原題: SUPER 8
監督: J・J・エイブラムス
出演: エル・ファニング 、カイル・チャンドラー 、ロン・エルダード 、ノア・エメリッチ 、ガブリエル・バッソ
試写会場: ヤクルトホール
公式サイトはこちら。
久々試写会です。
最近当たっても行けないことが多く、また忙しいので応募もそんなにしてないんだけど。
これは妙に評判が良いので行ってみました。
脚本&監督はJ・J・エイブラムス、そして製作がスティーブン・スピルバーグということで、
話題もありますし。
スピルバーグが入ると作品が甘めな味付けになってしまう感じ?かなとも思わなくもなかったんですが。
何と言ってもこの映画の見どころは、エル・ファニングちゃん。
ある場面でとても大人びた表情を見せてくれますが、これがもうとても13歳とは思えない演技。
彼女の前作『SOMEWHERE』では、特殊な状況にいる父親に思いのたけをぶつけたり、無邪気に振る舞う少女を演じてましたが、
本作では劇中劇的な要素もある分、等身大の少女とは別に演じる部分もあって、
それが彼女の奥の深さを引きだしていました。
姉のダコタちゃんがどちらかというときっちりと練った演技なのに対して、
エルちゃんは何気なくさりげなく、でもいざという時には驚くほどの集中力を見せるというか。
このあたり、長女と次女の違いなのかな。
お話自体は、80年代の映画を見てる人なら、どこかうなずけてしまったり、
何故か懐かしさを感じてしまうような展開です。
今年の「午前十時の映画祭<青の50本>」ラインナップにも入っている、
この映画 (→タイトルネタばれ。クリックは自己責任で!)、どうしてもそれなんですよね。 思い出してしまいました。
あれは本当に家族の温かさが中心だった訳ですが、こちらはそこに少年の葛藤やら成長、恋、なんかが入ってる。
予告の列車爆発のシーンは迫力ありましたね。 ただしそこがメインではないのです。
あくまでも土台はヒューマンドラマということでした。
ただ個人的には、このくらいの甘めな味付けっていうのは悪くはないです。
最近どうもこのテの映画は徹底的に追及し過ぎちゃってるような気がするし、
ほっこりとした展開もたまにはよいのでは?
★★★☆ 3.5/5点
主役の少年が苛められっこじゃないのがいいなぁ(笑)
私ダメでした(笑)
それなりに面白かったので、全くダメというわけでもないんですけど・・・
ツッコミどころ満載な部分も含めて、スピルバーグなんでしょうねぇ。
まぁ、ツッコミどころを無視できる場合もあるのですが・・・
ある意味、鉄板。
昔懐かしいって感じでした。
まあ、ダメに傾くと、とことんダメかもしれませんよね。 この系統。
この手の作品は大好物なんですが、この作品を観る直前に『マイティ・ソー』ってめちゃくちゃ面白い作品を観てしまったので、「ふ~ん」って感想になっちゃったww。
この脚本でスピルバーグが撮っていたら、どうなったのかな~なんて想像しちゃいます。
初日に行きたいな。
本作はねえ、ちょっとお子さまテイストっぽくなったかな。
こういう映画を作る方も作られる方も、凄くステキだと思いました。
特に感動ってわけではないんですが普通に楽しめました。
エル・ファニングちゃんいいですねー。
お姉ちゃんとはまた違った雰囲気がありました。
スピルバーグのあの映画は僕の中では永遠にNO.1なので、あれと近いとどうしても比べてしまい、ハードルが高くなってしまいます。
あれを初めて観たときの感動は同じような年頃であったからかもしれないのですが、やはりあのときほどは心を揺さぶられることはなく。
ちょっと設定が近すぎたかな。
リスペクトしたいのはわかるのですけれどね。
彼らしさが出てました。