閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水生昆虫などの紹介、今日の1匹はガムシ。湖西の溜池で3cmほどの水生昆虫を捕獲しました。この生物、きつねさん・水生昆虫家さんのご指摘によりガムシであることが分りました。生息環境は溜池で、水深0.3~0.5m、水草が茂り、澄んだ水が冷たい環境です。水草にタモ網を入れると、カワムツの稚魚やミズカマキリと共に入っていました。
<データ>
名前:
ガムシ(ガムシ科・ガムシ属)
分布:
滋賀県の西側、東側で確認
体長:
30~35mmくらいを良く見る
棲息:
溜池、水田、排水路等の低水位な止水域の水草
特徴:
漢字で「牙虫」と書く全身真っ黒(又は緑褐色)な大型(中型)の水生昆虫。体型は扁平した卵型で、腹部は平たく背面は丸みがあります。翅は硬くて光沢があり、水を弾きます。体色は翅が限りなく黒に近い緑褐色でして、腹部はやや赤みのある褐色ですね。繁殖期は春~夏頃で、水草などに付着して水面に浮く、白い泡の卵嚢を産みます(卵は卵嚢に包まれている)。孵化した幼虫は、水中で水生昆虫や小さな巻き貝等を食べて成長するようです(羽化した成虫は腐りかけた植物や水草などを食べる)。幼虫、成虫共に呼吸は水面に上がり酸素取り込みます。脚をバラバラに動かして泳ぐ為、泳ぎは少し下手?越冬は、水底の泥中に潜って成虫の姿で行われるそうです。
参考・引用文献
私見:
このサイズになると中々圧巻ですね~。昔は誘蛾灯などにも飛んで来ていましたが、最近では見掛けなくなりましたね。
捕獲:
水草の中をタモ網でガサガサ。夏場は、夜中に水辺の近くの街灯に飛んでくるものを捕獲。
飼育:
水槽にたっぷりと水を入れ、流木や水草をレイアウトする。餌は、軟らかい水草や藻類を与えます。糞の量が多い様なので、水換えの頻度をあげた方が良さそうです。また、高水温に弱いようです。
動画:
泳ぐガムシ動画はこちらへ
画像:
09.05.09追加画像。琵琶湖で採取したガムシです。
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:
ガムシ(ガムシ科・ガムシ属)
分布:
滋賀県の西側、東側で確認
体長:
30~35mmくらいを良く見る
棲息:
溜池、水田、排水路等の低水位な止水域の水草
特徴:
漢字で「牙虫」と書く全身真っ黒(又は緑褐色)な大型(中型)の水生昆虫。体型は扁平した卵型で、腹部は平たく背面は丸みがあります。翅は硬くて光沢があり、水を弾きます。体色は翅が限りなく黒に近い緑褐色でして、腹部はやや赤みのある褐色ですね。繁殖期は春~夏頃で、水草などに付着して水面に浮く、白い泡の卵嚢を産みます(卵は卵嚢に包まれている)。孵化した幼虫は、水中で水生昆虫や小さな巻き貝等を食べて成長するようです(羽化した成虫は腐りかけた植物や水草などを食べる)。幼虫、成虫共に呼吸は水面に上がり酸素取り込みます。脚をバラバラに動かして泳ぐ為、泳ぎは少し下手?越冬は、水底の泥中に潜って成虫の姿で行われるそうです。
参考・引用文献
私見:
このサイズになると中々圧巻ですね~。昔は誘蛾灯などにも飛んで来ていましたが、最近では見掛けなくなりましたね。
捕獲:
水草の中をタモ網でガサガサ。夏場は、夜中に水辺の近くの街灯に飛んでくるものを捕獲。
飼育:
水槽にたっぷりと水を入れ、流木や水草をレイアウトする。餌は、軟らかい水草や藻類を与えます。糞の量が多い様なので、水換えの頻度をあげた方が良さそうです。また、高水温に弱いようです。
動画:
泳ぐガムシ動画はこちらへ
画像:
09.05.09追加画像。琵琶湖で採取したガムシです。
よろしければこちらにもお越し下さい。
最近ガムシは見ていますが、ゲンゴロウは見ていません。
3cmもあるなんて、かっこいいだろうなぁ。
なかなかの大物なので、紹介しました。私も滋賀県で捕まえるのは初めてですが、かっこいい奴ですよ。
そんなに高いんですね。
2800円!確かに最近ゲンゴロウ(縁取りのある奴とか)ってみませんよね。捕って直ぐ放流したのは惜しかった?
その通りですね。自分の必要な生物だけ持ち帰り、後は放流してあげる。それがマナーですね。
「ガムシ」に見えます。
3㎝という大きさから言っても恐らく
ガムシではないかと思います。
ご指摘有難う御座います、記事修正致します。