Car life with STI and NX“Another story”

「速度を上げるばかりが、人生ではない。」from Gandhi's quotes

私の思うレクサス

2017-10-31 10:24:55 | LEXUS

今回再びレクサスの車を契約しましたが、「レクサス」でネットを検索してみるといろいろな事が書かれています。
「車もサービスも素晴らしい。」という意見から、「トヨタにレクサスのバッジをつけただけ。」というネガティブな意見まで。

ということで私がレクサスの車に乗っていて思った意見、そしてなぜ再びレクサスの車を契約したのか?その辺を書いてみたいと思います。


まずは車そのものの魅力について。

車そのものについては何を求めているかによって大きく異なるところがありますが、個人的に思うのが「バランスが取れている」というところが長所だと思います。
「走行性能」「車の運転する楽しさ」「乗り心地」「使いやすさ」などの要素が高次元でバランスが取れているということですね。
確かにそれぞれの要素に100点を求めると他にも魅力な車もありますが、それぞれが95点ぐらいでバランスが取れている車となるとレクサスが1番ではないかと思います。

私のもう1台の愛車WRX STIに求めているのは「走行性能」「運転の楽しさ」、そしてNXに求めているのは「走行性能」「運転の楽しさ」がある程度あって、
「乗り心地」「使いやすさ」、そして「セキュリティ」が両立しているということ。
こんな面倒な(?)要求に応えてくれるのはやはりレクサスだからというのが大きいと思います。

なのでこの部分が合うか合わないかによってレクサスへの評価は大きく変わってくるのでは?と思います。
個人的には上記のような点を重視してレクサスを選びましたので、車そのものの魅力については大満足ですね。

 

そして次にディーラーやサービス面について。

ここについてもネットを検索しているといろいろな意見が出ていますが個人的に不満を抱いたことは無いですね。
ただ気になるとこともありました。

まずサービスについては文句のつけようがないとしか言えません(笑)
気になることは完璧に答えてくれますし、部品も「念のため」ということで先回りして交換してくれることも多くてびっくりしました。
むしろあまりにもサービスが良すぎてこちらが恐縮するほど(笑)
また「安い車で行くと相手にされない」「レクサスの車種によって差別される」という話も聞いたことがありますが、うちのディーラーや担当者の方では一切ありませんでした。
徒歩で行っても、仕事用の軽自動車で行っても、ISで行っても対応は同じでしたね。
また私が感じなかっただけかもしれませんが、車格によりぞんざいに扱われているということも一切感じませんでした。

そして特筆べきは「レクサスオーナズデスク」「G-Link」。
オーナーからのご要望に応じてG-Linkの通信機能を利用し、ナビの目的地設定や各種情報の表示をオーナーに代わって操作・設定いたします。
また、レストランやホテルの紹介・予約も行います。(レクサスのHPより)
というサービスですが、私のドライブで知らない土地に行った時にこちらに連絡してお店などを教えてもらったりしてとてもお世話になりました。
ガイドブックに載っていない情報などもあってびっくりしたこともあります(笑)
また「G-Link」は本当にお世話になりました。
携帯電話から車の状態を確認することができ、また施錠し忘れなどがあってもすぐ連絡をしてくれましたので出先で車から長時間離れないといけない時などは凄く心強かったです。

あとレクサスならではのサービスである「オーナーズラウンジ」ですがこれも個人的によく利用させてもらいました。
まずオーナーズラウンジですが、ディーラーの立地がとても良いところにあるので仕事の合間に休憩がてら立ち寄らせてもらって、ラウンジでくつろがせてもらったりしました。
また近辺で用があるときは駐車代わりにちょっと置かせてもらったり、とても助かりました。

ただ気になるところも。これは私にはあまり関係ないところですが、カスタマイズについてはかなり厳しかったです。
基本的に社外品の取り付けはNGですし、それに起因する故障などは保証も効かないということははっきり言われたことがあります。
レーダー探知機ぐらいであれば問題ないと思いますが、サスペンションやブレーキを交換するとなるとおそらく厳しいのでは、と思います。
なのでカスタマイズを楽しまれる方にとってはちょっと窮屈かもしれません。

このあたりもディーラーによって方針や雰囲気が異なるようですね。
ただ私がお世話になっているディーラーについては私に「合っていた」ということは間違いないようです。

このように車そのもの以外もたくさん魅力的なところがありました。

 

全体的にレクサスの魅力とはずばり「レクサスでどのように楽しむか?」というところがしっかり考えられているところだと思います。
車そのものの魅力もありますが、ディーラーなどが一体になってオーナーにその楽しさを提供してくれるというところが凄く良かったです。
またビジネスで車を使う場合もこれは大きな魅力でした。
やはり知らない土地に行った時に「レクサスオーナズデスク」「G-Link」は凄くお世話になりましたし、またレクサスのサービスは全国のディーラーで共通ですので休憩がてらお邪魔するという楽しみもあります。

私が感じた感想はこんな感じです。
検討されている方の参考になれば幸いです。


私の愛車遍歴 Vol.2:LEXUS IS350(形式:DBA-GSE21 グレード:“version F”)

2017-10-29 19:03:12 | 私の愛車遍歴

さて先日LEXUS NXを契約しましたが、実は以前レクサスの車を所有していました。
以前ご紹介したLEGACY B4の次の愛車です。
LEGACY B4で運転する楽しさを覚えた私ですが仕事で高速道路を多用することになり、高速道路や山道などを走る際ちょっとパワー不足を感じるようになりました。
そこで買い換えたのがこのIS350です。

ちなみにLEGACYではなくこのISに乗り換えたのには大きな理由があります。
それは美しいエクステリア。

仕事の合間にたまたま開催されていたLEXUSの展示会に立ち寄ったのですが、そこに展示されていたのがこのIS。
その時私と嫁さん2人でしたが、2人ともこのエクステリアに一目惚れしてしまいました。
手放した今でも「この車のエクステリアの美しさは随一だよね。」と2人でよく話をするのですが個人的にこれだけ美しいデザインの車はそう無いと思います。

またエクステリアに負けず劣らず中身も凄い車でした。
名機V63.5リッター2GR-FSEエンジンは、アクセルを踏めば踏むほど快音を鳴らしながら気持ちよく高回転まで回り、それと組み合わさった6ATも良い仕事をしており
まるで地面とアクセルが杖で繋がっているかのようなダイレクト感じる加速を演出してくれました。
乗り心地は固めでしたが、ロードインフォメーションがハンドルに腰に良い感じに伝わってきて凄く運転が楽しかったです。
かといって扱いづらいということは一切無くとてもスムーズな走りでした。

 

またレクサスの各種サービスも凄く良かったです。
例えば以前も書きましたが「G-Link」。
携帯で車の状態を確認することができ、また異常があればすぐ通知してくれました。
そしてオーナズラウンジ。
仕事で近くを通りかかったときによく休憩させて貰い、良い気分転換になりました。
今回仕事用の車でNXを決めたのはそのサービスがやはり便利だったというのが大きいです。

この車でかなりあちこち走り回りました。
本当に思い出深い車です。

あまりにあちこち走りすぎたのもあってかなり過走行になってしまって車検代が嵩み手放しましたが、本当に今でも思い出深い車です。
さてこの次の車は再びSUBARUになります。


頑張れスバル!

2017-10-28 13:02:11 | SUBARU

さて昨日も書きました今回のスバルの無資格検査の問題ですが、報道を見ているといろいろな問題点がごっちゃまぜになっており分かりにくいのですが改めて個人的な考え、
そして明明後日に納車を控えた今の気持ちを少し書いてみたいと思います。


まず今回のスバルの問題はいくつかに切り分けて考えてみる必要があると思います。

①法令違反について→スバルは法令を遵守していたかどうか

②完成検査に有資格者が必要か否か、制度そものの問題→そもそも完成検査に有資格者が必要な今の制度が現状にあっているかどうか

③車の安全性→完成検査に手続きに瑕疵があったが車そのものの安全製は問題ないか

この3点になると思います。


まず①について。
これは問答無用でスバルが悪い。「悪法もまた法なり」という言葉がありますが、(ソクラテスが言ったかどうかは置いておいて)、
法令で定められている以上遵守しないといけません。
よく警察24時などのテレビでスピード違反で検挙されたのに「ここは制限速度が低すぎる!」と警察官に文句を言っている違反者がいますが、例え実情にあっていなくとも法律は法律。
どうあっても違反した人間が悪いのです。
②に進む前にまずはこの点はしっかり踏まえておく必要があります。

そして②について。
これは「海外に輸出する車両には資格者による完成検査は必要がなく、輸出した後、現地で各国の規定に基づいた検査を行っている。」(産経新聞より)
なのになぜ国内では有資格者が必要なのか?という問題、
そして有資格者と言っても国家資格ではなくあくまで社内規定に基づく資格なので果たして実効性はどうなのか?という問題、
そもそも精密な機械で測定しているのに果たして最終に有資格者による検査が必要なのかどうか?という問題など現状いろいろな問題が取り上げられています。
これについては日産、スバルのみならず日本の自動車メーカー全ての問題でもあり、しっかり議論していく必要があると思います。

最後に③。
これについては(どこまでも個人的な考えですが)殆ど問題ないのではないか、と思っています。
良いことではありませんがスバルも30年前から今回の件はあったと言っていますので、問題があるのであれば既に何らか発生している可能性が高いと思います。
もちろんその間にリコールは何度はあったでしょうがリコール自体は多かれ少なかれどのメーカーでもありますからそれは今回の件とは直接関係しないでしょう。

これら3点の中でスバルが責めを負うべきは①の問題についてのみで②、③については直接問題にならないと思います。
もちろん法令違反をしている以上リコールなどは適宜必要になるでしょうが「スバルの車は危険だ!」とまで話が飛躍するのもおかしいですし、
逆に「法令が悪いのでスバルに責任は無い!」というのもまたおかしいと思います。

個人的には①について早期に全貌が解明され、そしてしっかり対策を取ってもらえればそれでいいと思っています。


それらも踏まえても私はやはりスバルを応援しますし、乗り続けると思います。
(もちろん今回の件で車に乗れないほどのトラブルが見つかれば問題ですが。)

まずは特にこれはSTIについて言えることですが、これだけ個性的な車はなかなか無いということが大きな理由です。
2.0ハイパワーターボ&6MT&AWDというスペックを持ち、抜群の走行性能そして運転が楽しく、この性能が何とか手の届く値段で買える車はSTIぐらいしかありません。
敢えて見つけるとすればホンダのシビックタイプRですが、かなりSTIとは方向性の違う車ですしSTIの代わりになるのは難しいと思います。
なのでSTIを気に入っている=スバルから離れられないということになります(笑)

そして2つめはやはりスバルの車に対する考え方には共感するところが多いです。
「安全性を運転の楽しさを両立させる」、それが今のスバルの方向性ですが、燃費や効率が最重要視される時代においてこういうことを言ってくれるメーカーは本当に嬉しい。
またスバルの真面目さ、職人気質は共感するところがたくさんあります。
(XVもトラブルが無ければずっと乗っていたと思います。)


今回の件、おそらくスバルも立ち直るまで少し時間がかかると思いますが、1日も早く立ち直って欲しいと思います。
そしてまたこれからも良い車を作っていって欲しいと切に願います。


スバルも無資格検査

2017-10-27 11:34:30 | SUBARU

WRX STIの納車を来週10月31日控えた週末、朝一でとんでもないニュースが飛び込んできました。


スバルも無資格検査 群馬の工場、日産に続き リコールも検討

-SUBARU(スバル)が国内の工場で、資格を持たない従業員に出荷前の完成車の検査をさせていたことが27日、分かった。安全性への影響を検討し、国土交通省とも協議してリコール(無料の回収・修理)を実施するかどうか判断する方針だ。-
「産経ニュースより引用」


日産に引き続きスバルでもこのようなことをやっていたことはスバルオーナー、そしていちスバルファンとして本当に残念な限りです。
まずは1日も早い全貌解明を願います。

個人的にこの「出荷前の完成車の検査」についてよく知らなかったのですが、日産の不祥事のニュースの際にちょっと調べてみました。

こちらのclicccarさんの記事(日産の「完成車検査」不備問題、どこに「無資格の検査員」が入ったのか?)に詳細に分かりやすく記載されていますが、
基本的に完成車の検査は機械で精密に行われているようですが、その際に「想定外のエラーが起きて合否判定に影響が出ていないか」を監視するのが「有資格者」の仕事ということ。
日産やスバルではこの「有資格者」がする部分を「無資格者」が行っていたということになるのでしょうね。
これを見ている限りでは検査そのものを有資格者が行っているわけではなく、有資格者が検査する機械を監視しているということになりそうです。
ということは車そのものの品質には大きな影響は無いように感じられますが、それでも法令違反は法令違反です。

確かに「そもそも法律そのものが古い」「無資格者が検査しても問題ない」という考え方も分からなくはないですが、まずは法令遵守ありきだと思います。
世の中馬鹿馬鹿しい法律や意味の無い法律というのも確かに存在しますが、法律の有効性と遵守するしないは全く別儀であり、
そんな法律の改正が必要であってもまずは法律を遵守してから議論すべき事だと思います。
その点から考えても今回の日産、スバルの事は遵守すべきことを守っていないこと、法令違反であるということに言い訳の余地はない、というのが私の見解です。


今回の件、スバルオーナーのみならずディーラーの方も大変だと思います。
STIの納車の件でこのニュース発覚後営業担当の方にお電話しましたが、かなり憔悴されている様子でした。
また営業担当の方も寝耳に水だったようでどうしようか対応に困っているとのことでもしかすると問い合わせやクレームが殺到しているのかもしれません。
どうしても矢面に立つのはディーラー、ひいては営業マンになってしますので今回の件では大変だと思います。
こちらの営業の方はいつも長い付き合いですし、いつも良くしてもらっていますので個人的にクレームを言ったり責める気にはならず、
むしろ本当に大変なんだろうなとこちらも辛くなってしまいました。
なので「もしリコールになったらお願いしますね。」とだけ言っておきました。


日産、神戸製鋼、そしてスバルといろいろな会社の不祥事が明らかになってきていますが、いったんこういうことが起こるとエンドユーザーのみならずあちこちに影響が及ぶということを忘れないで欲しいですね。

以上、個人的な見解を書いてみました。


LEXUS NX 契約

2017-10-21 17:50:36 | NX

ここ数ヶ月仕事が多忙でこちらのブログを少しお休みしていました。
本家のブログもちょっと間が空いたりでなかなか更新する時間ができず。

ちょっと前から新しい分野の仕事を始めたのですがようやく落ち着いてきました。

ただ悪いことも・・・
本家のブログには少しだけ書いたのですが営業車としてバリバリ活躍中のXVにちょっとセキュリティ上のトラブルが発生しました。
(詳細は書けませんが車に問題があったわけではないです。)
やはり仕事で使用しているということもあり万が一何かあっては大変ということで対策を至急練ることに。
そして出した結論はXVに市販のセキュリティを増設した上で、急遽セキュリティ重視の代替車を探すことにしました。

納車されて約3ヶ月弱、仕事で毎日すり切れるほど乗っているので愛着も沸いていて勿体ないとは思うのですが、
やはり万が一のことがあっては遅いので仕方の無いことです。
あと調べたのですが市販のセキュリティといっても後付けででは限度がありますし、アイサイトの関係もあってなかなか手を入れるのも難しいというのも大きな理由です。

 

ということで候補をあれこれ調べた結果セキュリティ重視ということであれば「トヨタ」もしくは「レクサス」が第一候補にあがりました。

実は以前レクサスに乗っていたのですがレクサスの場合、どの車も「G-Link」というテレマティクスサービスが標準で装着されています。
この中の「G-Security」というサービスで車に不測の自体が発生した場合、オーナーに連絡をしてくれそしてその上で警備員などを呼んでくれるサービスがあります。
またリモートで車の様子(窓が開いていないか、ドアロックされていないか)などを確認できますので、「あれ、ドアロックしたっけ?」と心配になっても
その場で確認することができます。
以前乗っていた時ももこの機能にかなりお世話になりました。

トヨタでも同じような内容で「T-Connect」というサービスがあります。
ただしレクサスと異なるのは専用のナビとDCMという通信装置が必要になることです。
ちなみにT-Connect専用ナビ+DCMパッケージで最低で20万円から。画面が大きい物だと30万円以上します。
工賃を入れるともう少しするのではと思います。
ちなみに一部の車種ではT-Connect専用ナビ+DCMパッケージが最初から搭載されている車種もありますが、クラウン、ランドクルーザーなどかなりの上位車種以上になりますので
「セキュリティ重視」ということで車を検討するのであれば注意が必要ですね。


いろいろ考えたのですが、XVでSUVの快適性に慣れてしまいましたので次もSUVで選ぶことに。
セダンの方がセキュリティでも有用(トランクが分離している)かと思ったのですが、STIと被ること、そして最近のセダンは基本的にトランクスルーが多いので
あまり違いはないかなというのが私の意見です。

まず候補にあがったのが「ハリアー」。まさにシティ派SUVの元祖とも言える車です。
ただ見積もっていると結構なお値段になってきます。
そのなかでも結構な割合を占めているのが先ほども書いたT-Connect専用ナビ+DCMパッケージ。
やはり30万円以上します。
まあしょうがないかな、と思いつつ他の候補も探したところもう一つ候補にあがったのが「レクサスNX」。
ハリアーのレクサス版とも言える車ですが、レクサスの中でかなり売れている車です。
また大きさもハリアーより少しだけ小さく、そして先ほど書いた「G-Link」も標準で装備されているので少なくともナビについては考えなくて良さそうです。
(もちろんその分高いですが。)
また、ハリアーと自分でネットではじき出した見積もりを比較してもそこまで差がありません。
となるともう少し頑張ってレクサスにするのもアリかなと思いました。


ちなみに前乗っていたレクサスは先代のIS350ですがネットでは「マークXにLのバッジを付けただけの車」という揶揄がありました。
個人的にこれは一部当たっているともいえますし、間違っているとも言えます。
マークXも試乗したことがありますが正直走りに関しては別物。レクサスはかなりスポーティ、マークXはかなりゆったりな乗り心地。
インテリアについてはISの圧勝、そしてサービス面では先ほども書いたとおり「G-Link」やオーナー専用ラウンジの面でマークXとはかなり違いがあると思います。

個人的にそのレクサスならではの付加価値を求めるのであればレクサスを選ぶ価値は十分あると思います。
なのであくまで方向性の違いというところに尽きるのではと思っています。

もちろんマークXはかなり良く出来ている車ですし、そこまでのクオリティやサービスを求めないのであれば選ぶべきの価値のある車だと思います。
そしてそれ以上の付加価値を選ぶのであればレクサスを選べばいいだけのことです。
その+αにどこまでの価値を見いだすかどうかで決まると思います。


話が少し脱線しましたが、NXについていろいろ調べてみた結果その+αを出す価値はある車だと個人的に感じましたので、
第1候補:レクサスNX、第2候補:ハリアーということでとりあえず試乗に行ってみることにしました。


早速アポを取ろうと思って以前お世話になったディーラーに電話したところ、以前担当されていた方は今おられないということで
別の営業の方に担当して頂くことになりました。
ということで嫁さんと一緒に久しぶりに「レクサス高松」へ。
香川県内ではレクサスはこのレクサス高松1店舗だけです。

 


まずは新しく担当して頂く方と名刺交換を。
元整備士さんということでしたがなんと以前のISを乗っていた時に私の車を整備したことがあるとのこと。
これも何かの「縁」を感じます。

ということで早速試乗してみることにしました。

 

グレードはNX300“F SPORT”のFF(前輪駆動)。
ボディカラーはホワイトノーヴァガラスフレーク。“F SPORT”専用カラーです。
ちなみに“F SPORT”以外のグレードはパールホワイトについてはソニッククォーツになります。
ホワイトノーヴァガラスフレークはまさに純白という言葉がぴったりの色で、よく見るとガラスのようなラメがちらばめられています。

 
 

上記の写真はソニッククォーツのNXですがソニッククォーツは若干青みがかった白という印象を受けました。
個人的に前者はスポーティ、後者は上品な感じだと思います。

ちなみにNXは大きく分けて2つ、ハイブリッドのNX300hとターボのNX300(2リッターターボの8AR-FTS搭載)があります。
どちらが良い悪いというのはありませんが街中を走ることが多ければ300h、高速を走ることが多ければ300の方が良いということで
仕事柄高速に乗ることがとても多いので300にすることにしました。
ハイブリッドより70万円近くリーズナブルなのも魅力です(笑)

そしてその中で、“version L”“F SPORT”“I package”、そしてベースグレードにの4タイプに別れています。
“version L”は上級装備を装備したグレード、“F SPORT”はスポーティな方向性に降ったグレード、そしてベースグレードに快適装備を追加したのが“I package”。
その中でさらにFFとAWDに別れています。

もちろん普通に乗るのであればベースグレードでも必要十分以上の装備が備わっていますが、NXのアイデンティティとも言える三眼フルLEDヘッドランプに加え
各種装備を追加した“I package”はかなりお買い得。
・・・と思いつつも外装が精悍になり走行性能をアップさせた“F SPORT”も魅力的ですし、後席に配慮した“version L”も捨てがたい。
このようにレクサスはどのグレードも個性的で魅力的というのが特長です。
ただし、“I package”はベースグレード+約20万円、“F SPORT”と“version L”だとさらに“I package”+約50万円と結構お値段のレンジが異なります。
ちなみに“F SPORT”と“version L”は同じお値段です。

ということで嫁さんと予め話し合った結果当初は“I package”のAWDか“F SPORT”のFFにしようかなと思っていました。
(どちらかといえば“I package”のAWD推しで(笑)


まずはインテリアをじっくり観察させてもらいます。

インテリアは流石上質としか言いようがないです。
しっかりとしたシート、そしてあちこちに革で覆われたインテリアはかっこいいという一言しかないですね。
以前乗っていたISの頃よりもしかしてコストダウンされている?かと思っていたのですが、そんなことは感じませんでした。
むしろさらに垢抜けたという印象を受けました。

 

ナビは圧巻の10.3インチ。
ちなみにNXは先月マイナーチェンジを受けましたが、その際にインテリアもかなりグレードアップされました。
その中の1つがナビのアップグレード。
マイチェン前は7インチでしたが、マイチェンで一気に10.3インチへとアップされました。
やはりXVで8インチに慣れてしまうと7インチには戻れません(笑)
また不評だったオーディオのノブもメッキ塗装され質感が上がっています。
あまりインテリアは重視していないのですがやはりレクサスを見ると「凄いな~」という一言しか出ません。
NXでこんなに凄いのであれば新型LSならどんなものなんだろう?と気になります。

 

 

フロントのこの大きなメッシュグリルが“F SPORT”の特長。
マイチェンで“F SPORT”以外のグレードもグリルが改良されましたが、“F SPORT”のこの漆黒のメッシュグリルもなかなか迫力があります。
ちなみに“F SPORT”では三眼フルLEDヘッドランプはメーカーオプションです。
通常のLEDヘッドランプの方がシャープということでオプションになっているようです。
またウィンカーはシーケンシャル式。
これもマイチェンで追加された装備です。

 

 

リアはこのような感じです。
マイチェン前まではバックランプ、ウィンカーについては電球でしたが、マイチェンでフルLED化されました。
ということでフォグランプも含め外装のランプは全てLED化されていることになりますね。
またコンビランプの改良され少し大型になっています。
ちなみに“F SPORT”と“version L”についてはバンパーの下に足を差し込むとリアゲートが開くハンズフリーパワーバックドアが装備されています。
それ以外のグレードでもパワーバックドアは標準装備です。


インテリア、エクステリアをじっくり見た後早速試乗に移ります。

まずはプッシュスイッチを押してエンジン始動。
左側にスイッチがついているのは前のIS350以来です。
ディーラーから広い道に出てちょっと加速してみますが、かなり軽快な感じで加速していきますね。
1,650rpmから最大トルクが出ているようですがその前からの回転数でもかなり太いトルクが出ているようです。
またターボラグも殆ど感じません。
ダウンサイジングターボは初めてですが、まさに大排気量NAに近い感じがします。

同じ2.0ターボとしてSTIのEJ20がありますが性格は正反対。
EJ20は回してナンボ、低速トルクはそこまではないですが回せば回すほどパワーが出てくる感じですが、
NX300の8AR-FTSは低回転からググッとトルクが出てそのまま車体を引っ張っていく感じですね。
もちろんこの2つは設計思想も全く異なりますから比べること自体ナンセンスですが(笑)
ただ同じ排気量、過給方式のエンジンでもここまで違うのかと思うと車の世界の奥深さを感じます。
MTで思いっきり走るのであればEJ20、車に任せて街中から高速まで滑らかに走るのであれば8AR-FTSの方がいいと思います。

NX300の「300」は300cc相当、という意味とのことですが個人的にトルクについてはIS350の3.5リッターエンジンである2GR-FSEぐらいあると感じました。
ただ2GRも高回転型で回すと楽しいエンジンですから思いっきり回したときは2GR-FSEの方が上かもしれませんが。
どちらにしても街中から高速まで過不足ないパワーであることは間違いないです。

また6ATも気持ちよく変速してくれます。
まあこの点も8ATを何故積まない!?などの議論もあるようですが特に6ATで不満はないですね。
8AR-FTSも35.7kgf・mというトルクがありますしポンポンテンポ良く変速していきます。


そしてハンドリングというか操縦特性ですが、SUVを運転しているというよりセダンを運転している感覚に近いです。
変にグラグラボディが揺すられたりすることなくハンドルを切れば切っただけグイグイ曲がります。
XVもそうでしたがこの辺りは悪い意味で「SUVらしい」という言葉は最近のSUVでは死語なのかもしれませんね(笑)
ハンドルに伝わるロードインフォメーションが少し希薄かなと思いますが、仕事で乗るのであれば逆にこれぐらい薄くてもいいかもしれません。

ちなみに“F SPORT”にはパフォーマンスダンパー(フロント・リヤ)とNAVI・AI-AVSが装備されています。
パフォーマンスダンパーとは前後に装備されたダンパーでボディの動きを制振するというもの。
最近のレクサスではお馴染みの装備になっています。
(ちなみにハリアーではターボについては全グレードで標準装備です(笑)
ヤマハが開発した物ですが、ヤマハのサイトによると操縦安定性の向上、快適性の向上、そしてオーディオの音質までも向上するとのこと。
オーディオの音質までは分かりませんが、ネットでレビューを見るとかなり効果のあるパーツのようです。
そしてNAVI・AI-AVS。
こちらはナビで道路状況を先読みしショックアブソーバーを最適化して乗り心地やハンドリングを最適に制御する機構とのこと。
効果の程はまだ分かりませんがかなり凄い機能のようです。
ちなみにNAVI・AI-AVSについては“version L”にオプション装着が可能です。

そして営業の方からぜひ切り替えてみて下さいとのことで試してみたのがドライブモードセレクト。
こちらはシフトレバーまえのスイッチで走行モードを切り替えることができるというもの。
スバルで言うSI-DRIVEのようなものだと思います。
標準ではNormalでしたが、他にSport S、Sport S+、EcoそしてCustomがありました。
Sport S、Sport S+を試してみましたが、かなり乗り心地が固くなって加速が俊敏になりました。
またSport S+だとハンドルも重くなって手応えがでてきます。
STIに乗っているとSport S+でも普通に感じてしまいますが、仕事の時にはNormalで、運転を楽しみたいときはSport S、Sport S+というのいいかもしれません。

ということで前乗っていたIS350と比べるといろんな点で隔世の感を感じました。
ボディ剛性やシャシー性能もしっかりしていると感じましたが、いろいろな先進機器の制御によりかなり安心できかつ運転が楽しめる車だと思います。
街乗りから長距離まで何でもこなすポテンシャルがありそうです。

そして私と嫁さんが気に入ったところがあと2つ。
1つはシート。
“F SPORT”は専用シートが装備されていて最初カタログで見たときは「狭そうだな」と思ったのですが、かなりしっかりと体をホールドしてくれます。
スポーツシートですが快適性を犠牲にすることなく絶妙なポイントで体を支えてくれるのが気に入りました。
腰痛持ちには言うことなしです。
2つめはHUD(カラーヘッドアップディスプレイ)。
フロントガラスに速度や一部のナビ画面を表示させる機能ですが結構値段が高いオプションなので付けないつもりでしたが、試乗車に乗ってみるとこれが見やすい。
視線を移動させずに情報を確認できるのが安全運転にも寄与しそうです。

こんな感じでいろいろなことが試乗で分かりました。

 

ということで私も嫁さんも思いの外NXが気に入ったのでNXで決めることにしました。
これだけ契約を急いだのは仕事用の車だからというのもありますが、2017年10月現在で納車は来年の3月末(汗)。
NXはかなりの人気のある車のようで生産が追いついていないようです。
なので今契約してももしかすると来年の3月までに納車されない可能性があるということ。
こちらとしてはエコカー減税の適用(来年3月末まで)もありますので思い切って早めに契約することにしました。
ハリアーとの差額は仕事を頑張ると言うことで(笑)

まずはグレード。
当初“I package”でしたが、試乗した“F SPORT”がかなり良いので迷うところです。
“I package”そのものは展示車や試乗車ではありませんでしたがシートの形状が同じ“version L”の展示車がありましたので嫁さんと一緒に乗ってみることにしました。

う~ん、悪くはないシートですが“F SPORT”に比べるとかなり柔らかく腰のサポートが弱いです。
ゆったり乗るのには良さそうですが腰痛持ちの私には“F SPORT”の方が合いそうです。
横で乗っている嫁さんも同意見でした。
ちなみに“I package”はシートが本革からL-texになりさらに柔らかくなるということ。
なのでこれは合わないなと思い“F SPORT”に決めました。
このNX、グレードによりシートがかなり違っていますので契約される前にはぜひ試乗されてみることをお勧めします。
特にシートは人により合う合わないがかなり出ると思います。

 

 

そして次に駆動方式。
FFかAWDで迷いましたが、試乗車と同じFFにすることにしました。
理由はいくつかありますが、まずは試乗してみてFFで十分だったということ。
ネットでFFだとトルクステアが出るなどの話もありましたが、特にそういうことは感じられませんでした。
またAWDだと60㎏ほど重くなり動力性能も若干ながら落ち燃費も悪くなるというのも理由です。
あとAWDが必要であればSTIにお任せすればいいというので棲み分けの意味もあります。
NXは「軽快に快適に乗ることができるSUV」という方向性でいきたいと思います。


ボディカラーは当初濃色系にしようと思っていましたが、試乗車と同じホワイトノーヴァガラスフレークに決めました。
思いの外綺麗な色だったということと、やはり仕事でハードに使うのですぐ汚れるというのもあります。
(XVもすぐ真っ黒になります(笑)
やはり濃色系だとメンテナンスが大変、という営業担当の方のアドバイスです。

後は室内色。
試乗車はフレアレッドでかなりお洒落な色でしたが、最終的に決めたのはブラック。
これもやはり仕事で使うというのが大きいです。
あと嫁さんがブラック推しだったというのも大きいですね(笑)


ということでメーカーオプション、ディーラーオプションなどを決めて無事契約!

 

ボディカラー:ホワイトノーヴァガラスフレーク
駆動方式:FF
インテリア&シート:“F SPORT”専用本革ブラック
ホイール:235/55R18 100Vタイヤ&18X7½J“F SPORT”専用アルミホイール
(ダークプレミアムメタリック塗装)


メーカーオプション:
□スペアタイヤ
□パーキングサポートブレーキ (静止物) [PKSB]+パノラミックビューモニター
□ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート[RCTA]
□三眼フルLEDヘッドランプ (ロービーム)
+アダプティブハイビームシステム[AHS]+ヘッドランプクリーナー
□カラーヘッドアップディスプレイ
□アクセサリーコンセント (AC100V・100W / センターコンソール後部)


ディーラーオプション:
□ホイールロックナット
□ナンバープレートロックボルト (ロゴ入り)
□ナンバーフレーム (フロント・リヤ) &ロックボルト (ロゴ入り) セット
□バルブキャップ (ロゴ入り)
□ラゲージマット
□ロッカープロテクションフィルム
□カップホルダープレート
□ラゲージネット
□フロアマット タイプF
□レクサスボディコート&レザーコート&ホイールコート&ガラスコート
□レクサス純正ドライブレコーダー
□三角表示板

基本的に安全装備はフル装備でサンルーフ的なものは装着していません。
あとマークレビンソンも迷いましたが、私自身車の中でテレビやDVDを見ることはなく音楽だけですので標準オーディオで十分かなと思い見送りました。
営業担当の方曰く大きな違いは臨場感ですので車内でよく見られる方にはお勧めしていますが、そうでないのならあまり違いは無いとのことでした。
あと税込みで254,880円というお値段もネック(汗)
さすがにあまり使わない機能にこの値段は出せないですね。


あと同じSUVということでRXも頭に浮かびましたが、ディーラーの展示車を見て候補から外れました。

内装などは流石に豪華ですが、やはり「大きい」のが大きな理由です。
さすがにヴェルファイアと同等以上だと仕事で使うのは持て余します。
あとおそらく同じエンジンを積んだRX200tになると加減速もNXに比べるとちょっと劣ってしまうのも理由です。
あとはお値段(笑)
NXと同じ“F SPORT”にしようとすれば50万円ほどプラスしないといけません。
ということで用途にあっていなさそうなのでこちらは見送りました。


ということで無事契約が終わりましたが、納車まで約半年・・・長いです。
のんびり待つことにします。
また納車されたら少しずつインプレしていきたいと思います。

ということで急遽XVからNXに変わりましたがこれからもよろしくお願いいたします。