エボリューションシステムにソーラーパネル後付け

こんばんは、内田です。

ナッツRVさんのエボリューションシステム搭載のクレアにソーラーパネルの後付け作業をご依頼頂きました。



エボリューションシステムは業界でもとても画期的なシステムで大変興味がありました。
今まで何度か目にする機会があり、おおまかな事は理解していましたが電装品を後付けするとなると別の話。
後付けするにはまず配線とこのシステムの肝である切り替えシステムをきっちり理解をしてから取り付けする必要があります。

しかし全てを理解するのは到底無理。。。
最低限ソーラー取り付けに関係のある部分は100％理解する必要ありです。

という訳でにらめっこ&とりあえず動かしてみる
もちろんお客様の車両なので、なんでもかんでも動かしてみるってわけじゃありませんよ(^^;)



ソーラー充電を他の充電システムと干渉させないために必要なことです。

テスターをあてながら確認作業が長い時間続きました。

配線、リレーの働きも理解しひとまずパネルの取り付けを完了させてしまいます。



120Wが２枚、240Wシステムです

TVアンテナをマックスファンの後ろから引き込んでましたので、同じ場所から車内に引き込みます



そこからエントランス上の棚の後ろまで配線し



ここの家具裏を通しました



シューズボックスの後ろから、下を取り回しバッテリーボックス(セカンドシートした)まで取り回しOK





さぁここからが本番！

分かったこと全てを書くわけにはいかないので簡潔に…

現車を見ればすぐにわかるのですが



この沢山の電材の中に、事前にソーラーパネルのカットリレーとソーラーパネル用のヒューズが取り付けられていました
恐らく近年の傾向からソーラーパネルを取り付けすることが多いので、製作時の作業工程を統一させる為ですかね。
仮に今回のような後付けの際も作業の効率がいいですからね。
基盤のように、板にリレーやヒューズ関係を組み込みしていますので流れ作業でこの部分を作っていくのでしょうね。
そんな中でこれはソーラー無し、これはありとかややこしいのを省いているのではないでしょうか？
まぁそんなことはビルダーさんが考えればいい事なので、こちらとしてはラッキーってだけです(笑)

ただひとつ、動作確認をしている中で一つだけ疑問点があります。

エボリューションシステムの充電方法はソーラー以外に３つあります。
①オルタネーターから直接サブバッテリ―に充電　(主に走行時)
②インバーターを起動させ、バッテリーチャージャーを動かして充電　(主にアイドリング時)
③外部電源を繋いで、チャージャーを動かして充電

この３つです。
配線を追っても、実際に作動させてもどうやっても①の時にソーラーカットが働きません

色々と考えてみましたが、やはり回路的に動かないのは当然なので新たにリレーを一つ組み合わせ、①の時もカットができるようにしました




とりあえず仮配線をして、動作の確認…

OKです！



配線をまとめて、最後にもう一度動作確認をしてOK！




本当はもう少し細かく書こうかなと思ったのですが、細かな部分は秘密にしておきます(笑)







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