Oka-chan is Great!!! twitter.com/LCFC/status/89…
— 吉元良太 (@ryoshi47) 2017年8月12日 - 23:01
しばらくブログを更新していませんでした。
レスターのラニエリ前監督のチーム戦術に疑問があってどうも書く気になれませんでした。選手起用や戦術に一貫性がなくて軸となる考え方が良くわからなかったからフラストレーションが溜まったのだと思います。
ラニエリ前監督が解任され、監督が交代した直後の試合で、「岡崎が戻って全てが戻った」とレスターVSリバプール戦の後にリバプールのクロップ監督が語ったそうですが、全くその通りの印象を受けました。
スタメンに岡崎選手が戻ってきてレスターらしいカウンターサッカーが戻ってきたということをクロップ監督は言っているのだと思います。シェイクスピア新監督もこのチームの強み、岡崎選手の強み、その関係性を把握できているからこそ岡崎選手をスタメンに戻したのでしょう。
レスターは岡崎選手がいるのといないのとで全く変わります。
岡崎選手がいると攻守の切り替えが早くなりカウンターが冴えわたります。
あまり目立たないのですが、このチームでは岡崎選手が間違いなくチームの心臓部を構成しています。
プレミアリーグという非常に高いレベルの選手の集まりで、スピードもパワーも要求されるレベルの高いリーグで初めて通用した日本人だといってもいいのかも知れません。
技術的に下手だとかいう人もいるようですが、岡崎選手はプレーの判断スピードがとにかく速く、非常に頭の良い選手だという印象を受けます。
サッカーは技術だけでなく思考力や判断力が一流でないとこのようなレベルの高いリーグでは通用しないのでしょうね。
昨日のストーク戦では得点こそなかったものの調子はかなり上がってきている印象でした。
体のキレもあったし、判断にラニエリ時代のような迷いがなくなってきた。
あとは残されたリーグ戦やCLでゴールという結果を残してほしいというそこに尽きると思います。
ドイツでシーズン15得点したのですから、絶対に可能です。
もうすでにレスターの地元では愛されるプレーヤーになっていますが、
英国のプレミアファン皆に愛される選手になってほしいと願っています。
レスターのラニエリ前監督のチーム戦術に疑問があってどうも書く気になれませんでした。選手起用や戦術に一貫性がなくて軸となる考え方が良くわからなかったからフラストレーションが溜まったのだと思います。
ラニエリ前監督が解任され、監督が交代した直後の試合で、「岡崎が戻って全てが戻った」とレスターVSリバプール戦の後にリバプールのクロップ監督が語ったそうですが、全くその通りの印象を受けました。
スタメンに岡崎選手が戻ってきてレスターらしいカウンターサッカーが戻ってきたということをクロップ監督は言っているのだと思います。シェイクスピア新監督もこのチームの強み、岡崎選手の強み、その関係性を把握できているからこそ岡崎選手をスタメンに戻したのでしょう。
レスターは岡崎選手がいるのといないのとで全く変わります。
岡崎選手がいると攻守の切り替えが早くなりカウンターが冴えわたります。
あまり目立たないのですが、このチームでは岡崎選手が間違いなくチームの心臓部を構成しています。
プレミアリーグという非常に高いレベルの選手の集まりで、スピードもパワーも要求されるレベルの高いリーグで初めて通用した日本人だといってもいいのかも知れません。
技術的に下手だとかいう人もいるようですが、岡崎選手はプレーの判断スピードがとにかく速く、非常に頭の良い選手だという印象を受けます。
サッカーは技術だけでなく思考力や判断力が一流でないとこのようなレベルの高いリーグでは通用しないのでしょうね。
昨日のストーク戦では得点こそなかったものの調子はかなり上がってきている印象でした。
体のキレもあったし、判断にラニエリ時代のような迷いがなくなってきた。
あとは残されたリーグ戦やCLでゴールという結果を残してほしいというそこに尽きると思います。
ドイツでシーズン15得点したのですから、絶対に可能です。
もうすでにレスターの地元では愛されるプレーヤーになっていますが、
英国のプレミアファン皆に愛される選手になってほしいと願っています。
第95回高校選手権サッカー大会を3年生として迎えた選手達に伝えたい事があります。それは、ここからがスタートという事です。決して燃え尽きないで欲しい。むしろ更に強い情熱をもって次に進んで欲しいと思います。本当に3年間お疲れ様でした!
— Shinji Okazaki (@okazakiofficial) 2017年1月10日 - 16:41
マインツではトゥヘル監督のもとワントップとしてプレーした岡ちゃんですが、
レスターでは昨シーズンはトップ下ともいえる2トップの一角でした。
そして今シーズンはよりトップ下のニュアンスが強くなるような2トップの一角としてプレーしているように見えます。
マインツで9番としてプレーして結果を残して、自信を持ってブラジルW杯に挑戦した岡ちゃんでしたが、チームに勝利をもたらすことはできませんでした。
自信は過信だったことを思い知らされ、そして選んだ道がプレミアへの移籍でした。
自らをよりレベルの高い厳しい環境に置くことによってさらに高いレベルへの到達を目標にした移籍だったと自らも語っています。
レスターでは時に2トップの一角となり、時にボランチかと思われるようなプレー範囲の広い役割です。
強豪チームの多いプレミアリーグの中でレスターが対等に戦うには「岡崎が必要だ」と現地でも報道されているようです。
攻守の切り替えのスイッチ、中盤と前線のリンク役としての岡ちゃんの重要性が再評価されてきています。
タレントぞろいでないチームが強豪チームに勝つために岡ちゃんのような9.5番のプレーがトレンドになってきています。
ある意味、岡ちゃんがそのトレンドを作っているとも言えると思います。
w杯で日本が勝つために必要なプレーを岡ちゃん自身がレスターの中で探っているように僕には思えます。
岡崎慎司の創るサッカーが何処まで高みに到達するのか、これからも楽しみに見守っていきたいと思っています。
レスターでは昨シーズンはトップ下ともいえる2トップの一角でした。
そして今シーズンはよりトップ下のニュアンスが強くなるような2トップの一角としてプレーしているように見えます。
マインツで9番としてプレーして結果を残して、自信を持ってブラジルW杯に挑戦した岡ちゃんでしたが、チームに勝利をもたらすことはできませんでした。
自信は過信だったことを思い知らされ、そして選んだ道がプレミアへの移籍でした。
自らをよりレベルの高い厳しい環境に置くことによってさらに高いレベルへの到達を目標にした移籍だったと自らも語っています。
レスターでは時に2トップの一角となり、時にボランチかと思われるようなプレー範囲の広い役割です。
強豪チームの多いプレミアリーグの中でレスターが対等に戦うには「岡崎が必要だ」と現地でも報道されているようです。
攻守の切り替えのスイッチ、中盤と前線のリンク役としての岡ちゃんの重要性が再評価されてきています。
タレントぞろいでないチームが強豪チームに勝つために岡ちゃんのような9.5番のプレーがトレンドになってきています。
ある意味、岡ちゃんがそのトレンドを作っているとも言えると思います。
w杯で日本が勝つために必要なプレーを岡ちゃん自身がレスターの中で探っているように僕には思えます。
岡崎慎司の創るサッカーが何処まで高みに到達するのか、これからも楽しみに見守っていきたいと思っています。
岡崎フル出場でレスター「勝利の方程式」復活 英メディアも絶賛(木村正人) - Y!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/2…
— 吉元良太 (@ryoshi47) 2016年10月23日 - 16:20
イラク戦を振り返る前にその前のプレミアリーグのサウサンプトン戦のことを少し思い出してみたいと思います。
この試合ベンチスタートだった岡ちゃんは後半残り25分ぐらいのところでヴァーディとの交代で出場しました。
ポジションはスリマニと組んだ2トップでスリマニより少し下がり目の位置、4-4-2というよりも4-4-1-1の1.5列目といった場所でした。
この交代で中盤から前線への攻撃のつなぎに苦労していたレスターの攻撃が活性化されたことは目に見えて明らかでした。
岡ちゃんとグレイの2枚替えだったのですが即座に効果が出てきていました。
厳しいFW争いの中、シーズン開始からなかなか先発を勝ち取れずチャンスが限られれている状況の中でも、コンディションは良好に保たれているなという印象でした。
今のチーム状況の中で、ヴァーディ、スリマニ、岡ちゃんがFWの優先順位で高い位置に来ているのかなと思いましたし、得点という結果がついて来れば優先順位は更に上がるでしょう。
リーグ戦もありCLもある中で先発の機会は必ず廻ってくると思います。
さてイラク戦ですが、この試合でチームの抱える課題と岡ちゃんの抱える課題が見えてきたように思います。
ザックジャパンでは左で作って右で決めるという基本コンセプトがあり、岡ちゃんの役割は右のゴールゲッターだったわけです。
そして遠藤、本田、香川を中心にして前線に前田を置いたポゼッションサッカーがベースになっていました。
ザック前監督がどこまでポゼッションサッカーにこだわったのかはわかりませんが、チーム全体としてはポゼッションの時間を長くして優位に試合を進めて崩してチャンスを決めるというスタイルでした。
その根本には、世界的に見て技術は高いけれど身体能力ではまだまだ世界に勝てない日本の選手に合ったサッカーだという思想もあったように思います。
力関係で相手チームが弱ければ(個々の選手の技術力が相手チームより勝っていれば)ポゼッションサッカーを有効に展開できますが、強い相手(同じぐらいの技術レベルで身体能力の高い相手)になった時にはそうはいかなくなってしまいます。
恐らく岡ちゃんが感じたW杯での日本チームの限界もポゼッションサッカーだけでは強いチームには勝てない、相対的に強いチームには別のサッカーをしなければならないというものだったのではないかと思います。
そのような経緯の中、ハリルジャパンでは選手のポジションも変わってきているしチームのコンセプトにも変化があるように見えます。
技術で勝るだけでなく個の部分で勝てるようにしていこうということと、攻守の切り替えを速くしてボールを保持してから攻めきるまでの時間を短くしようということです。
ハリル監督がJリーグにデュエルを求めるのもそのような背景があるのだと思います。
確かに、Jリーグからヨーロッパに移籍した選手にはデュエルで世界に闘える選手も出てきていますし、代表戦を見てもそれはやはり重要な要素なのかなとも思わせます。岡崎、原口、本田といった選手にはそれを感じますし、最近の試合では清武もそこに加わろうとしているように見えます。
上手さの象徴となるような選手としては、香川、宇佐美、柏木のような選手がいますが、彼らが代表で更に輝くためには今の技術レベルに加えて身体能力やメンタルの部分を更に向上させる必要があるということではないかと思います。
海外に行って成長したと感じる選手は技術という部分ももちろんありますが、それよりも心技体の個の力の総合的な成長というのを強く感じます。
話が少し選手の能力の話になってしまいましたが、チーム戦術ということに話を戻すと、昨シーズンプレミアで優勝したレスターのように攻守の切り替えを速くした堅守速攻型のカウンターサッカーがポゼッションサッカーに対峙するように出てきています。
その中で岡ちゃんは主力選手として活躍していたわけですから、このようなサッカーの中で日本人が活躍できないわけではないと思います。
ではレスターのサッカーとハリルジャパンのサッカーで何が違うのかというと、そこは個の表現の問題ではないかと思っています。言い換えると監督と個々の選手との関係性とも言えるかもしれません。
監督がどこまで細かいことを要求するか何処まで選手の自主性に任せるか、選手がどこまで自分で考えて監督の要求と自分のやりたいこととの接点を見出すのかということになります。
このことが原因で今のハリルジャパンでは方向性が少し見えにくくなっているのかなという感じています。
ハリル監督の就任時の会見をを思い出してみると、現状の日本代表の問題点をしっかり分析していたと思いますし、大まかな将来構想もあったと思います。
ただ、それを実現するためのプロセスのディテイルについては、そこはちょっとアルジェリア代表チームをマネジメントしていた時と同じではそれは違うのかなと思います。
マフレズやスリマニを見ていると、粗削りだけれども個の力が圧倒的な選手達です。一方日本の代表選手達はどちらかというとチームワークを重視してその中の歯車としての自分の役割を見出していこうとします。
岡ちゃんも今ハリル監督と向かい合っていると思いますが、先日イラク戦を見る限りではゴールゲッターとしての岡崎慎司の前に、ゼロトップ的な岡崎慎司を探し始めたのかなという印象を受けました。
UAE戦のよううに岡ちゃんが中央に張るだけではなくて前後左右に動くことで、アタッキングサードにスペースができていました。そのスペースを清武選手や原口選手が上手く仕えていたように思いますし、これなら香川選手を柏木選手の代わりに香川選手をボランチでもいいかなと思いました。
ただ一つ問題なのは、このチームでの岡ちゃんの役割はゴールゲッターとしてのFWではなく清武選手と連動したゲームメーカーとしてのFWです。ゴールを獲りに行くためにはもう一つシュートの打てる位置に入り込むというプロセスが増えなければならなくなっています。今の役割はザックジャパンでは前田選手が担っていたような役割です。またレスターでの岡ちゃんの役割に近いということでもあると思います。最後に自分がシュートを打つポジションをどう創っていくのかここが最後に残された課題です。
歴代の日本人FWとして得点能力だけでなく総合力で見た時に、岡ちゃんが最高のFWであることは間違いないと思います。その総合力を最大限活かして点取り屋のFWとしての完成形を創り上げるのか、そこが岡ちゃんのこれからの課題なのかなと思います。
点取り屋のFWから総合力のFWへと進化してきて、更に点取り屋としてのFWの理想像を確立する。今まさにそのプロセスの途上にあると思います。
そのような岡ちゃんをチームのために活かすフォーメーションが1トップなのか2トップなのかという課題はあるのかなと思います。個人的には2トップの方がいいかなという気もしています。
次はオーストラリア戦ですね。是非50点目、51点目を決めてほしいと思います。
この試合ベンチスタートだった岡ちゃんは後半残り25分ぐらいのところでヴァーディとの交代で出場しました。
ポジションはスリマニと組んだ2トップでスリマニより少し下がり目の位置、4-4-2というよりも4-4-1-1の1.5列目といった場所でした。
この交代で中盤から前線への攻撃のつなぎに苦労していたレスターの攻撃が活性化されたことは目に見えて明らかでした。
岡ちゃんとグレイの2枚替えだったのですが即座に効果が出てきていました。
厳しいFW争いの中、シーズン開始からなかなか先発を勝ち取れずチャンスが限られれている状況の中でも、コンディションは良好に保たれているなという印象でした。
今のチーム状況の中で、ヴァーディ、スリマニ、岡ちゃんがFWの優先順位で高い位置に来ているのかなと思いましたし、得点という結果がついて来れば優先順位は更に上がるでしょう。
リーグ戦もありCLもある中で先発の機会は必ず廻ってくると思います。
さてイラク戦ですが、この試合でチームの抱える課題と岡ちゃんの抱える課題が見えてきたように思います。
ザックジャパンでは左で作って右で決めるという基本コンセプトがあり、岡ちゃんの役割は右のゴールゲッターだったわけです。
そして遠藤、本田、香川を中心にして前線に前田を置いたポゼッションサッカーがベースになっていました。
ザック前監督がどこまでポゼッションサッカーにこだわったのかはわかりませんが、チーム全体としてはポゼッションの時間を長くして優位に試合を進めて崩してチャンスを決めるというスタイルでした。
その根本には、世界的に見て技術は高いけれど身体能力ではまだまだ世界に勝てない日本の選手に合ったサッカーだという思想もあったように思います。
力関係で相手チームが弱ければ(個々の選手の技術力が相手チームより勝っていれば)ポゼッションサッカーを有効に展開できますが、強い相手(同じぐらいの技術レベルで身体能力の高い相手)になった時にはそうはいかなくなってしまいます。
恐らく岡ちゃんが感じたW杯での日本チームの限界もポゼッションサッカーだけでは強いチームには勝てない、相対的に強いチームには別のサッカーをしなければならないというものだったのではないかと思います。
そのような経緯の中、ハリルジャパンでは選手のポジションも変わってきているしチームのコンセプトにも変化があるように見えます。
技術で勝るだけでなく個の部分で勝てるようにしていこうということと、攻守の切り替えを速くしてボールを保持してから攻めきるまでの時間を短くしようということです。
ハリル監督がJリーグにデュエルを求めるのもそのような背景があるのだと思います。
確かに、Jリーグからヨーロッパに移籍した選手にはデュエルで世界に闘える選手も出てきていますし、代表戦を見てもそれはやはり重要な要素なのかなとも思わせます。岡崎、原口、本田といった選手にはそれを感じますし、最近の試合では清武もそこに加わろうとしているように見えます。
上手さの象徴となるような選手としては、香川、宇佐美、柏木のような選手がいますが、彼らが代表で更に輝くためには今の技術レベルに加えて身体能力やメンタルの部分を更に向上させる必要があるということではないかと思います。
海外に行って成長したと感じる選手は技術という部分ももちろんありますが、それよりも心技体の個の力の総合的な成長というのを強く感じます。
話が少し選手の能力の話になってしまいましたが、チーム戦術ということに話を戻すと、昨シーズンプレミアで優勝したレスターのように攻守の切り替えを速くした堅守速攻型のカウンターサッカーがポゼッションサッカーに対峙するように出てきています。
その中で岡ちゃんは主力選手として活躍していたわけですから、このようなサッカーの中で日本人が活躍できないわけではないと思います。
ではレスターのサッカーとハリルジャパンのサッカーで何が違うのかというと、そこは個の表現の問題ではないかと思っています。言い換えると監督と個々の選手との関係性とも言えるかもしれません。
監督がどこまで細かいことを要求するか何処まで選手の自主性に任せるか、選手がどこまで自分で考えて監督の要求と自分のやりたいこととの接点を見出すのかということになります。
このことが原因で今のハリルジャパンでは方向性が少し見えにくくなっているのかなという感じています。
ハリル監督の就任時の会見をを思い出してみると、現状の日本代表の問題点をしっかり分析していたと思いますし、大まかな将来構想もあったと思います。
ただ、それを実現するためのプロセスのディテイルについては、そこはちょっとアルジェリア代表チームをマネジメントしていた時と同じではそれは違うのかなと思います。
マフレズやスリマニを見ていると、粗削りだけれども個の力が圧倒的な選手達です。一方日本の代表選手達はどちらかというとチームワークを重視してその中の歯車としての自分の役割を見出していこうとします。
岡ちゃんも今ハリル監督と向かい合っていると思いますが、先日イラク戦を見る限りではゴールゲッターとしての岡崎慎司の前に、ゼロトップ的な岡崎慎司を探し始めたのかなという印象を受けました。
UAE戦のよううに岡ちゃんが中央に張るだけではなくて前後左右に動くことで、アタッキングサードにスペースができていました。そのスペースを清武選手や原口選手が上手く仕えていたように思いますし、これなら香川選手を柏木選手の代わりに香川選手をボランチでもいいかなと思いました。
ただ一つ問題なのは、このチームでの岡ちゃんの役割はゴールゲッターとしてのFWではなく清武選手と連動したゲームメーカーとしてのFWです。ゴールを獲りに行くためにはもう一つシュートの打てる位置に入り込むというプロセスが増えなければならなくなっています。今の役割はザックジャパンでは前田選手が担っていたような役割です。またレスターでの岡ちゃんの役割に近いということでもあると思います。最後に自分がシュートを打つポジションをどう創っていくのかここが最後に残された課題です。
歴代の日本人FWとして得点能力だけでなく総合力で見た時に、岡ちゃんが最高のFWであることは間違いないと思います。その総合力を最大限活かして点取り屋のFWとしての完成形を創り上げるのか、そこが岡ちゃんのこれからの課題なのかなと思います。
点取り屋のFWから総合力のFWへと進化してきて、更に点取り屋としてのFWの理想像を確立する。今まさにそのプロセスの途上にあると思います。
そのような岡ちゃんをチームのために活かすフォーメーションが1トップなのか2トップなのかという課題はあるのかなと思います。個人的には2トップの方がいいかなという気もしています。
次はオーストラリア戦ですね。是非50点目、51点目を決めてほしいと思います。