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旧暦七夕はチャイニーズ・バレンタイン!

2010年08月18日 21時00分34秒 | 台湾日記

 旧暦の七夕、7月7日は「七夕情人節」、チャイニーズ・バレンタインです。
 今年は8月16日がその日にあたり、直前の14・15日がちょうど土日だった事から、いつもの年よりもなんだか盛り上がっていたように感じました。

 贈り物の定番・バラの花は情人節の特需で3割から5割ほど値上がりするという「バレンタイン現象」が発生。
 台湾では恋人たちのイベントデーのたびにバラが値上がりするのはもうお約束ですが、今年は猛暑で生産量が減っていたため値上がり幅が特に大きく、世の男性諸君のフトコロには厳しい情人節となりました。


定番でもやっぱり女性がもらって嬉しい贈り物は花束

 そうです、台湾では、七夕情人節でも、また西洋式の2月14日のバレンタインデーでも、贈り物をするのは「男性」。
 台湾の男性は、二つもあるバレンタインにクリスマスにお誕生日にと、イベントが多くて大変そうですが、これも「強い」と言われる台湾の女性たちの希望なんでしょうか。
 七夕情人節は、実は旧い習慣という訳ではなく、業者が仕掛けたイベント商戦だそうですが、ここ十数年ほどの間にすっかり定着。
 この日は、若いカップルも、結婚数十年というご夫婦も、多くの人がデートを楽しみます。


北東部・宜蘭県政府は公園で情人節イベントを実施

 織姫と彦星の伝説に出てくる鵲橋(カササギの橋)に見立てた橋を、男女で手をつないで渡るというイベントは各地で行われます(一番上の写真も)。
 日本にはない、こうしたバレンタインの楽しみ方もなかなかオツですね。


人気モデルの隋棠
「一緒に七夕情人節を過ごしたい女性」アンケートで1位(15.8%)に

 台湾の求職サイトがネット上で行ったこのアンケート、男性の1位は歌手の羅志祥(25.1%)でした。
 ちなみに、馬英九・総統も2%で、プロテニスの盧彦勲・選手(1.9%)やメジャーリーガーの王建民・投手(1.4%)をリード。
 台北市長時代から整った顔立ちで女性受けのよかった馬・総統、最近では総統職の疲れからか「激ヤセ」「シワが増えた」「髪の毛が・・・」なんてワイドショーで騒がれていましたが、まだまだ女性人気は健在のよう。
 政治家ではこのほか、与党・国民党の胡志強・台中市長と野党・民進党の蘇貞昌・元行政院長が0.6%で同率でした。


こちらは0.1%と微妙?な結果だった国民党の郝龍斌・台北市長
七夕情人節イベントで夫婦のアツアツぶりを披露

 恋人たちのイベントで政治家の名前が出てくるというのはちょっと不思議な気もしますが、台湾の政治家はマルチエンターテナー的な存在でもあります。
 特に男性政治家は、情人節でしっかり奥様にサービスしないと「ツメタイ男ね!」と女性票が減ってしまう・・・のかも知れません。

 いずれにしても、老若男女みながハッピーに楽しむのが台湾の七夕情人節。日本でもそのうち流行するかも知れませんよ!?(華)

 ・・・え?相手のいない人は少しもハッピーじゃないって??
 でもここは台湾ですから大丈夫。縁結びの神様をおまつりしている廟にお参りしましょう~


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