閲覧有難う御座います。滋賀県で捕れる日本淡水魚の紹介、今日の1匹はNO.54 ビワヨシノボリ(仮称)。滋賀県南部の琵琶湖流入排水路にて捕獲しました。流入河川には遡上しないと書かれている事もありますが、実際には流入河川の中流辺りまで遡上しています。<データ>
名前:ビワヨシノボリ(仮称)
分布:琵琶湖及びその周辺(季節による)
体長:最大で全長60㎜程度の採取経験あり
棲息:琵琶湖、琵琶湖流入河川中流域辺りまで
特徴:
漢字で「琵琶葦登(仮称)」と書く琵琶湖固有種です。体形は筒状ですが、尾に向かい幅が平たくなっています。姿はトウヨシノボリと酷似していますが、背鰭が尖らず、鼻先が比較的短い感じがしますね。体色は淡い褐色から濃い緑褐色辺りで、鰓の下辺りが黄色いです。繁殖期は初夏~夏あたりで、琵琶湖から流入河川の中流辺りまで遡上しています。この時期の雄は、渋いオリーブ色の婚姻色が綺麗です。滋賀県レッドデータブックでは分布上重要種となっていますね。
参考・引用文献
私見:
『琵琶湖内でしか見られない』と書かれている事もありますが、夏頃には河川中流でも見られますし、年中定着しているのでは?と言う水路もあります。婚姻色は綺麗ですが、普段はトウヨシノボリと変わらないような・・・?
捕獲:
タモ網を使い採取。トウヨシノボリよりも警戒心が強く、やや素早い気がします。
飼育:
トウヨシノボリと同様で良いかと
動画:
画像:
”琵琶湖流入河川”で採取したヨシノボリ
08.07.15追加画像。琵琶湖内で採取したヨシノボリ
09.01.17追加画像、飼育中の個体
よろしければこちらにもお越し下さい。
名前:ビワヨシノボリ(仮称)
分布:琵琶湖及びその周辺(季節による)
体長:最大で全長60㎜程度の採取経験あり
棲息:琵琶湖、琵琶湖流入河川中流域辺りまで
特徴:
漢字で「琵琶葦登(仮称)」と書く琵琶湖固有種です。体形は筒状ですが、尾に向かい幅が平たくなっています。姿はトウヨシノボリと酷似していますが、背鰭が尖らず、鼻先が比較的短い感じがしますね。体色は淡い褐色から濃い緑褐色辺りで、鰓の下辺りが黄色いです。繁殖期は初夏~夏あたりで、琵琶湖から流入河川の中流辺りまで遡上しています。この時期の雄は、渋いオリーブ色の婚姻色が綺麗です。滋賀県レッドデータブックでは分布上重要種となっていますね。
参考・引用文献
私見:
『琵琶湖内でしか見られない』と書かれている事もありますが、夏頃には河川中流でも見られますし、年中定着しているのでは?と言う水路もあります。婚姻色は綺麗ですが、普段はトウヨシノボリと変わらないような・・・?
捕獲:
タモ網を使い採取。トウヨシノボリよりも警戒心が強く、やや素早い気がします。
飼育:
トウヨシノボリと同様で良いかと
動画:
画像:
”琵琶湖流入河川”で採取したヨシノボリ
08.07.15追加画像。琵琶湖内で採取したヨシノボリ
09.01.17追加画像、飼育中の個体
よろしければこちらにもお越し下さい。
琵琶湖博物館で展示されているのを見たときでした。
その時はまだ、「ヨシノボリ」は「ヨシノボリ」だったので、
詳しく特徴を覚えたりすることができませんでした。
いま行ったら、また違う視点で見ることが出来るのかなと
そんな事をフッと思いました。
実際に手にとって、じっくり見たい魚ですね。
正確には鰭の条数などを調べるのでしょうが、下から2番目の画像は、色合いが特徴的ですね。
雄の婚姻色が見て見たいですね。タイミングさえ合えば繁殖期に広い範囲の琵琶湖岸で見れるようですがねー、数をみて学ばなくては分からない魚です。
鰭条数等を調べるには、画像の精度が足りません!
ヨシノボリの成魚ならば、タイミングが合えば数えられるくらいの精度がですのですが・・・このサイズでは無理でした。今度は一緒に採取して、懐畔さんに画像を担当してもらいます!
>一番、身近な魚のようで一番よく解らない魚
確かに言えますね。トウヨシノボリやカワヨシノボリは、比較的何処でも見掛けることができますが、個体差が大きく、現地での判別が困難ですからね。
ヨシノボリ道は難しいです。
記事とは関係ないのですが、ビワヒガイが冬場の方が捕まえやすいようでうらやましい。行くべきは冬の滋賀か。。
御久し振りで御座います!相変わらずお忙しそうですね・・・御体は大丈夫ですか?
>行くべきは冬の滋賀か・・・
春(若しくは初春)の琵琶湖も魅力的かもしれませんね。イサザとかが見られるかもしれません。