大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

いーじゃん♪いーじゃん♪すげーじゃん♪

2009年01月18日 12時20分53秒 | カスタマイズ
私は以前マオチャオレビューの時、“争上衣「ツェンシャンイー」”の不満点についてこう述べました。

・人間で言う所の、肘が曲げた状態がデフォでまっすぐ伸ばせない、故にクセが強すぎて上手くポーズが付けられません
・せめて差し替えなり、山口可動なりでまっすぐ伸ばせたら良かったのですが。

これを自分で書いたあと、二番目って凄く良いアイディアなんじゃないか?と思って改造してみました。


用意するものは争上衣、まぁ当然ですね。
あの当時、我が家にはマオチャオが三つありました。最初はそんなに買うつもりは無かったのですが、マオチャオは
デフォだと“防盾「ファンビー」”が一個しか付属していないので、元々バトルロンドを再現したフォトストーリーを作る予
定だったのでその為に店頭でもう一個買った…のですがコナミ直営通販サイト「コナミスタイル」でもう一個オーダーし
ていたのを忘れていて、そっちはキャンセルが利かないので結局三つになってしまったのです。まぁ、デフォ状態のも
のは一つ残しておきたかったので、結果的にはこれで良かったんですけどね。


これで良かったと言えばもう一つ、ウチのプチマスィーンズことイマジンズ最後の一人「王子」、こいつはデフォ設定では
存在しない形状となっています。デフォのプチマスィーンズのパーツの寄せ集めなのですが、この形状は左右のパーツ
がマオチャオ単体では一つしか付属していないので、マオチャオをあと二つ購入しないと作れないのですよ。


さて話を戻しまして。
当初の予定では、争上衣の腕の部分を斜め方向に輪切りにし中にジョイントを仕込み、これを接続
して回転可動させようと考えていたのですよ。まぁ、上記の感想にもある山口可動を取り入れた訳
ですね。この方法論による可動法は、クセが強いですがシンプルな構造で、それでいて従来の関節
では出せない可動域を確保出来る、画期的なものとして有名です。試しにやってみたのですがこれ
が上手く行かず、曲げた状態を基準にするとまっすぐ伸ばした時に形が変になり、逆にするとそれま
た変になり全く両立が出来なかったのです。方法論そのものは間違っていなかった筈なのですが、
単に私の腕が追い付いていないだけだと思います…山口可動ってシンプルながらも難しい事を思い
知りましたよ私は_| ̄|○|||

で、争上衣が一個駄目になってしまいました。幸いもう一個余っていたのでチャレンジしようと思ったのですが、前回あれだけ頑張って駄目だったものを、もう一回やって成功するのか?そして失敗したらもう後が無い、しかも両腕やらなきゃならないから片方が成功しても、もう一方が失敗したら意味が無い。本来チキン野郎である私は悩みました。


そこで考え出したのがコレ。
駄目になった一個目の争上衣から使える部分だけを用い、二個目の争上衣と組み合わせるのです。つまりニコイチですね。
こうすれば最初にやったものが無駄にならないし、一個目のパーツに合わせて二個目を輪切りにすればいいのだから、失敗
する確率を格段に減らすことが出来ます。しかし、それでも伸ばし状態と曲げ状態を両立させる事が難しいのは前回で立証
済み、ここは妥協して曲げた状態を完全に諦め、自然に伸ばした状態になる様に加工、そして接着し固定することにします。
で、状況に応じて残っているデフォルト腕と付け替えると。


試行錯誤の末、完成したのがコレ。おお、腕が真っ直ぐ伸びている! これだけでも印象変わりますねぇ…腕を伸ばしてるだけなのに。


そしてこれは完全に誤算だったのですが、手を加えていない箇所のロール軸を回すと、微妙に腕を
曲げたポーズにする事も出来てしまいました。落ち着きつつも、格闘家の構えを思わせるガッシリ
したポーズが実にかっこいい!


それを駆使すれば、腕が曲がっている故にイマイチ決まらなかった“旋牙「シャンヤ」”を使ってのドリルアクションも、自然な形で突きの姿勢を取る事が出来ます。
あ、右の改造画像、ドリル付いてない方の腕は曲げた状態を付けた方が良かったですかね?


実はこの改造は半年以上前に完成しており、前回の武装神姫劇場で既に用いていたんですよね。お気付きの方もいるんじゃないでしょうか?


そしてもう一つ。我が家のマオチャオは、プチマスィーンズを全身に付けているのがデフォです。


もちろん元ネタは「仮面ライダー電王 クライマックスフォーム」な訳ですが、こちらのマオチャオ本体にも改造を加えてあります。


まず頭部のモモ、彼をどうやって接続しているかと言うと…?


マオチャオの前髪は二種類付属していまして、一方は左側のノーマルタイプと、もう一方はヘッドギア
装着用のもの。御覧の通り、後者には前髪中央に装着用に凸ジョイントが設けられています。


その凸ジョイントを、プチマスィーンズにも備わっている凹神姫ジョイントに合うサイズに加工すれば、御覧の通り接続が可能と
なります。モチロン他の奴も付けられますし、凹ジョイントの備わったパーツなら何でも付けられます。


さて、次は胴体です。上腕部のウラ&キンは付属拡張スぺーサーを使っただけなので
省略しますが、改造箇所は胸部にいるリュウです。しかしキン…元がブラックだけに
埃が付くと目立つ事目立つ事…・゜・(つД`)・゜・


こちらもやる事自体は簡単で、胸部パーツ中央に穴をあけ適当なプラ棒(この場合はプラスチックキットのランナーを使いました)を通し固定、少し
緩かったのでエポキシパテで太さを調整し、しっかり保持出来る様にしました。そして当然ながら、こちらにも互換性が有ります。


最後に王子…彼の体である杖は、左側の第三弾以降の神姫に付属する拡張ジョイントを二つにジュビジーにのみ付属する拡張ジョイント×1、
そして右側にある今後レビュー予定の神姫“イーアネイラ”に付属するパーツ×2で作りました。こうして見ると、王子の本体である頭以外は全て
別神姫のパーツですね。


そして、それらを組み合わせて出来た姿がコレ。モチーフはモチロン仮面ライダー王蛇のベノバイザー、そしてカルドセプトのゴリガン。
ただの一本の棒にならない様に、アクセントとして左右に筒状の拡張スぺーサーを付けてみましたが、どうでしょう?

以上、我が家のマオチャオでした。当初は腕の融通が利かない上に、自分で考えておいてなんですが、キャラクター性がイマイチ弱く感じられました。しかしこの改造で、ポージングにも融通が利くようになったし、見た目的にもかなりキャラが立ったのでお気に入りです。


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