぎだ。北のポイントに入り約900m離れているオオワシさんを12倍の双眼鏡で見ていると、西のセンター方向を見ているのが多いそして無風の状態だ。30分ばかり車の中でセンター前に移るか悩みに悩んだ、結論移ることにした。シートベルトをしてエンジンを掛け発進しようとして、今まで動くとオオワシも動いたことが強烈に思い出されたので双眼鏡で確認すると体から北に向け注視している。動くのをやめポイントに入りオオワシさんを見ると居らない。漁港に居るYさんに電話で聞くと、葛籠尾方向でオジロを牽制し石川の集落近くに入ったとのこと。オオワシのさんの心が読めたんだ!
待つこと約1時間、12時20分頃飛び出した。湖面に出て狩りに入るようだ。狩りのシグナルの一文字降下だ









狩りは成功! 取水塔へ向かう、獲物が大きいのだ・・



漁港へ移動。食べ始めていた


やはり大きい!



途中は省略して完食印の尻尾飲み込みを



後は飛び出しだ









風が弱いので湖面を滑るように飛んでいる



お腹も張っている様だ。昼ごはん代わりのパンが途中だったので同じ食べるならオオワシさんを眺めながらと思い、麓の定位置へ移動。



こちらもしっかりお腹を太らし、オオワシさんの心が読めたほくそ笑みをオオワシさんに投げかけ帰路につきました。
北帰への残る日数が気になりますが、しっかりオオワシさんに楽しませてもらいます。
トラ」ファンの「後二人」コールに似せるなら「後一週」でしょうかね





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オオワシさんの目は高感度の熱センサー対応?

2018年02月17日 18時40分50秒 | オオワシ

曇一時雪の予報だったが雨よりましだと動き出し現地に11時前到着した。麓はのんびりムードが漂っている、Yさんから石川の集落近くに留まっているとの有難い情報を頂き北の湖岸に入る。雪の中飛び出した様で聞けば私の頭上を飛んで取水塔に入り後にセンター前へ移動したとか、やむを得ず麓で帰って来るのを待つことにした。13時頃山本山が霞む程の雪の中塒近くに入ったのを見た。またまたYさんからこちらから見えるよと有難い電話。車の中から撮りました



表舞台に出ると思いメーン道路側に移動。直ぐに出てきたカメラの準備もそこそこで飛び出した。風が強く揺すられたのだろう





翼を広げるだけで浮き上がっている



北に向かう 雪は小降りになっている



最初いた石川の集落近くに留まった



北の駐車スペースへ移動して撮ったのがこれ。暫くすると鳴いた どうしたのかと思っていたらオジロらしきのが雪の中オオワシから200m程離れた山腹に入った。
探していたYさんが飛んだの叫びが、とりあえず手持ちの強みで撮った





間違いなくオジロワシだった。オジロワシは午前にもセンターが確認しているので2度目の飛びだ。
まるで吹雪のような雪になってきた。概ね一時間ほど石川の集落近くに居たオオワシさんは吹雪く中飛び出した





塒に入ったようだ。今日のオオワシさんのフライトはセンター前から帰って来た時も、また石川の集落から塒に帰った時も視界は100mそこそこではなかったかと思います。オオワシさんの目は浮かび上がる魚の熱を感知したり樹木の熱をも映像化する視力を持っているのかも?
オオワシさんの動きに驚くばかりです。明日の天気はどうだろう。人の視力で楽しめる天気になってほしいものです・・・・・

 

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オオワシさんにしてやられた

2018年02月16日 19時44分55秒 | オオワシ

京都のOさんが今シーズン最後と成るかも知れない撮り行で、人工物が少ないロケーション側の湖岸に入って居られた。こちらはやはり10時過ぎの到着で無風で有り昨日のことも考慮しセンター側に入る。オオワシさんは見晴らしのいい木に泊まっていた。



14時45分になっても飛ばず。痺れを切らし麓に出るべく移動したら、Oさんから電話センター方向に行ったよとのTEL。動いたのを見透かされていたと思いたくなる・・・・またまたオオワシさんにやられた!麓で帰って来るのを待つことにした。
待っているときにオオタカさんが来た



結局待つこと1時間10分の16時過ぎに戻って来た。餌を食べたとのこと



満足そう そ嚢も膨れている様



明日は土曜、空模様はまた雪が心配されるようだが人出は多いだろう。
残り日数も少なくなってきているので多分出かけていくだろう・・・

 

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オオワシさんエリアを固守

2018年02月15日 21時27分21秒 | オオワシ

10時過ぎの現地到着で動いた。麓に着くも人が少ない、鳥友さんに伺うとオオワシはセンター前に行っているとの有難い情報を頂いた。センター前の湖岸は20人を超えているのでは、早速に展開したがオオワシさんは動かず



12時20分過ぎに飛び出した。餌を取らず山に帰った。麓に移動。



何かしら落ち着きがない。昨日の延長の様だ。暫くすると鳴きだす



12時45分頃だ、トビの大きなのが目に入る。



オジロワシだ!



悠然とオオワシの留まっている山肌の上空50~100mを旋回する。オオワシさんの留まっている木から100mも離れない松に留まる。



しかしすぐに飛び出した。オオワシさんは終始止まったままで威嚇の鳴き声を発していた。
オジロワシが姿を消して10分後位経ちまたまたセンター前に出た。



2度ばかりポールから飛んだが獲れず1440分過ぎに飛び出し



獲ったがかなり小さいように見える





浮き葦で食べたが満腹にならなかったのか15時30分過ぎに飛び出し魚港近くに留まり、16時過ぎに獲りセンター前で食べたようだ。
今日はオオワシさんはオジロワシにエリア内を飛び回られたことで縄張りの宣告に時間を割き、狩場を守るように殆どの時間をセンター前で過ごしたようだ。
北帰が近づいてはいるがマイエリアを確保する気概を十分に見せつけたオオワシさんでした。大したものだ・・・・・

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オオワシさんどうしました?

2018年02月14日 22時21分30秒 | オオワシ

13日は読みが全く外れ飛び姿を見ずに終わってしまったので、朝一の動きをと車中泊だ。6時55分に表舞台を双眼鏡で探すも未だ出ていない。フロントガラスの内側のくもりを取って再び見ると出ていた。快晴の無風イチかバチかで北の定位置へ。
美しい景色だ。塩津の谷間に冷却霧が流れ出ていた、7時40分過ぎの表情だ。



景色を撮るために車中泊した訳ではないと3時間も待たされボヤキを入れ始めたら飛んだ。来いの願いがため息に変わる、西に向かってセンター前に向かって行く
逆光も気にせず撮る



一時間ばかりもかけセンター前で魚を食べ山に帰ったが以降動かず、15時前に湖岸を終い麓へ移動した。こうなっては塒入りの飛び出しだ。力が自然と入る。
しかしオオワシさんは落ち着いている・・



にらめっこが始まったがオオワシさん一寸様子が違う。下を気にしている鳴いたりもする・・なんと塒入りの飛び出しは17時37分だ。本日の滋賀県は長浜市の日没時刻は17時36分と成っている。まさかオオワシさんは日没時刻を待っていたのか・・・こんなものだ





南の山裾まで行き又表舞台にまで戻りそれから塒に飛び込んだ



14時台の塒入りは早過ぎると文句も出るが日没時刻になると意地悪をされているように思える。だってここまで待って飛び出しを撮らずに帰るなんて出来ないでしょう・・・かなりの人がメーン道路に付き合わされていました・・
オジロか何かが潜んでいたため表舞台が空けられなかったのかも、なんて適当な意味付けをしながらの帰路でした・・今日も一日たっぷりオオワシさんに遊んでもらいました。やはり感謝でしょう・・・・・・

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