大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

人工機械獣群 03

2012年05月22日 07時07分21秒 | 玩具その他
→01 レオブレイズ
→02 ウネンラギア


これまでご紹介してきたセット版レオブレイズ&ウネンラギアですが、このセット版はここからが本領発揮。BLOXは組み換えによる
変化“チェンジマイズ”が最大の特徴ですが、BLOX単品ではやはり無理が有り、組み換え出来る範囲は限られます。しかしBLOX
ゾイドが二種あるだけで、その状況は一変します。


まず単純に、それぞれの胴体、手足、頭部を入れ替えてみました。ごく簡単なチェンジマイズですが、二種あるだけでこう言った自由
な組み換えが可能になります。まぁ、かっこいいかどうかはまた別問題ですけどね。


では、かっこよさ優先のチェンジマイズ例。レオブレイズにウネンラギアの銃器パーツを付け、火力を強化してみました。
レオブレイズの腰にBLOXを二個付け、そこにウネンラギアのテイルアサルトライフルを。そして後ろ足の外装パーツに、
AZハンドガンを付けてみました。


続いてウネンラギア素体のチェンジマイズ。基本はそのままにストライクレーザークローを外し、両腕にBLOXを付けテイル
アサルトライフルとレオブレイズのザンブレードを。あと、さり気無く足アーマーをレオブレイズのものと交換してあります。
とまぁこんなことが出来る訳ですが、このセットはデフォでこのゾイドBLOX二種の合体形態が有ります。


これがその合体チェンジマイズ、“ダブルアームリザード”。名義では“オオトカゲ型”となっていますが、トカゲと言うよりカメって感じ。
ゴチャゴチャとパーツがくっ付いている割には、割と纏まりよく仕上がってます。余談ですが、ハピネット企画限定でブラックの成形色
となった“シャドーアームリザード”が存在します。


でも後ろから見ると…胴体はぐちゃぐちゃで訳分からん。背中にウネンラギアのテイルアサルトライフル、尻尾にレオブレイ
ズのザンブレードが付いている所を見ると、コンセプトは“各武装の両立”に有る様です。付属プロモーションビデオにも登場
しましたが、流石にレオブレイズの機動性は失われ、ゆっくりと這っていました。


尚、余剰パーツはご覧の通り…意外に少ないです。余っているのはレオブレイズの頭部と、ウネンラギアの肩パーツのみ。


で、折角だからその余剰パーツを使ってみました…しかしレオブレイズの頭部はそのままでは付かなかったので、頭の後ろにBLOX
を一個追加してます。そして、流石にウネンラギアの頭は使い様が有りませんでした。


パーツ構成はご覧の通りで、胴体に二種のBLOXを8個連結し、そこに手足と肩パーツを接続していく感じです。
画像下の左から前足、肩パーツ、そして後ろ足となっています。


BLOXと言えば“自称フル可動”ですが、このダブルアームリザードも例に漏れず可動性はかなり微妙。確かに動く箇所は
多いんですが、干渉しやすくその殆どが死んだも同然です。せいぜい、体や尻尾をちょっとうねらせるか、手足を少し伸ば
す程度です。“動く、でも納得の行く動かせ方が出来ない”、それがBLOXの弱点。しかも動く箇所が有っても、BLOX自体
が保持力が弱いと来た。ある意味、当時のトミーは世間とは可動に対する考え方が違ったのかもしれません。


あー…いやー…そのぉ…なんとなく乗せたくなって…。だってこいつ、書くことがあまりにも少ないんだもん。
オリジナルのチェンジマイズをすれば、画像そのものは増やせるでしょうけど書くことはあまり増えないと思います。


総評としては、公式チェンジマイズにしてはデザイン的纏まりは上々。でもそれだけ。フル可動なんて嘘も良いトコだし、そもそもレオブレイズとウネンラギアの武装パーツそのものが小さいので、合体しても本体の大きさの前に霞んでしまって。二種の合体によるパワーアップと言うより、“二種を材料にして作ったゾイド”感の方が上回っているんですよね。まぁ、画像の肩部分にも凸パーツがありますから、他のゾイドから武装を拝借するって手もありますけど、単品だとどうにも一歩届かないです。しかし、BLOXゾイド初の公式チェンジマイズ、ここから始まったと思えばBLOX第一歩と言えるでしょう。ただ、その第一歩が思いもよらない変な方向に向かっていた事を、当時の私は知る由も有りませんでした。それは一体何か?まぁその内に書くでしょう。


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