■ 第1戦の全結果 |
【グループA】
ドイツ 4 - 2 コスタリカ
ポーランド 0 - 2 エクアドル
【グループB】
イングランド 1 - 0 パラグアイ
トリニダード・トバゴ 0 - 0 スウェーデン
【グループC】
アルゼンチン 2 - 1 コートジボワール
セルビア・モンテネグロ 0 - 1 オランダ
【グループD】
メキシコ 3 - 1 イラン
アンゴラ 0 - 1 ポルトガル
【グループE】
アメリカ 0 - 3 チェコ
イタリア 2 - 0 ガーナ
【グループF】
ブラジル 1 - 0 クロアチア
オーストラリア 3 - 1 日本
【グループG】
韓国 2 - 1 トーゴ
フランス 0 - 0 スイス
【グループH】
スペイン 2 - 0 ウクライナ
チュニジア 2 - 2 サウジアラビア
■ 先制点の重み… |
今大会、先制点を取って勝利したチームは、なんと!
勝ち点3を挙げたチームは、『14チーム中12チーム』(例外は、日本)
※ チュニジアは、先制して引き分け。
■ 勝ち点1でも大事! |
第1戦を終えて、引き分けの対戦が3試合。(前回大会は、4試合)
トリニダード・トバゴ 0 - 0 スウェーデン
フランス 0 - 0 スイス
チュニジア 2 - 2 サウジアラビア
トリニダード・トバゴにとっては、このグループの他の国(イングランド、パラグアイ)を考えると、勝利に等しい引き分けだった。
スイスにとっては、対戦成績の良い“おフランス”相手だったので、あわよくば(初戦ということもあり)勝ち点3は、狙っていたかもしれない。でも、悪くはなかったと踏んでいるであろう。チュニジアは、後半に同点にされて、プランミスかな?残り、スペイン、ウクライナですので・・・しかし、勝ち点上では、現時点でウクライナより上の順位です。
■ 強豪国、順調に? |
W杯が始まる前の記事で今回のグループリーグでは、各グループの(一般的に)2強と言われるチームが「第3戦」で戦うケースが多いという内容を書いた。参照(グループFを対戦日程で予想)
グループA~Eに関しては、前述の通り、強豪国と言われるチームが順当に「勝ち点3」を挙げた。唯一例外は、トリニダード・トバゴに引き分けたスウェーデンだけである。しかし、スウェーデンは、日本とは違い「勝ち点1」をとりあえず取れた。
最大の注目であったグループCでも、オランダがセルビア・モンテネグロに1-0、アルゼンチンはコートジボワールに2-1と勝利した。
また、スペイン対ウクライナの注目の試合は、予想以上の点差となった。やはり、初出場には、厳しいのがW杯・・・?!
■ 今大会、初出場国の6チームの勝利は? |
ウクライナ、トリニダード・トバゴ、アンゴラ、コートジボワール、トーゴ、ガーナ
1チームも勝ち点3をあげていません。(トリニダード・トバゴが唯一引き分けによる、勝ち点1)
■ 改めて思う、"勝ち点3"の重み・・・ |
試合内容は、どうであれ、強豪国と言われる各グループのチームは、確実に"勝ち点3"を挙げてきた。スウェーデン、フランスが引き分けたが、結局"勝ち点1"は、確実に奪った。そういう意味では、日本代表は、同点のまま"勝ち点1"でも、十分だったのではないだろうか?!ドイツ、イングランド、ポルトガル、ブラジルなどは、極端な言い方をすれば体たらくな試合ぶりだったとも言える。しかし、確実に"勝ち点3"を奪った。決勝トーナメント以降を考える国とすれば、チーム内に怪我人が出た方がロスは大きいのかもしれない。(チェコのコラーは、大した怪我ではないようで、復活出来そうです。)
■ 攻撃的な大会?! |
この大会は、攻撃的なチームが勝つ。つまり、攻撃的な大会になると予想しました。しかし、その攻撃力も“暑さ”に影響を受けているように感じました。また、先制したら抑えぎみに戦っているようなチームも見られました。
勝敗に関わらず、1得点以上挙げたチーム | 20チーム(32チーム中):62.5% |
この内、2得点以上挙げたチーム | 12チーム(20チーム中):60% |
ちなみに、前回の日韓大会(2002年)は・・・
勝敗に関わらず、1得点以上挙げたチーム | 24チーム(32チーム中):75% |
この内、2得点以上挙げたチーム | 14チーム(24チーム中):58% |
各グループ第1戦だけを見れば、さほど前回大会と変わらないということが数字上言えます(笑)しかし、1得点以上挙げたチームの差が10%ってことは、約3~4チームの差が前回大会とあるということですよね・・・ある意味予想外です。
■ 第2戦には、波乱も・・・ |
1周りしたところで、これからがW杯の怖さです。この第2戦で決勝トーナメント進出を確実に決めておきたいチームが数多くいます。
その一方で、「第1戦は、引き分けでOK。第2戦以降が勝負」、もしくは、「これ以上負けられない」はっきりと今後を考えると分かれてきます。
早速、ドイツ対ポーランド(1対0)という結果で、開催国であるドイツが決勝トーナメント進出を決めました。そして、ポーランドは、今夜行われる、エクアドル、トリニダード・トバゴの結果次第では、予選リーグ敗退が決まります。
これで、W杯の歴史上、唯一(?)継続しているジンクスの一つ、“開催国、決勝トーナメント進出”神話が続くことになりました。
ジーコ監督の頭の中には彼を使うってことがないのでしょうか!?
WC本戦に行きたいかっという強い気持ちが選手の中にあるかないかで勝負が決まるのではないでしょうか!?
>なるほど・・・しかし、現状4年後を見据えるほど余裕がないジーコJAPAN _| ̄|○
巻を使うのは、基本的に賛成です。
今大会、高さのあるFWも大会の特徴だと思っています。私は、以前の記事でも書いたのですが、巻を選出した時点から、「スーパーサブ」として使うべきだと思っていました。
若いので運動量もあるし、相手にとっては後半に高さのある選手が出て来るというのは、脅威だと思います。疲れると単純にジャンプ力も変わってきますし、普通に高さを攻撃のオプションとして考えることは可能だと思います。それにセカンドボールという日本の得意の2列目を生かせると思います。
そして、何よりもシュートを打たない柳沢よりは、ずっといいですしね。
私は日本で1トップをするのはかなり難しいと思います。FWで頼れるのもいないですが、1トップの際には2列目から飛び込むネドヴェドやジェラードタイプのMFが必要ですが、日本にそういう馬力のあるMFはいませんので。
ぶっちゃけヒデか俊輔のどちらかを外して高原、巻、柳沢で3トップでもやってみた方がまだしもいいんじゃないかなと思いますが。無論集まらないための最低限の約束が必要ですが。
>はは・・・実は、あえて触れなかったのですが、ブラジル対オーストラリア、私も同意見です^^;
とりあえず、ブラジルの方が実力が上だと思うのですが、決勝Tを見据えているので、現状まだまだエンジンの掛かりきれない状況だと思うんですよ。だから、そういう部分も含め怖いですね。
それに、PSVで監督をしていたヒディンクなので、日本代表以上に"普通に"ブラジルの選手の特徴は、良く分かっていると思うんですよ。
有名な“ロベカルの裏”突いてくるか興味あります。