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日本対韓国【アジアカップ2011・準決勝】

2011年01月26日 | アジアカップ2011
■ アジアカップ2011 準決勝
   日本(2-2)韓国
    ・前半23分    キ・ソンヨン   (韓国)PK
    ・前半36分    前田遼一     (日本)
    ・延長後半 7分  細貝萌      (日本)
    ・延長後半15半分 ファン・ジェウォン(韓国)

    PK戦
          日本(3-0)韓国

    1本目 本田圭佑 ○ ×ク・ジャチョル
    2本目 岡崎慎司 ○ ×イ・ヨンレ
    3本目 長友佑都 × ×ホン・ジョンホ
    4本目 今野泰幸 ○


この試合の詳細は、ブログランキングにてサポーターの方のエントリーをご覧下さい。


■ ゴールこそすべて

◆ 決勝進出!!
宿敵韓国に120分間の戦いで引き分けてしまった日本。
しかし、PK戦で川島が神がかり的なセーブで決勝進出の切符を獲得した。

まずは、決勝に進出出来たこと、そして、次のアジアカップの予選免除出来たことは良かった。
今大会の日本は、大会への準備不足が大きく問題となっていた。
各選手のコンディション、(特に)守備面での連携による失点が目立った。
しかし、その中でも勝ち続けた。

今でも抜本的な問題解決にはなっていないだろうけど、日本代表の代名詞と化した「得点力・決定力不足」が今大会ではあまり語られない。
つまり、南アフリカW杯で得た自信によるものか、どの試合でも必ずゴールを挙げている。やはり、ゴールを挙げなければ勝てないのがサッカーである。

正直、延長後半ロスタイムに同点ゴールを決められた時は
「またか…」とさすがに心が折れ掛けてしまった(苦笑)

■ 試合雑感

◆ 良くなった攻撃の形
この試合でも韓国にPKで失点したものの、前半36分に前田のゴールで同点として折り返した。
韓国に先制を許す前にも3回ほど決定機があった。
そういう意味で、カタール戦でも同様に感じたのだが、
今大会の日本は、前半の失点であれば後半には追いつけるだろう、そして勝てるだろうと思っていた。やはり、準備不足もあったが1試合ずつ内容は良くなっている。あくまでも攻撃面だが。

◆ アジアのレベルアップ
ベスト4に「日本、韓国、オーストラリア、ウズベキスタン」と中東以外のチームが残った。イラン、イラク、ヨルダン、カタールなどベスト8に進んだチームが今後レベルアップすると思う。
アジア全体が切磋琢磨することでアジア全体のレベルアップ出来るはずである。

ところが、審判のレベルはかなり低い。
この試合でのジャッジも日本人としての贔屓目かもしれないが、日本にとって不利な笛が多かった。
今野がパクチソンに与えたPKのシーンもあれがファウル(PK)ならば、5~6点PKになっててもおかしくない。
逆に、日本が延長に得たPKでおあいこなのかもしれないが、後半以降は、ピッピッとやけに試合が止まって
いらいらした。きっと選手はもっとフラストレーションを感じてただろう。
アジアのレベルアップの為には、選手、チームだけではなく、審判のレベルアップも必要だとAFCは悟るべきである。

■ その他、試合雑感

ちょっとまとまらないので、記録的に気になった点を列挙してみる。

・韓国は[4-4-2]って感じだった。

 →日本のCBやボランチへのプレスも徹底していた。

・日本の失点は、CBの問題、セットプレーの守備の問題と今大会の日本の失点集のような内容だった。
 →とりあえず、守備の組織は大会後、コパアメリカまでになんとかなればいいや。

・前半、飛ばし過ぎたのか後半途中から日本の運動量も落ちた。
 →延長なんかほとんどチャンス作れなかった。

・案の定、韓国のチャ・ドゥリの上がったスペースを日本は狙っていた
 →日本の1点目、同点ゴールになった。

・やはりFW前田の所で縦パスが収まらない。
 →延長になってから苦しい時間帯はキープして欲しかった。

・しかし、これまでで一番前田のプレーは良かった。
 →案外岡崎みたいにサイドで使ってもおもろいかも。

・本田圭祐のPKど真ん中で止められた瞬間は頭抱えたが、細貝が良く詰めてた。

 →アングル変わった映像で本田の助走と同じタイミングで走り込んでいた。
  こういう基本を徹底している部分はえらい。

・細貝萌は、もう少し試合数をこなせば良くなるかも。
 →現状だと中途半端、もう少し考えてプレーして欲しいなと。

・CB岩政は及第点。オーストラリアとの決勝でもスタメン確定かな。
 →一応吉田が出れるようだが、CBとしての安定度だと岩政。
  とりあえず、あと1試合だしね。(次の注目点)

・SB内田は本職だけあって、カタール戦の伊野波より良かった。特に、右サイドの攻撃の起点となれる。
 →逆サイドの長友は、相変わらずのスタミナモンキー。
  延長になってもあのスタミナはすごい。

・金髪ゴリラは、PKはもう蹴らないでね!やっぱりPK職人の遠藤の方が心臓に良い。
 →しかし、これだけPKが多い大会も珍しいかも。

・カテナチオinサムライ・ブルー
 →一番びっくらこいたのが、[5-3-1-1]と、ザッケローニが伊野波を投入してカテナチオをしたこと。すげぇびびった!
  しかし、守備の文化のない日本、というか、中盤の力(中盤力)という日本の生命線がなくなって余計に苦しくなった。(次も注目点)

・ザッケローニの秘密
 →カタール戦でもあったが、エキサイトしてくるとメガネを取る。良く見ると後半の途中でメガネしてなーい!

◆ 油断大敵
次の相手は、ドイツW杯以降の宿敵オーストラリア。
韓国戦は事実上の決勝戦なんて言われていたが、次こそ油断大敵である。苦しい厳しい試合が続いたが、もう一度ここで気持ちを入れ直しオーストラリア戦に臨まないとあっさりとやられ兼ねない。

そして、決勝も勝ってアジアの覇権を再び日本が取り戻さないといけないと思う。そして、個人的には当初からコンフェデレーションズカップへの出場が必要だと思っていたので、勝利は絶対条件である。またPK戦にもつれ込んだとしても。

余談だが、コッパ・アメリカにも出場する日本。やはり多くの人が思っているように国内での親善試合ばかりではなく、年に1~2回海外での親善試合して欲しいとも思う。

とりあえず、オーストラリアvsウズベキスタンを録画しているので、土曜までには分析と日本と絡めた対策みたいな内容をアップしたいと思います。
ウズベキスタンには6-0と大勝したみたいだけど、絶対に穴はあるはず。

最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
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ちょっと最後はゆるい内容になってしまいましたが、さすがに1時過ぎに寝て、今日一日仕事しんどかった~。
でも、負けないで本当に良かった!これ負けてたら…やってらんねぇ~ってなったよね!皆さん、お疲れ様でした。

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