今日、たまたま仕事でベルリンから来日しているドイツ人(男性2人)に会い、世間話でヘルタ・ベルリンでプレーしている日本人を知っているかと質問してみました。
その返答はというと・・・、
「日本人がベルリンでプレーしているのは知らない、OKAZAKIは知っているけれども」というものでした。
この2人、あまりサッカーに詳しくないと思われますが、岡ちゃんのことは知っていました。
ドイツでもマインツだけではなくてベルリンまで名前が轟いているということですね。
それはそうと、ブラジル戦ですがもうすでにいろいろWEBで評価が出てきているとおり、岡ちゃんだけがブラジル相手に通用していて、それ以外の選手は誰も通用していなかった。
ちょっと乱暴ですが、ほぼそれに近い印象を僕も持ちました。
他の選手の何が決定的に違ったかというと、プレースピードの速さ、判断力の速さだと思います。
先日マインツ対ドルトムントの試合を見に行った時の印象を書きましたが、Jリーグとブンデスリーガの決定的な違いもそこにあると思います。
またもう一つの違いはネイマールがいるかいないかということ。
いつか都並さんがTVで語っていた通り、日本代表で岡ちゃんはもっとも重要なプレーヤーであり、
歴代のFWの中でも最も能力の高いFWだと思いますが、、
ネイマールほどの絶対的存在には成り得なかった。
或いはコートジボワールのドログバ的存在には成り得なかった。
これもまた事実だと思います。
岡ちゃんは日本一の富士山の頂上にいるが、高さではヨーロッパのエベレストにはまだ及ばない。
やはりエベレスト登頂を目指すとなるとまだ登らなければならないということなのでしょう。
何れにせよ、岡ちゃんのインタビューに「個の力」と「チームとして貫き通す」という趣旨の発言がありましたが、
まだまだ若返った新生日本にはどちらも不足しているということを思い知らされた試合だったと思います。
アギーレ監督はこの結果を予測しそこから得られる教訓を意図していたのでしょうか。
それもまた興味あるところです。