羅志祥は1979年生まれで英語名はショー・ルオです。1月15日、ショー・ルオは全部で12曲の歌が入っている七枚目の最新アルバム、“羅生門”をリリースしました。羅生門と言いますと、芥川龍之介の小説を思い出しますね。平安時代、主人に解雇された下人が、羅生門の2階で若い女の遺体から髪を引き抜き、鬘を作って売ろうとした老婆から着物をはぎ取るお話ですが、老婆にも下人にもおのおの行動を正当化する理由がありますので、結局、誰に非があるか分かりません。そのことから、台湾では“羅生門”の3文字は“張本人が分からない”と言う意味で使われています。ショー・ルオの新作は恋愛の世界を描いたものですから、恋愛の世界でも誰に非があるか分からないと彼が訴えたいのかもしれませんね。
(2月12日に出されたニューバージョン)
テクノポップとロックンロールが融合したものやロック風のバンドサウンド、ジャズ、ディスコとハウスが融合したもの、またはR&B、ヒップホップ、ブレイクビーツが融合したもの、スローロック系のバラードなど、このアルバムでショー・ルオはいろいろなテイストの歌を試みています。ファンたちにこれら新曲における自分の歌い方の変化を感じてほしいとショー・ルオは期待しています。 1996年、歌手の物まね大会でみごとなパフォーマンスを見せたのがきっかけで、芸能界入りしました。そのとき、彼は自分と同じ時期に物まね大会に参加した四人の男性とユニットの形でデビューしたのですが、兵役などの問題でのちにグループが解散しました。それでショー・ルオは残りのメンバーと二人組みユニットを結成し、芸能活動を再開したのですが、その相手もまた同じ兵役問題でやめたため、ショー・ルオはそれ以来ソロで活動するようになり、2003年、最初のソロアルバムを出しました。バラエティ番組の司会者をしたり、ドラマに出演したり、歌を歌ったりするなど、いろいろな領域で人気を誇っています。ユーモアのある人でよく人を笑わせていますので、お笑い系として位置づけられたこともあります。
(3月12日に出たCD+DVDバージョン)
ショー・ルオのこのアルバムは発売される前の予約注文で五日間で4万5千枚も上回る注文が入るなど、好調な売れ行きをみせました。そして1月15日にアルバムが発売されたのですが、これまで2ヶ月以上経ってもまだ、台湾の大手CDショップの売り上げランキングで堂々の一位に輝いています。正しく言えば、このアルバムは発売されて以来、8週間連続で一位の座を守ってきたのです。それで2月12日、このアルバムの好調な売り上げを祝うため、カバーのデザインが改められた数量限定のニューバージョンが出されました。そしてつい先日の3月12日、なんとまた、DVD付きのニューバージョンが出たのです。とどまることを知らないこの人気アルバムにぜひお耳を貸していただきたいです。(00)
「かつら」?
「ヅラ」「オヅラ」なら → http://www.google.co.jp/
>CD+DVDバージョン
こういう販売方法は、時折通販サイトで見かけます。
>数量限定のニーバージョンが出されました
「ニューバージョン」?
「かずら」を漢字の「鬘」と書いたほうがよさそうですね。
ニーバージョンの間違いについて訂正させていただきました。
ご親切にいろいろご指摘くださいまして
大変感謝しております。
若い人達の「顔つき」が似てくるのは時代なんでしょうか?
みんな小顔、そこそこイケメン・お隣の美女タイプ。
互いに影響しあってニューアジアン風文化が出来つつ有るのかも。
争うよりもお化粧、って正しい時代かどうかは判りませんが。
日本は桜が咲き始めました、春には桜祭りなどイベントも増えます。
映画交流も活発になって来ました。
ではまた
今の普通の日本人は「かつら」といいますが、正しくは「かずら(鬘)」だそうですので、間違っていないです。
私も知らなかったです。勉強になりました。
コメントどうもありがとうございます。
皆様のご意見、ご感想を拝読するのが楽しみです。また、いろいろ教えてください。
よろしくお願い申し上げます。
・・・・・訓読みで「かずら」とあったおrz
コメントありがとうございます。
辞書に表示された発音と実際に使用されている発音が違うということが台湾でもよくあります。辞書どおりの正しい発音をし逆に分かってもらえないことがしばしばありますので、何のための辞書か分からないと時々思ってしまいます。本当にorgですね。
日本語、難しいです。
母国語なんだけれどなぁ・・・・・。
お祝いのお言葉ありがとうございます。
これも一重に皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
おっしゃるとおり日本語、難しいですね。
難しいからこそ懲りずにチャレンジしてみたくなります。何卒よろしくお願いいたします。