お疲れモード

一昨日は夕方から緊急カイザー2件。

昨日も、連続手術でやっとope室から出たのが17時。朝からの接種カロリー０。水分０。


飲むしかないでしょう？
ということで、イタリアンへ。

生ハム、チーズ、pizzaを食べながらワインを。

うーん、おしゃれ。

そこでは、村上春樹の話やヨーロッパの話、遊びのはなしなど、もう揃わないだろう男人で楽しくお酒を飲みました。

向かいの三年目のお二人は常にお疲れで、仲良く、クターとなっていました。

震災の影響で、仙台に戻れなかった先生方も、5月から旅立ちます。

別れが1ヶ月先に延長されただけで、なんだか切ないですね。

そして、産科の醍醐味についてもいろいろ力説。


「先生、もしかして僕のことを誘っているのですか？？」

「そうだよ、誘っているのだよ、珍しいよ～～」

私事

ですが、GWは５／３、４、５帰省します。

新幹線復旧して、久々の帰省。

新幹線のチケットもがんばってとれました。

というわけです。

帝王の切開

動くためには食べなければならない。

そして、産婦人科研修も終盤、ついにというかメインというか、帝王切開をやらせていただきました。

手術の説明から、腰椎麻酔からすべて自分でやって、スタートラインへ。

僕は外科系で入りましたが、手術はほとんどやったことないです。自分でやった手術といえば、そけいヘルニア一件のみ。

それが、いきなりメスもってお腹をあける訳ですから、緊張もしますわ。

前日は、あのhiga先生とよる１０時頃シミュレーションをして、いざ本番。

腰の麻酔もばっちり効いていざ執刀。
ためらうなかれ、メスで奥へ奥へ。

お腹をあけて、子宮を薄く、そして、お腹を押すと、ニュルンと赤ちゃんが泣きながら元気に飛び出してきました。

とりあえず、赤ちゃんを床に落とさないようにすることだけ集中して、小児科の先生へ。

そこからは、まあまあゆっくり、止血、そして、あけるのとは反対の手順で閉じて来て終了。


たのしかったですね。
やっぱり外科系なんだなあと思った瞬間。


今日は、妊婦さんのエコーをしながら赤ちゃんの大きさをはかっていたときに、妊婦さんとtalk

赤ちゃんも、結婚も縁ですよ。
まあ、あなたより長く生きているのだから本当よ。

と言われました。
なんだか、ボワーンと思いました。

お母さんは強い。普通のお産はめちゃくちゃ痛そうだし、生んだ後も後陣痛で大変そうで。
結構出血してもぴんぴんしていて（まあ体がそういう風に変化して行くようですが）

ここにいると、え？？本当に子供って少ないの？と思ってしまいます。
大きく生まれて、大きく育てる。

M

今週は怒濤の週５の飲み会を駆け抜け、今日も当直を終え、なんとか立っている僕です。

眠い、1時間ごとに起こされて患者を診るストレスとはいかなるものか？

よく分かりません。


さて、病棟のかわいい看護師さんにいきなり、それは急に

「先生ってMですよね？？」

と聞かれて、ドキッとドギマギ。

でも冷静に考えて、これから点滴をとりに行く上で、そんな僕がSだとかMだとかいう話は関係ない訳で、Sと答えたら太い針が出てくる訳でもなく、
結局Mサイズの手袋が出てきたのでした。そんなものです、人生なんて。

そして、産婦人科の目玉企画、帝王切開が徐々に迫ってきました。
女性の腰に針を刺して麻酔をして下腹部をがっつり切る。
そしてなるべく早く、赤ちゃんを出す。


緊張します。血が出るしね。

明日です。

フヒー
緊張ですね。

4月 師走

四月、産婦人科忙しいです。
お医者さんも走る、先生も走る師走です。

基本的に婦人科病棟を任されているのですが、朝はとりあえず一人で回診して（ひどいときは10分くらいでやることだけやって）、八時半から手術に入って。。。

と思ったら、お産で呼ばれて。
そしたら、また手術に入って。

いつの間にか夕方になって。回診して、19時くらいから婦人科の患者さんのカルテを全部書いて、といったような生活をしています。

産婦人科、時間が読めないです。

妊婦さんは出産を待ってくれないし、緊急で帝王切開になったり。
やっぱり普通の外科とは違います。

やっぱりお母さんと子供の命が関わっていますからね。


今日も、一人で回診していたら（看護師さんが一人ついてくれるのですが）、

「先生の話し方は、なんだか癒されます」

「私の知り合いの、説法をしているお坊さんの息子さんと同じ話し方です」

「その息子さんは、healingなどの勉強をしているかたで、先生の話し方がそっくりなのです」


はぁ。

褒められてますね。笑


出家するかあ。
坊主だったらチリチリばれないし。

それを産婦人科の先生に話したら
「やっぱり女性にそうやって言われるのは才能だよ、産婦人科だね♪」

って勧誘されました。