近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

「ハゴロモモ」  帰化植物です

2006年11月24日 08時17分44秒 | 滋賀県の水草・苔等紹介
 閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する水草の紹介、今日の1本はハゴロモモ。琵琶湖近辺の排水路に生えていました。葉は大分汚れていますが、流水で洗い流すと美しい姿を見せてくれます。最近は、このような帰化植物が増えて在来のマツモ等も見かけ難くなりました。
<データ>
名前:
ハゴロモモ
分布:
 琵琶湖とその周辺 
体長:
 葉長30mm~40mm位 
生息:
 湖沼・溜池・河川の浅瀬 
特徴:
 漢字で「羽衣藻」と書く、外来の沈水植物。葉の形状は先が細長く枝分かれしていた扇形で、太い茎に付いています。葉の色は淡緑色~濃緑色で、茎は淡い黄褐色。葉が羽衣(はごろも)に似ているので羽衣藻と言うそうでが、房蓴菜(フサジュンサイ)とも言われているようです。ホームセンター等では、カボンバ若しくは金魚藻も名で売られています。類似種のキクモより葉が細長く、直線的です。
参考・引用文献
私見:
 名前に騙されそうな帰化植物、漢字で書いたら在来種見たいですね。
採取:
 適度な長さで茎を切り取る
飼育:
 水槽に砂利若しくは泥を敷き、水を入れる。水槽に2日ほど浮かべてから、変色した切り口を除去して間隔を置いて植える。定温には強いが水質変化に弱い様です。光も十分に与えてください
動画:

画像:
          
  08.10.31追加画像、琵琶湖岸に漂着した株です。
          
  10.09.23追加画像、琵琶湖流入河川で群生&開花しています。


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2 コメント

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Unknown (きつね)
2006-11-24 23:35:25
なんだこれ、カボンバみたい。って思ってたらカボンバでしたw

別名を知るのも面白いですね~。勉強になりました。
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Unknown (ryu-oumi)
2006-11-25 08:06:26
>きつねさん
 そうなんですよ、カボンバの分際で綺麗な和名がありました。でもこういう和名があると在来種と勘違いしてしまうか?と思ったのですが一応紹介しました。(でも、カボンバの方が有名でしたよね)
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