この映画は実話を元にした映画で、福島にある「常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)」の誕生の物語を温かい視点から描いた、素晴らしい作品です。
10/4の平日はレディースデイに見に行きましたが、観客数も多く人気の程が伺えます。
驚いたのは客席のあちこち、殆どの観客が泣いていた事でしょう。
泣いてカタルシスを味わいたい方には、是非観て欲しいし、ストレス発散になって良いと思います。
隣にいた友人なんて途切れるまもなく泣いてました。ハンカチでズヒズビやってましたもの(笑)
こんなにも純朴で一生懸命だった日本人の姿に感動するのは当然かもしれませんね。
映画の舞台は昭和40年の常磐炭鉱が大幅な人員削減が迫り、炭鉱で生活していた人々は起死回生の為に炭鉱の町から「楽園ハワイ」を作り上げるというプロジェクトを開始しました。
実在の人物をモデル(カレイナニ早川。現在70歳にして現役のフラ講座講師)にした、かつてSKD(松竹歌劇団)で活躍した東京から来たダンス教師の役は、松雪泰子。
それ以外の役者さん達は全てが福島弁の強い訛りで、その言葉が温かく感じられて古き良き時代にすんなりと入っていけるようになっています。
舞台も見事に往時を偲ばせ、はげ山の炭鉱には緑が殆ど無く、人々は一階建ての長屋のような家に住み、内風呂が無いので和気藹々と銭湯に通い、どのふすまもボロボロでろくな布団も無い有様。
その閑散とした町の中で精一杯生きていく、逞しい人々の姿は見るだけで胸に迫ってくるものがあります。
微笑ましいシーンや爆笑シーンも盛り沢山で、泣いて笑って、といった典型的なエンターティメント映画です。
松雪泰子演じる平山まどかは、東京の粋で当時のパリモードファッション雑誌から抜け出たように、あか抜けたセンスとヘアースタイルで、炭鉱の人々との違いを浮き彫りにするという案配。
元々松雪さんはスタイルが良いので、思わずお手本にしたくなるような姿が良いですね。
最初はフラダンスを教える事など最初(ハナ)からなかったまどか。
借金の為に遠い田舎に来てしまった事に投げやりになり、毎度居酒屋で飲んだくれる日々。
しかし常磐の女性達は「フラガール募集」という広告を見て、炭鉱から抜けてフラダンスを習おうと決意します。
何しろ盆踊りしか知らなかった当時の女性にとって、フラダンスというリズミカルで激しい踊りを習得するのは不可能といって良かったでしょう。
炭坑夫達は頑固な人達ばかりなので、北国である常磐にハワイを出現させるなど、もっての他とダンスを習おうとする彼女達に反対します。
様々な映画でクールな姿で颯爽と登場する豊川悦司は、今回は炭坑夫という事でいつも真っ黒な顔(笑)
しかも凄い訛りでしゃべるのが、新たな役を開拓したという感じで好感が持てます。
この映画の見所は随所にちりばめてあるのですが、何といっても満足な踊りが出来なかった田舎の少女達が、素晴らしいタヒチアンダンスを習得し、あか抜けていく様を見る事です。
フラダンス習得の為に3ヶ月の練習をしたというから凄いです。
圧倒的なフラダンスの凄さは劇場でも見て欲しいですね。
でもDVDが出たら絶対にレンタルしますよ。それ位何度も観たい作品です。
ハラハラさせる場面あり、涙が止まらない場面ありと、盛り沢山な内容で、最後には美味しい料理を食べたような満足感で一杯になる事でしょう。
新人映画女優として南海キャンディーズのしずちゃんが、朴訥な田舎の少女を演じているのも見逃せません。
ミュージカル「アニー」でデビューした蒼井優も、田舎娘から美しいフラガールに変身して、情熱的なフラダンスを披露する様も素晴らしいです。
富司純子さんは「緋牡丹賭博シリーズ」などで極道の女を演じていましたが、今回は蒼井優さんのお母さん役で、頑固ながら強い信念と影でひっそりと子供を思いやる優しい当時の母親像を演じていて、これ又好感が持てます。
音楽はウクレレ奏者の「ジェイク・シマブクロ」
「フラガール」オリジナルサウンドトラックもあれば、「フラ・スタイル・ミュージック」という劇中で流れるハワイアン・ミュージックもあります。
この映画のお陰でいわき市の「スパリゾートハワイアンズ」に行く人が増えるかもしれませんね。
この秋にぴったりの心温まる映画を是非見に行ってみて下さい。
ハンカチは忘れずに~(笑)
【フラガール公式サイト】
【フラガール公式ブログ】
10/4の平日はレディースデイに見に行きましたが、観客数も多く人気の程が伺えます。
驚いたのは客席のあちこち、殆どの観客が泣いていた事でしょう。
泣いてカタルシスを味わいたい方には、是非観て欲しいし、ストレス発散になって良いと思います。
隣にいた友人なんて途切れるまもなく泣いてました。ハンカチでズヒズビやってましたもの(笑)
こんなにも純朴で一生懸命だった日本人の姿に感動するのは当然かもしれませんね。
映画の舞台は昭和40年の常磐炭鉱が大幅な人員削減が迫り、炭鉱で生活していた人々は起死回生の為に炭鉱の町から「楽園ハワイ」を作り上げるというプロジェクトを開始しました。
実在の人物をモデル(カレイナニ早川。現在70歳にして現役のフラ講座講師)にした、かつてSKD(松竹歌劇団)で活躍した東京から来たダンス教師の役は、松雪泰子。
それ以外の役者さん達は全てが福島弁の強い訛りで、その言葉が温かく感じられて古き良き時代にすんなりと入っていけるようになっています。
舞台も見事に往時を偲ばせ、はげ山の炭鉱には緑が殆ど無く、人々は一階建ての長屋のような家に住み、内風呂が無いので和気藹々と銭湯に通い、どのふすまもボロボロでろくな布団も無い有様。
その閑散とした町の中で精一杯生きていく、逞しい人々の姿は見るだけで胸に迫ってくるものがあります。
微笑ましいシーンや爆笑シーンも盛り沢山で、泣いて笑って、といった典型的なエンターティメント映画です。
松雪泰子演じる平山まどかは、東京の粋で当時のパリモードファッション雑誌から抜け出たように、あか抜けたセンスとヘアースタイルで、炭鉱の人々との違いを浮き彫りにするという案配。
元々松雪さんはスタイルが良いので、思わずお手本にしたくなるような姿が良いですね。
最初はフラダンスを教える事など最初(ハナ)からなかったまどか。
借金の為に遠い田舎に来てしまった事に投げやりになり、毎度居酒屋で飲んだくれる日々。
しかし常磐の女性達は「フラガール募集」という広告を見て、炭鉱から抜けてフラダンスを習おうと決意します。
何しろ盆踊りしか知らなかった当時の女性にとって、フラダンスというリズミカルで激しい踊りを習得するのは不可能といって良かったでしょう。
炭坑夫達は頑固な人達ばかりなので、北国である常磐にハワイを出現させるなど、もっての他とダンスを習おうとする彼女達に反対します。
様々な映画でクールな姿で颯爽と登場する豊川悦司は、今回は炭坑夫という事でいつも真っ黒な顔(笑)
しかも凄い訛りでしゃべるのが、新たな役を開拓したという感じで好感が持てます。
この映画の見所は随所にちりばめてあるのですが、何といっても満足な踊りが出来なかった田舎の少女達が、素晴らしいタヒチアンダンスを習得し、あか抜けていく様を見る事です。
フラダンス習得の為に3ヶ月の練習をしたというから凄いです。
圧倒的なフラダンスの凄さは劇場でも見て欲しいですね。
でもDVDが出たら絶対にレンタルしますよ。それ位何度も観たい作品です。
ハラハラさせる場面あり、涙が止まらない場面ありと、盛り沢山な内容で、最後には美味しい料理を食べたような満足感で一杯になる事でしょう。
新人映画女優として南海キャンディーズのしずちゃんが、朴訥な田舎の少女を演じているのも見逃せません。
ミュージカル「アニー」でデビューした蒼井優も、田舎娘から美しいフラガールに変身して、情熱的なフラダンスを披露する様も素晴らしいです。
富司純子さんは「緋牡丹賭博シリーズ」などで極道の女を演じていましたが、今回は蒼井優さんのお母さん役で、頑固ながら強い信念と影でひっそりと子供を思いやる優しい当時の母親像を演じていて、これ又好感が持てます。
音楽はウクレレ奏者の「ジェイク・シマブクロ」
「フラガール」オリジナルサウンドトラックもあれば、「フラ・スタイル・ミュージック」という劇中で流れるハワイアン・ミュージックもあります。
この映画のお陰でいわき市の「スパリゾートハワイアンズ」に行く人が増えるかもしれませんね。
この秋にぴったりの心温まる映画を是非見に行ってみて下さい。
ハンカチは忘れずに~(笑)
【フラガール公式サイト】
【フラガール公式ブログ】
フラガールジェイク・シマブクロ, サントラ, ナレオソニーミュージックエンタテインメントAmazon価格2940円このアイテムの詳細を見る |
公開2日めに鑑賞したのですが、すでに満席近い
人気でした♪じわじわと盛り上げていく展開、
配役の妙、ダンスシーンの見事さ等など、本当に
良い映画だと感心しました。
豊川さん、好感度アップです
本当に配役が良かったですね~。しかも皆さん自然な感じで福島訛りをしゃべっていたのが、凄く素敵でした♪
そうなんですよ、豊川さんは今回の役でとても役の幅が広がったなぁ、と思いました(^-^)
多くの人に観て欲しい映画ですよね♪
でも私は面白そうじゃないと思ってて一緒に行かなかったんです。
どうも邦画は好きじゃないので。きっと寝てしまうと思ったんです。
けど皆が面白いって言うなら見ればよかったかな。
テレビでやってくれるのを待ちます♪
邦画も捨てたもんじゃないですよ。このフラガールはアメリカ映画みたいな作りだったので。日本の映画というと現実味があり過ぎるのと、テンポがゆっくりというイメージがありますよね。
テレビでやるにはおそらく1年くらいかかりそうですが、その頃に観て楽しんで下さいな~♪
時々ブログに来てくれて有り難う~☆
そうそう、邦画ってテンポが遅いんですよね。の~んびりしてて、最初の話が長い。野村萬斎主演の陰陽師ってありましたよね。あのⅠは好きなんですけど、Ⅱやったときやたらとのんびりしててあろうことか寝ちゃったんですよ!陰陽師は好きな映画だったのに!!
この間観たデスノートも楽しみにしてたんだけどやっぱり寝てました・・・。
フラガールかぁ。今むしょうにフラダンスやりたいです。(痩せるために(爆)
陰陽師は私も野村萬斎さんが出ていたので、好きでしたよ~♪私はIIの方はTVでチラッと観た程度なのだ。何か予告観たら面白くなさそうだったので(爆)
デスノートはマンガの原作自体が分かりにくいので見に行ってないのだけど、これから続編が公開されますね。Lが映画ではどうなるのか謎です。
私も痩せたい一心で食事制限とかもしてるんだけど、やはりお腹が空くものは空くんですよ、トホホ。で、運動もしなきゃいけないけどお金のかからないウォーキングだと雨天は嫌だしね(笑)今、無性にお腹が空いてます。
ミッションはハラハラさせられましたね!あれは続編じゃないから良かったと思ってます。アクション系が大好きだからかもしれないけど、ありきたりでもそういうのが楽しめます。
陰陽師はⅡ見なくてもいいですよ~。ほんとに面白くないですから(爆)ただ萬斎さんが見たいがためにⅡ見たんですけど、女装がえっ・・・という感じだったので印象にも薄いです。
デスノはちゃんと後編も見ますよ~。正直言うと映画にはして欲しくなかった作品です。
アクション映画ってハラハラするけど、良作だと面白くてワクワクするよね♪
ええっ!萬斎さんって女装をしたの?う~ん、似合ったんだろうか…ちと疑問(笑)
デスノートはアニメにすれば違和感が無かったんだろうね。でもそうすると制作費や制作日数がかかるから、実写にしちゃったのかな。
後編を観たら感想をきかせて下さいね~♪
今日、モアーズのガシャポン見てきました。平坂書房のとこにあったのだけですが、豆腐屋ジョニーのガシャポンはなかったです・・・。あとどこに置いてましたっけ?
陰陽師の話をすると、萬斎女装ははっきり言って似合ってません!今度見る機会があったらちらっと覗いてください。最後の方です。
加えると女装といっても神聖な儀式のために巫女さんみたいな格好をしてるだけですよ。記憶が定かでないのですが、一目見てやばいなと思ったので・・・。
なんか萬斎さんをけなしてるみたいですけど、ちゃんと好きですから!
アキラさんって名前だけで勝手に男性の方だと思ってました(^^;
ごめんなさいm(_ _)m
フラガールって泣けるんですか~!
最近泣ける映画に出会ってないんです…
レンタルはじまったら借りてみたいと思います♪