滋賀県に生息する水草の紹介、今日の1塊はイチョウウキゴケ。湖西の琵琶湖付近にある田圃で見つけました。これと言って環境が良いわけでもなく、普通の水田でした。生息する所では群生していますが、無い所では全く見かけないタイプの生物ですね。
<データ>
名前:
イチョウゴケ
分布:
滋賀県全域で点在
体長:
葉長10㎜~20㎜、幅4~8mm程度
生息:
水田、浅い湖沼・池、湿地の土壌など
特徴:
漢字で「銀杏浮苔」と書く、日本唯一の(だったと思う)浮遊性苔。二叉に分枝している緑色の葉っぱ(葉状体)がイチョウの葉に見えることからこの名前が付きました。葉状体は緑色ですが、縁が紫色に色付きます。水温の上がる春頃に姿を見せ、1cmくらいまで成長すると、中央から2つに分裂を繰り返し増えていきます。水田の水がなくなる秋には後は地上化し、冬に姿を消します(温暖地ではそのまま越冬)。近縁のハタケゴケ属と異なり、気室孔を持ちます。環境省レッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類に挙げられるように、水質悪化などで姿を消しています。
参考・引用文献
採取:
浮いているので、タモ及び素手で掬う
飼育:
野外のビオトープ環境が望ましい
動画:
画像:
裏側は、ホテイアオイのように根がボウボウです
左のサイズくらいに成長すると、分裂して右のサイズになります。
08.12.25追加画像。下側が地上化したものです。
11.08.05追加画像。陸上化しかけている状態です。
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:
イチョウゴケ
分布:
滋賀県全域で点在
体長:
葉長10㎜~20㎜、幅4~8mm程度
生息:
水田、浅い湖沼・池、湿地の土壌など
特徴:
漢字で「銀杏浮苔」と書く、日本唯一の(だったと思う)浮遊性苔。二叉に分枝している緑色の葉っぱ(葉状体)がイチョウの葉に見えることからこの名前が付きました。葉状体は緑色ですが、縁が紫色に色付きます。水温の上がる春頃に姿を見せ、1cmくらいまで成長すると、中央から2つに分裂を繰り返し増えていきます。水田の水がなくなる秋には後は地上化し、冬に姿を消します(温暖地ではそのまま越冬)。近縁のハタケゴケ属と異なり、気室孔を持ちます。環境省レッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類に挙げられるように、水質悪化などで姿を消しています。
参考・引用文献
採取:
浮いているので、タモ及び素手で掬う
飼育:
野外のビオトープ環境が望ましい
動画:
画像:
裏側は、ホテイアオイのように根がボウボウです
左のサイズくらいに成長すると、分裂して右のサイズになります。
08.12.25追加画像。下側が地上化したものです。
11.08.05追加画像。陸上化しかけている状態です。
よろしければこちらにもお越し下さい。
お店で良く似た形でもっと大きなものを見た事がありますが、あれも浮遊性の苔なのかな?
今度、名前を見ておきます!
ちょっと珍しい浮き草だったんですね。
少し持って帰ればよかったなー。
思い出したい事が思い出せない。
ちょっとした老化
初めて観ました。
レッドデータブック絶滅危惧Ⅰ類と言う事は
かなり貴重な生物なんですねー。
大きいのと言えば、オオサンショウモでしょうかね?私も詳しくないので、名前が思いつきませんねー。答えが分かれば教えて下さい。
何処でもあるわけではないのですが、滋賀県の広範囲で見られるみたいです(私の知っている所は、全部湖南地域なのですが)。catfishtailさんなら、自宅のビオトープに良いのかも?
滋賀県でも色々な場所に生息しているのですが、稀少種と呼ばれるだけあって、生息範囲が狭いです。
いるとことには、希少種なのか?と思うほどの密度なのですがね。
でも、どこでだったか…。
最近、素堀の水路に行ってないので、ちょっと覗いてくるかな。
魚以外も注意深く観察すると、色々と見付りますよねー。でも魚に意識が行き過ぎて、忘れてしまうことも多いです・・・