大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

電子の海を流離(さすら)う剣豪 Bパート

2012年04月12日 10時30分08秒 | 武装神姫
Aパート



メリル:ほらほら、いつまでも祈っとらんで早う来んかぃ!まったくこいつは…でもそんなに気に入ったんか♪

モニカ:Oh…せめてホーリーエコーをGetしに行かせ…仕方が無い、クトゥルフ神への祈りはまた後にするメーン…。

マーティ:ちょいとメリル、いったい何の騒ぎだい?ただ呼んでくるだけで、いったい何を騒いでいるんだい。

ヨハンナ:あの子、いつもの日課のお祈りの真っ最中だったみたいだよ?


メリル:実はなマー姐、少し前にモニカの奴に頼まれてな?なんでも祈るのに必要なご神体を作ってくれ言われてん。ま、ウチもクリエイター
やさかい、オーダー通りに仕上げたったわ。せやけどあいつ、祈りに夢中で中々こっち来ぃへんねん。しかしまーなんやな、あそこまで気に
入って貰えたんは正直嬉しいわー。

マーティ:ク、クリエイター…?またアンタ、いつからクリエイター気取りになったんだい…。それに一体、なんだいこの悪趣味なものは!?
訳が分からないよ…。

ヨハンナ:マー姐、クトゥルフって頭がタコで体が人間、背中に蝙蝠の羽が有る設定だから、これ形としては間違ってないよ。
あとは緑色の粘液が有れば完璧だけど…。

モニカ:Yeah!出来が良いものだからついつい熱心に祈ってしまったZE!Oh!It’s so cool! HAHAHA!


メリル:んー?よくよく考えてみたら、こういうの作るんはクリエイターやのうてアーティストやな。
って事は、ウチってアーティストでも行けるん?

マーティ:調子に乗るのもいい加減におし。
それにしてもヨハンナ、あんた本当に物知りだねぇ…。いったいどこでそんな事を覚えたんだい?

ヨハンナ:何でもない、今の何でもないから。忘れて。

相変わらずだなヨハンナは…もうヨハンナがマニアだってみんな知ってるんだから、別に隠す事も無いだろう…。


ヨハンナ:マ、マニ…?父様、別に私マニアなんかじゃありませんよ。ただ、雑学が好きなだけです。

モニカ:Oh!その割にはアニメ系とかマニアSmellが多い気がするZE!筆舌に尽くしがたいほど冒涜的DAZE!
Oh!It’s so cool! HAHAHA!

マーティ:ダンナ、あいつら相手にしてたら日が暮れてしまうよ?そろそろ初めておくれよ、今回のお披露目を。

メリル:せやせや!せっかくうちにも後輩が出来るんやー、早い所紹介してんか父ちゃん?

では紹介しよう、この子が今回の新入りの…


紅緒:父上、自己紹介ならば某(それがし)がやりまする。某、紅緒型に生まれし神姫、通り名は“電子の海を流離う剣豪”、
そして父上より賜った名は霞丸(かすみまる)と申す。
以後、お見知りおきお頼み申し上げるでござる。

モニカ:Oh!It’s so cool!サムラーイDAZEサムラーイ!チェケラ!

ヨハンナ:あ、なんか喜んでる。

メリル:こいつインチキ外人っぽいキャラやしな、和風の物も好きやったんやろ。

マーティ:ちょいとお待ちよ、この子普通から少し外れたものが好きだったんじゃなかったのかい?


マーティ:…おや?でもおかしいねぇ…?
ウチのダンナが直球で侍っぽい性格にするかい?今まで散々変な性格ばっかり作ってきたじゃないか。

ヨハンナ:マー姐の言う通りだよね、確かに。

メリル:せやな。うちはまだ日が浅いねんけど、めっちゃよぉ分かるわ。

モニカ:What?Youら、なんでMEにAttentionしてるんだい?


おっと、言い忘れた。名前の由来は昔あったアニメ「仮面の忍者赤影」に出てくる侍の名前なんだ…ま、本当は男性名
なんだけど、霞って所が女性的な響きが有るし、意地でも「なんとか丸」って名前にしたくてね。

霞丸:某、武士型神姫として生まれしもの、それなりの人と成りを身につけるのは当然也。特別おかしくは無いでヤンス。

メリル:そんなもんかー…って、今“ヤンス”って言わへんかった?

ヨハンナ:言ったよ、確かに言ったよ。江戸時代の遊び人が良く使ってたよねそれ。

マーティ:あー…やっぱりそうかい。まったく、ウチのダンナの事だから、何か仕込んでるとは思ってたよ…。


霞丸:某の語りの事を申しているのでござるか?某、侍として生まれたからには日本文化を大切にしたい所存で候、
一つでも多くの言葉を学び、身につけたいと思っている次第でありんす。

メリル:父ちゃん父ちゃん!なんかこいつ、口調がメチャクチャになっとるで!?ええんかこれで!?

モニカ:Oh!これはこれでIt’s so cool! 筆舌に尽くしがたいほど冒涜的DAZE!


い、いや、私もこれは正直どうかと思うんだが、この子がそうしたいと言って聞かないものでな…?

マーティ:あー…ここはポジティブに考えてみようかねぇ。
取りあえず向上心はあるみたいだから、その内に使い方もちゃんと覚えるんじゃないかい?

ヨハンナ:そうだね、取りあえず様子見だね。


ヨハンナ:でも霞丸…って言ったかな?武士型だから侍っぽい口調は分かるけど、関係無いのまで混じってるよ?

霞丸:うむ。某、先程も申し上げた様に、某が学ぼうとしているのは武士道だけでは無いでおじゃる。それ以外の…日本
文化全般を学びたいと思っている也。

マーティ:ああ、そういう事かい。確かにそう言っていたねぇ…。

メリル:侍ってトコに気を取られ過ぎてたみたいやな。


モニカ:Oh!それだったら偉大なるクトゥルフ神の素晴らしさもLectureしてやるZE!侍の信者なんて、筆舌に尽くしがたいほど
冒涜的DAZE!HAHAHA!

マーティ:このスカポンターン!ドサクサ紛れに布教活動してるんじゃないよ!


霞丸:しかしまだまだ学ぶべきことは多いなれど、知れば知るほど人間の作った文化とは素晴らしいでござるなぁ…。
我々神姫は人間より優れているのだから、きっと人間以上に素晴らしい、この世界を総べるに相応しい存在となれるに
違いないニンニン。

ヨハンナ:ねぇ…いったい何を言ってるの…?神姫が人間以上とか、世界を総べるとか…。

メリル:こういうのって、よくマンガとかに出てくる、世界征服やりたい悪役連中が言う台詞やねんで…?

モニカ:Oh!なんだか面白そうなSmellがするZE!


マーティ:なんだか物騒なこと言ってるけど、まさかあんた、人間にとって代わろうなんて思ってるんじゃ…無いだろうね?

霞丸:とんでもないでヤンス!潜在能力こそ神姫は人間以上なれど、まだまだ人間からこの世界を譲り受けるにはまだ
まだ未熟也!いつの日か人間も滅ぶでござろう、その時こそ我らが神姫が、この世界を受け継ぐべきでありんす。人間
の作った文化、このまま失う訳には参りませぬニンニン。

メリル:えーっと、つまり?別に世界征服しようってんじゃ無いんやな?
もしもの時、人間たちの作ってきた世界を受け継ぎたいだけっちゅー事みたいやな…。


モニカ:Oh!Shit!世界征服しないのかYO!
Hey you!さっきからMeは期待を裏切られてばっかりDAZE!せっかくクトゥルフ教にスカウトしようと思ってたのに!
Fuck!Fuck!

霞丸:一つ問いたい也。
あの異人はさっきから一体何でござるか?随分と面妖でおじゃるが…?それと“くとぅるふ教”とは何ぞ?

マーティ:アタシも良く知らないけど、なんでも悪魔みたいなものを崇拝する邪教団らしいよ?生贄捧げるとか、世界
を支配するとか…だったねヨハンナ?

ヨハンナ:まぁそんな感じ。ただ、小説の中に出てくるものだけどね。


霞丸:ふむ…つまり貴様は人間の敵でヤンスか。
もし人間に仇成すなれば…某が黙っておらぬぞニンニン。貴様の崇める神とやらに召されたくば、いつでも申すが良い………ぞよ。

モニカ:O…Oh…。

メリル:こら驚いたなー、あのモニカが黙りよったわ。

ヨハンナ:これではっきりしたね。あの子、本当に人間が大好きなんだね。だからあんな事を…。


と言う訳で、我が家の紅緒はこんな子です。バトルロンドは終了してしまいましたが、皆さんの記憶にこの子の事があると私は嬉しいです。

霞丸:お互い、後悔無き戦いであったならば…某これ以上の至福はござらん。

マーティ:最初は驚いたけど、そんなに悪い奴じゃ無さそうだねぇ。

ヨハンナ:でも、あのデタラメ口調に慣れるのはちょっと時間がかかるかも…。

メリル:まぁ言いたいことは分かるねんけど、慣れさえすればあのアホよりは付き合いやすそうやで。

モニカ:Oh!Shit!せっかく信者にしようと思ったのに当てが外れたZE!こういう時は…やっぱりクトゥルフ神への祈りに限るぜチェケラ!


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