感想!

主として社会情勢に対する感想。

孤独な無間地獄

2005-02-02 13:01:11 | Weblog
人権主義社会は決して天国ではない。このことについて話したい。
人権主義社会はとめども無く福祉社会へと向かう。親が子どもを育てなくても国や社会が
面倒をみてくれる。子どもが年老いた親を見なくてもこれも国や社会が手を差し伸べてくれる。

だから一見人生を謳歌できるように見える。しかしそうはいかない。内面は非常に孤独になる。
また、そうした環境の中に置かれた人間は依存心の強いパラサイト人間に成り果てるのである。

子や親との関係が希薄であることをよしとしつつ、一方では国や社会に強くすがらなければ生きら
れないという存在。男女共同参画やジェンダーフリーの行き着く先がこれなのである。

本来人間は個人では生きられない動物である。家族・親類縁者・友人・ご近所そうした集団の中
にあってこそ心の安定を得ることができる動物なのである。
だれともかかわりを持たない人間は生きてはいけない。それが人間というものである。

集団の存在なくして個人は何の意味も持たない。個人が個人足り得るのは集団がある場合に限られる。
なぜなら個人とは相対的な存在だからである。

孤独な無間地獄はいやだというのであれば人間として為すべきことを為せ!
平等や自由を求めすぎてはならない。個人主義もほどほどにすべきである。そして家族や家庭に
思いを馳せよ。

女性はよくキャリアウーマンに憧れる。それが悪いとは言わない。しかしみながキャリアウーマン
になるとき間違いなく国は滅びる。国家の繁栄には女性の力がどうしても必要である。すなわち
女性は家庭の守り神を目指すべきである。健全な家庭があって健全な国家が生まれる。
家庭を守ることは女性にしかできない。女性にとってはそれこそ大事業なのである。