1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

環境改善の方法と環境条件の保持 その1

2018-09-18 09:58:51 | 日記
職場における労働衛生の問題は、粉じん、有機溶剤等の有害物による職業性の病気への対策が中心であった。
しかし、
今日では、VDT作業(一般的にはコンピューター作業)などに代表される疲労、生活習慣病、メンタルヘルスなどの新たな問題が生まれている。
このように、多様化している健康問題への対処のためにはさまざまな対策が必要である。また、リスクアセスメントの結果、
健康障害を生じる恐れのある作業環境の改善も必要である。
今後、職長にとって部下の健康問題は避けて通ることができない重要な問題であり、職長の役割としても従来にもまして重くなってくる。


ここでは、上で述べた状況を踏まえて、次の3項目について述べる。
第1に、従来からの職業性の病気に併せて、多様化をしていく作業者の健康問題について荒筋を述べる。
第2に、有害物質、有害エネルギー等により発病をする職業性の病気のうち、特に作業環境改善を中心に述べる。
第3に、疲労、生活習慣、メンタルヘルス等を中心に、「快適職場と健康の保持増進」について述べる。


1 作業者の健康に与える要因

作業者の健康障害は、おおむね職業性の病気、作業関連の病気、私病(生活習慣病)の3つに大きく分けることができるが、
その発生要因は、一般的に
1.物理的要因
2.科学的要因
3.生物的要因
4.社会的要因
の4つに分類されている。
次に、4つの要因の概要とそれによって引き起こされる健康障害について述べる。


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