きょうは!

思いつくまま

ゲランドの塩

2014-07-16 | 場所

 

   

 

      

      ゲランドの塩を使用しているレストランは、

      わざわざ「ゲランドの塩を使っています。」という表示をしています。

      それだけのステイタスを確立しているのですね。

     

      大きく言って gros sel  と  fleur de sel とに分けられ、

       fleur de sel は、「フルール・ド・セル 塩の花」と呼ばれ、

      塩田の水面に最初に結晶したものを掬い取ったままの細かい結晶の塩。

      gros sel  は、床に沈んでしばらくおき比較的大きく結晶する粗塩。

 

 

     

 

 

      ゲランドのセンターには、これに香辛料とかで風味づけしたものとか、 

      細かくサラサラにしたものなど、種類豊富に置かれています。

 

 

 

 

     

 

 

       カマルグの塩も有名ですが、

       全部手作業で作っているのはゲランド。

       

  

        実際、塩を収穫するのは

       水田の中心部分のオイエと呼ばれる場所。

       塩職人によって水門・水量を管理された道を周ってきた海水が

       防水性の粘土質のここで結晶化します。

 

      

   

 

 

 

      gros sel  と  fleur de sel 用の2種類の掻き手。

 

 

   

 

 

 

     収穫は一年に一回。 

      太陽がなかなか沈まないこの季節、

     自然の恵みをいっぱい吸ってゆっくりゆっくり作られていく塩。

 

        ( 白い塊が gros sel  )

 

    

 

 

 

      雨は天敵で、

      いったん降られてしまうと、せっかくできた fleur de sel が流れてしまったり。

 

      ブルターニュは、この時期雨が多い。

       ざ~っと降っては止んだりするのはしばしば。

 

 

 

    

 

 

      ぴっとしょっぱい、

      自然相手の職人技が 作る塩です。