Noblesse Oblige

「裕福な者には使命がある」

これからは、使命感をもって活きましょう。もっと、もっと、知りましょう。

ちょっと息抜きに…

2005年10月28日 21時31分24秒 | ぼやき
あは 忙しい。
なんでこんなに忙しいのぉ。
4回生って普通さ、暇人なはずさ。
なのに、自分の勉強する時間がなかね。

まずは、世界観光サミットね。あ ぜひともHPを覗いてくださいな。
http://www.apu.ac.jp/events/modules/conferences/?id=110 です。

そして、模擬国の全日本大会の準備。さっき、最終チェックもおわり、いよいよ印刷に入るとこ。長かったなぁ… イラクで憲法採択されたり、リベリアで選挙はじまったり、情報がどんどん更新される中の発刊だから、ちょい変な感じ。

次には、学園祭の準備ね。いや、これおれはほとんどかかわってなかったけど、明日は店頭に立つらしい。みんな、「たいぴーえん」を買ってください。んで、今日は雑用してた。夜中に下ごしらえさ。

おっと、ここで呼び出しが…

さようなりー

人権の普遍化

2005年10月21日 21時14分04秒 | 国際政治
一回生主体の国際法勉強会いってみた。
すごく、面白かったし、勉強になった。
これはヤバイと思って、今日はその一端をば紹介。

プレゼンテーターはMUN歴も長い1回生のカズ。
タイトルは「国際人権法と死刑」で、判例はソーリング事件。
あまり、人権には深く突っ込んでなかった自分にとってはまさに好遇。

プレゼンは、国際人権法と国際人道法の概説と相違から始まり、死刑制度へ。
この勉強会には、立命館大学の木原正樹先生が来てくれてます。とても丁寧な解説をしてくれてました。ちょっと、長いのがネックな気がしないでもないけど。

以下、特に興味をもった点(というか知らなかった点というかわかってなかった)。


① なぜ死刑制度の存在する国と存在しない国があるのか?

カズの意見としては、タリオ思想なるものが背景にあるらしい。いわゆる、「目には目を、歯には歯を」という考え方ですね。でも、まさか、これだけで国家は死刑制度の設置を決めないよね?どんだけ恨み合いの世界やねん!って突っ込みをしてみた。

先生曰く、死刑というか、刑罰の制定は大きく分けて二つの考えに基づいている。
第1に予防という側面、第2に応報という側面。前者はさらに、一般と特別に分けられる。つまり、刑罰をすることにより、類似の犯罪が次からはおきらないようにとする考えで、たとえば世間一般が殺人という行為をしなくなるというのが一般、そして強盗していた人がもう強盗することをやめるというのが特別。しかし、こうした分類自体は、数値の上から無意味ではとの批判がある。つまり、実際に死刑を実施している国でも犯罪は減らないし、実施していない国では減っている場合がある。非科学的だという批判だね。

応報について、これがいわゆるタリオ思想に基づいている刑罰の考え方。そうであるならば、結局は応報が死刑の存在根拠になっているのかな。と思いつつ、死刑制度についての話はこれでおしまい。


② ソーリング事件がもたらしたものは人権の普遍化と国際法の個人主体性か?

と強引にまとめると以下のようなことを考えた。思いっきりはしょってソーリング事件を解説すると、欧州人権裁判所が死刑制度のあるアメリカに英国がソーリング氏を引き渡すことをやめさせた事件であって、この結果、欧州における国際法の個人主体性が強調されたことと、主権国家の裁量が人権の普遍化の名のもとに狭まれたとも解釈できる事件(ものすごく異論反論あるだろうけど・・・)。

この点、勉強不足な自分には、国際法が個人に適用される感覚がどうもわからなかった。国際法の主体はあくまでも国家であり、個人はその反射作用を受けているだけだと思っていたわけ。だから、欧州がここまで、主権国家の裁量を制限して個人の人権を重視した点はある意味画期的だったし、驚いた。んでいろいろ考えたけどおいといて。

何が一番気がかりだったかというのは、欧州における人権重視の国際化への懸念。この点、先生も気にしていたのだけど、僕の懸念していた点とは多少違う。先生の懸念は純粋に法学者としての意見とでも言えるのか、要は、英米の犯罪人引渡条約が本来適用されるべき点で、人権を根拠にその適用を否定した欧州裁判所の態度は、法を適用し解決するいう裁判所のあるべき姿からは逸脱しているからいかんのではと。僕の懸念は、他の一年生にも似たようなことを言う人がいたけど、欧州の人権への考え方の戦略性、具体的には国際法を(人権に限りだが)個人に直接適用し、国家の裁量を狭めるという考え方が実際に、B規約委員会でも行われているという点。なぜならば、人権概念の普遍化は、そりゃ根底では世界に共通するところはあるだろうけど(殺人は悪とか)、地域によっては、この概念が普通だというところで、普通ではないという場所がある現実がある。そうであるならば、人権概念自体が普遍化をすることをまたずして、欧州の戦略により、国家の裁量を狭められ、個人の人権が尊重されるのは、現実の国際社会の姿からして危険なのではと思うのです。極端に言えば、西欧概念の対外的な圧力のかかった輸出に対する抵抗があるんじゃないかと。まぁ、何の実証もなくこう発言すること自体ふざけたことだけど。


そんなことを考えた、今日の国際法勉強会でした。
それにしても、よく1回生はあの勉強会を理解できるよなぁ。
本当にわかってるのかはわからないけど。

何はともあれ、久々に頭を使ったBLOGにしてみた今日この頃。
図書館を追い出されそうなのでサヨウナラ。

大学楽しかァ

2005年10月19日 19時11分37秒 | ぼやき
大学生活楽しいのよ。
これもあと3ヶ月足らず。

去年のこの時期は、東京で一人ぼっち。
ひきこもってがむしゃらにやってた。
でも、今は大学でいろいろやりつつも受験生。
あんま、飛ばしすぎないようにしてるんだけど、なんせ何もしてなかったから焦るさね。いやいや、今、焦ってどうするるのさ、と一人でつっこみつつも。

んで、最近の楽しい原因はあれだね、やっぱ、人間だね。
いろんな人がいるんさー いや、確かに性格的なものもあるんだけど。
いまやってる世界観光サミットのワークショップね。
これ、観光について世界中から集めた学生と一緒に議論するやつね。
ちなみに、僕の所属しているのは「Information and Media for Tourism」
で、早速、Digital Divideの話を吹っかけてみたりしてる(ちょっとMUNネタ)。

んでさ、このワークショップの構成員がさ、外部から来る人を含めると30名以上なんだけど、APUでorganizeする人は実質5人なわけ。

まず、おれでしょ。んで、つっぱり気味だけどHPAIRもやってて鋭い韓国人の女の子。僕と同じく英語は苦手気味でよく互いの英語にケチつけあってるベトナム人の女の子。Constantinescuなんてかっこういい名前持っているルーマニア人の女の子。そして、日本人みたいな顔してなんかいつも笑顔なミャンマー人の女の子。
いや、別に全部女の子ってのは気にしないでほしいんだけど。これがまたおもろい環境なわけさ。んで、さらには、全体のコーディネータを務めているエリック君はいつもゴモゴモ英語を話しで僕を困らせるノルウェー人。昨日プレゼンをはきはきしてたのは、perfect englishな台湾人。どーよ。

とくにAPU生じゃない人さぁ、こんなのってありえなくね???
うはー おもろいーー なんじゃこりゃーー 


って、この幸福感伝わるかいねー??

って、おまえ自分の時間とれよって話だよねー

はい、そっちもがんばります。
でも、おもろいんさ。


あと3ヶ月、がんばろう。

ね、がんばりましょう。

がんばれ、おだ。
がんばるのだよ、きみ。

うはー

世界一周

2005年10月17日 17時34分23秒 | ぼやき
ようやくブログを更新する時間がとれたんです。
いやぁ、久々に死にかけたここ数週間。
落ち着きを取り戻すことができたさ。

模擬国連全日本大会のBGがようやく完成。
いやぁ、当初は「1冊もいかないよー」とかいってたくせに、
終わってみれば全170ページほど。
ほんと、事務局のみなさんには迷惑かけました。
そして、執筆を手伝ってくれた1回生中心の彼らにも感謝感謝。
まぁ、1名ほど、〆切ギリギリまで提出してこなかった人もおったが。

執筆を終えて、一言。

「世界旅行にいってきました」

って感じです。世界にはまだまだ自分の知らないことがたくさんありました。
やっぱり、何も知らないんだなぁと思った。
参考までにどこを旅してきたか書いてみよう。

まずはアフリカ。

コンゴ民主共和国・ブルンジ・中央アフリカ共和国・スーダン・コートジボワール・リベリア・エチオピア=エリトリア

アジアでは、アフガニスタン・東ティモール

中東では、パレスチナ、イラク

その他、キプロス、ハイチなどなど。

そんな国聞いたこともないよ!っといわれそうな国がたくさんあるでしょ?
でも、これらの国々、それぞれ何万人もの死者を出した、悲しき紛争の歴史を負う国々なんです。

なんか、こうやってざらーっとしてみると、いかに自分が最高の環境に身をおいているのか身にしみて感じてくるよ。あぁ、自分は恵まれている。自分は裕福だ。と。別に、彼らのために今すぐ何かをしよう、とか何かしなければならないとか、そういった感情ではなく。ただ、こういった現状があることを知らずに、こんな環境で生きている自分が惨めになる感覚。

たまにさ、こうやって世界中の情勢を知っていることが「マニア」だと思われる。いや、別に否定する気もないけど… でも、「マニア」と中傷する前に、そんな自分も何かを知った方がいいんじゃないの?とも思うわけ。「すげー」とか「まにぃ」とか、そんな話じゃないわけさ。

ホワイトバンドをその手に巻いている諸君、どこまで貧困の現状を知っているんだ?「無関心でいられない」なら、関心を示せばいいんだよ。中傷する前に、自分の腕に聞いてくれたまえ。

さてさて、世界一周旅行とはいったものの、実はまだまだ書くべきことがいっぱい残されているんです。実は、このBGもぜんぜん完成には程遠く。

具体的には、イラン核開発問題、北朝鮮情勢、ジンバブエ、ブーゲンビル、ICTYやICTRなど。書かなくてはいけないことを書いていない。こういった議題に関しては、後々、ブログを利用するなり、別冊で作成して、メール配信にでもしようかな。と思ってます。だから、少し待ってほしいです。


んー 気がつけば、10月17日。
実は、来年の試験まであと半年ちょっと。
普通さ、もっとあせろよって感じですよね。
はい、親父から電話かかってきて、「自分の勉強してるのか?」っていわれた。
うがー 鋭い。軽く反省。

ってなわけで、最近はまた受験生に戻ってます。
早速、今日も授業で、「疲れてるねー」っていわれてもた。
ずいぶんブランクができてしまった。経済学の本読んでも??がでてくる。
まずは、感覚を取り戻そう。
そして、気合を入れなおそう。
毎日、温泉入って、しっかりと一日の疲れを取ろう。

生活のサイクルを確立しよう。
自分の時間をしっかりとろう。

そんなわけで、また、違った生活が僕を待っています。
みんな、みんな、死にそうな僕を見かけたら、

「死んでもがんばれ」

といってください。


がんばります。







ps. 隣の中国人うるさいなぁ・・・