うまさいと

お馬さんは好きですか?

南アも観てみようよ。

2005-07-05 00:57:31 | 競馬
シーザリオ関連でSA Horseracingを観たので、完全に忘れていたDurban July(SAF G1 T2200m)についてちょこっとだけ触れてみる。
この前くろうまさんに「南アで記事書いて喜んでるのは私達くらいですかね」とか言ってたくせにねぇ。だめじゃんorz
みんなシーザリオなので、ひねくれてみたとも言うのかもしれないなとか思いつつ。ということで

DUNFORD MARCHES TO JULY GLORY(SA Horseracing)

VODACOM DURBAN JULY (Grade 1)
Open to all horses - 2200m
No Horse Jockey Al/Bl Kg Dr Fin Dist Time OP SP
馬番、馬名、騎手、Al/Bl(わからん)、斤量、・・・
12 DUNFORD Anton Marcus A - 52.0 4 1 0.00 135.28 20/1 20/1
14 SILVERPOINT (AUS) Anthony Delpech A - 51.0 10 2 0.50 135.37 20/1 14/1
1 EVENTUAIL (ARG) Bernard Fayd'Herbe A - 58.0 15 3 1.00 135.47 20/1 20/1
19 REVEILLE BOY Piere Strydom A - 51.0 9 4 1.15 135.50 12/1 12/1
11 IRRIDESCENCE Weichong Marwing A - 52.0 11 5 1.30 135.52 7/1 6/1
18 ZEBRA CROSSING Jeff Lloyd A - 51.0 2 6 1.55 135.57 16/1 16/1
2 ALASTOR Garth Puller A B 56.0 14 7 1.80 135.62 40/1 40/1
15 NIGHT WATCH Gavin Van Zyl A - 51.0 7 8 1.90 135.64 10/1 10/1
3 WINTER SOLSTICE Glen Hatt A - 56.0 1 8 1.90 135.64 8/1 8/1
6 ILHA DA VITORIA (BRZ) Brett Smith A - 53.5 17 10 2.00 135.66 16/1 16/1
4 TYSON Chad Little A - 54.5 8 11 2.50 135.75 12/1 10/1
13 THE DECAGON Randall Simons *0.0 A - 52.0 5 12 4.00 136.03 40/1 40/1
5 GREY ARROW Robbie Hill A - 54.0 16 13 5.00 136.22 40/1 40/1
7 WESTERN PROSPECT Kevin Shea A - 53.5 6 14 6.25 136.46 14/1 12/1
10 GANG RELATED M J Odendaal A - 52.5 13 15 6.75 136.56 14/1 16/1
8 DUNSINANE Mark Khan A - 53.0 12 16 8.00 136.80 9/2 4/1
20 JOSHUA'S PRINCESS Gerrit Schlechter A - 50.0 18 17 8.75 136.94 50/1 50/1
9 RABIYA Robbie Fradd A - 53.0 3 18 99.99 136.94 5/2 28/10F
16 ARABIAN GLOW Scratched
17 PAVLOVICH (SNL) Scratched

ということで気の抜けた感じで観て下されば。南ア最大級のレース(この辺りのことに関しては、以前にLucky Boyさんにご教授いただきましたね)であるにも関わらず、ハンデ戦なのですよ。これは勿論私が日本で暮らしているから違和感を覚えるものなのかもしれないのですが。豪州最大のレースであるMelbourne C.(AUS G1 T3200m)がやはりハンデ戦であるのと同じようなものか。

きっちりした戦績、人気馬の解説など、詳しくはくろうまさん@Darkhorse Runsでどうぞ。ということで、こちらではもう少し違った方向に突っ込んだことを調べてみましょうか。くろうまさんのニュースの補足になればいいかなと。

勝ち馬であるDunford(F4-r)は父がShalfordで母がPelican Brief(父Piaffer)という血統。Shalfordは昨年亡くなっていますが、現役時代は欧州で25戦7勝。重賞は3歳時にDiadem S.(GB G3 T6f), 4歳時にはDurk of York S.(GB G3 T6f), Cork and Orrery S.(GB G3 T6f:現Golden Jubilee S.)と3勝しています。しかし、G1になると足らなくなるタイプのお馬さんで、3歳時は1000 Guineas S.(GB G1 T8f)で10着、Sprint C.(GB G1 T6f)では5着、4歳時に重賞連勝で迎えたJuly C.(GB G1 T6f)では7着、Sprint C.(GB G1 T6f)では4着と敗れています。また、3歳冬に遠征したHong Kong Invitation Bowl(HK Non T1400m)では4着でした。ちなみに、ラストランとなったDiadem S.(8着)で勝ったのはWolfhoundでして、こちらはWeekend Surpriseの半弟ですか。こちらも南アフリカで種牡馬入りしてますねぇ。

さて、南アフリカの今年の種牡馬成績(04/8/1~05/6/23)を見ると、この二頭(Shalford, Wolfhound)とも入ってないなぁと。後者はまだ生きているとは思うのですが。それじゃあまりにも淋しいなと思ってよく見てみると、4位にランクインしているAl MuftiはWeekend Surpriseの半弟でありWolfhoundの半兄であることが発覚と。南アメリカには欧米から種牡馬が流れ込んで活躍することも多いわけで、例えば3位にランクインしているFort Woodは名牝Fall Aspenの仔だったりするわけです。どう名牝なんだと問われると説明が面倒臭いので、以前作った資料をどうぞ。

牝系図の部屋(Portage系)@うまさいと

ということで、欧米のいいとこの坊ちゃんが流れ込んでいるというイメージを持っている私なのですが、それは現在のイメージなだけであって、実際のところはどうなのかはわかりません。ということで、何となく勢いで書いてみたけど駄文だなぁ。

ただ一つ言いたいことは「Dunfordは今回で25戦7勝で、父の戦績とちょうど並びましたよ」と。孝行息子に乾杯。