大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

帰ってきたヘケヘケ? ②

2011年01月12日 08時44分15秒 | TFユナイテッド

今回ご紹介するのは、「トランスフォーマーユナイテッド」より毎度お馴染みディセプティコン指導者“破壊大帝メガトロン”さま。前回の司令官同様、今回
ご紹介するメガトロンさまはサイバートロンモードとなります。本当は地球に来た時の姿も製品化されているのですが、以前発売されたヘケヘケ版のリペ
なので、今回はスルー。さてこちらのメガトロンさまですが、サイバートロンモード=「ウォー・フォー・サイバートロン」に登場したものが元ネタ。ゲームだけ
にしておくには惜しい、太めでかっこいいフォルムがステキ。

ご尊顔拝見…頭部シルエットはヘケヘケメガトロンさまに近い、下膨れな顔付き。ただちょっと情報量少ないかな?


可動はまぁそこそこ、首、肩、脇、肘、股関節、下腕部ロール軸、腿ロール軸、足首可動と大体こんな感じ。ただ足首の
可動だけは意外に優秀で、前後左右と自由に動くので設置性は高め。最近足首が可動するTFが増えて来たなぁ。


問題点は肘関節。
ロール軸も有り肘も可動すると聞けば、「だったら平均レベルじゃないか?」と思われがちですが…。


確かに肘は曲がります、でもロール軸が肘の下にある為、司令官で代用して説明しますが結論から言うと
「このポーズが出来ない」んですよ!だから微妙に融通利かなくてストレス溜まります・゜・(つД`)・゜・


武器も毎度お馴染みフュージョンキャノン、ヘケヘケ版と比べるとややスレンダーですが、結構な長さがあるので迫力は
充分です。デザインも中々かっこいいですね。ただ、中央の赤い長方形パーツがミサイル発射スイッチになっていて、そ
の位置が良すぎてよく指が当たってミサイルが暴発します。


さて。今回のメガトロンさまは手首が握り拳では無く、ご覧の通り平手に近い形状になっています。通常のTFは握り拳、
その中にタカラの伝統規格5ミリジョイントがあり他のTFの武器を持たせる事が“ある程度は”可能ですが、この形状だと
5ミリジョイント対応武器は一切保持できません。


が、グリップの太さが5ミリ以下の武器なら、TF以外の武器を持たせる事も可能です。
画像は武装神姫購入特典“大剣ギュリーノス”。アニメイテッドメガトロンさまも剣を使ってましたし、選択肢としては
剣を持たせるのも有りかと。


変形ギミックの応用で、下腕部を中央から2分割する事が出来ます。
手首も一緒にバラけるので、ムービーフレンジーみたいになります…でもキモいからやめて下さいメガトロンさま!


ビークルモードはもうすっかりお馴染みになった戦車形態。でもサイバートロン司令官と違って、随分とこじんまりとした
地味なデザイン。ぶっちゃけ、こんな地味な破壊大帝ビークルはそうそう無いんじゃ?大体、キャタピラが小さすぎて目
立たないのが、迫力不足の原因なんだよ!戦車の命は火器とキャタピラじゃなイカ!


内側にキャタピラ折り畳んだだけですが、ホバーモードにも変形可能。これで飛行するんでしょうけど、やっぱり地味だ…。


変形シークエンス。まず最初にフュージョンキャノンを外します。流石に付けたまま変形は出来んか、この大きさでは。


中央部にある平たいパネルのジョイントを外し、その根元にある関節に沿って動かします。この時、中央にあるパネルを上手く動かさないと、
パネルが干渉してやりにくいので微調整が必要です。すると右画像の状態になるのですが、察しの通りこれがロボットモードの両足になります。


直立させるとこう。…あれ?なんか随分と手早く進むな?


上の方に有るパーツのジョイントを外し、キャタピラを根元から90度傾けます。


左右パーツを関節に沿って斜め下に引き出し、
上部パーツをヒンジに沿って移動させ左肩に配置、頭部を持ち上げて逆三角形の赤いパネルを上に移動させ、胸部を形成します。


最初にちょっとだけ触れたパネルを、
180度折り曲げて背中に配置します。よく見ると、中央にデカいディセプティコンマークが有りますね。


最後のキャタピラ、これを中から手首パーツを引き出しつつ根元から90度曲げて行きます。


二つのキャタピラを接続し下腕部を形成、最後に肘を伸ばしてロボットモード本体の変形は完了です。サイバートロン
司令官の変形が複雑なガワ変形だったのに対し、こちらのメガトロンさまの変形は随分とシンプルで拍子抜けしました。


そして、最初に外しておいたフュージョンキャノンを腕に取り付けて変形完了。
尚、キャノン取り付け用ジョイントは左腕にもあるので、付け替えたり2個買いして両腕キャノンなんかも可能です。


総評としては、司令官に比べて干渉部分も少なく、全面塗装されている箇所も少ないので塗装禿げの心配も少なく、変形も拍子抜けするくらいシンプルなので、遊び
やすい仕上がりにはなっています。しかし変形が破壊大帝の割にはあまりにシンプル過ぎて面白みに欠ける、そもそも変形した結果があの地味な戦車では…。全体
的に書く事が少ないから撮影枚数も少ないし、そもそもこの変形ではスカウトクラスでも出来たんじゃ?それに肘関節も見逃せません、腕の変形の都合上ああせざる
を得なかったのだと思いますけど、思い切ってヴォイジャークラスで作って欲しかったですね。肘関節に目を瞑れば極めて扱いやすいので、そういう事を気にしない人や
ガシガシ遊ぶ人にはお勧めです。司令官は子供が遊ぶには向いていませんが、メガトロンさまは逆に子供向けになってるなーと思いました。


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