大きな世界の小さな部屋

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時を越えていざ、参る! 16

2014年01月29日 18時38分08秒 | TFGO

今回ご紹介するのは、TFGOより前回のドララに引き続き合体プレダコン二番手“ガララ”。纏まったプロポーションにトゲトゲした腕、ビースト
ヘッドそのまんまの腕と言った大胆と言うか開き直ったデザインです。ビーストウォーズ時代によく見られた“ビーストヘッドが腕に”って処理
ですが、低価格帯製品にはとても有効な手段ですね。それを抜きにしても、実に敵勢力らしくワルかっこいいデザインです。


ご尊顔拝見…こちらもエッジが豊富なワルかっこいい風貌。顔だけ見ると、なんとなくウルトラマンに出てくる悪の宇宙
人を思わせるような…バルキー星人とかそんな感じ。

玩具設定では、合体時には腕になる以外は特に言及されていません。しかし名前から察するに、前回の→ドララがプレダ
コン指導者ドラゴトロンとリンクしているように、このガララはプレダコンの一人ガイドーラと対なのでしょうきっと。


前回に引き続き、このガララの元になったキャラクターについて少し。元々TF2010に登場したモンスターTF部隊“テラートロン”の一人で、その名は“シナーツイン”。双頭の4足獣と言った風貌のモンスターに変形するTFで、合体形態“オボミナス”では主に足担当。それを基に海外市場では“ツインストライク”と名を変えて発売され、それが日本ではガララなる名称に変更されたのです。余談ですが、海外ではそのツインストライクをサイズアップしたデラックスクラスに該当する製品がありますが、別に可動部が増えた訳ではなく相変わらずポージングは不可、さらに合体ギミックをオミットされている謎アイテムだそうで。


プレダコンマークは胸部中央で、ストレートな配置になってます。これから紹介する他のプレダコンは、物によっては
見難い所にあったりしますが、ガララは直球で来ました。よく見ると、腹部に3ミリ穴があります。


可動は…いつもの様にお察し。首が基本固定、脇が上下に90度ほど可動(これは変形ギミックの恩恵)、肩ボールジョイント、股関節ボー
ルジョイント、足首がボールジョイントです。肘と膝が固定なのは仕方がない所ですけど、こいつのフル可動仕様玩具があったら正直欲しいなぁ。


ガララ最大の特徴と言えば、やはりビーストヘッドそのまんまの腕。しかしよく見ると口の中が3ミリジョイントになって
いるので、対応した武器を持たせる事が出来ます。が、海外版に付属していた対応武器は付属しません。

ちなみにその対応武器、三種中の二種に限り、EZコレクション版エアラクニッドとスモークスクリーン又はサウンドウェーブに付属します。


ガララでよく言われているのがこの足装甲。変形の都合で外側に引き出せる様になっていますが、画像の
右足部のジョイントが緩く勝手に動いてしまいます。これ私の所有しているものだけでは無く、どうもデフォ
でこうなっている模様。ちなみに左足装甲はしっかりしてます…これ分解出来ない所なので、対処するのは
難しそうです。クリア塗料でも流し込みましょうか。


手が3ミリ径なので、我が家に豊富にあるミクロマン武器を持たせてみました。今回は複数の武器を組み合わせて、銃身の長いビーム
ライフル風に仕上げてみました。


ビーストモードは双頭4足獣。こちらもストレートなワルかっこよさに満ちたデザインです。
合体プレダコンは、デザインじゃガララが一番かな。


ご尊顔拝見…元々ロボットモードでは腕がそのまま頭だったので、その辺は全く形状が変わらず。
しかしその分、非常に完成度の高い頭部となっています。


可動は…膝や肘が曲がっているので一見動きそうですが、実はそれらは固定なので大したポーズはつけられません。首、肩、足首が
ボールジョイントで尻尾が根元から上下に動きます。やっぱりこいつのフル可動仕様は欲しいなぁ…。


このガララ、実は体中に3ミリ穴があります。前足、後ろ足、背中…もう凄い数です。加えて胸部にもあるし。


そんな訳で、今回もミクロマン武器で武装強化…使い切れないくらい3ミリ穴が沢山あります本当に。あ、口に咥えさせるの忘れてた。


では変形シークエンス。まず最初に尻尾を180度倒します。


次に後ろ足を後方から。太もも外装パーツを外側に引出し、そのまま真下に180度倒します。


次は視点を変えて内側から。足首を180度回転させて前後逆にします。


そして全体像に移り、股関節ボールジョイントに沿って本体を持ち上げ直立させます。


前足を根元(肩とは別)から後方に回し、足外装パーツを真下に向けます。


そして外装パーツを中に押し込み、定位置に合わせます。


今度は上半身に移り、首を根元から真横に90度倒します。


ボールジョイントに沿い首を根元から動かし、まっすぐ下に伸ばし腕を形成します。


最後に、胸部と腹部が一体になった胴体前面を開きます。


中からロボット頭部を引出し、胸部を締めて変形完了。モチーフは同じですが、シナーツインとは全く異なった変形をします。尚、シナーツイン
のビーストヘッドはロボットモードの腕では無く、ロボットモードでは背中に折り畳まれロボット腕は別パーツでした。


総評としては、かっこよさとアクの強さではチームナンバーワン。本当にEZコレクションサイズなのが惜しまれる…かっこいいんだけど可動仕様なら…と遊びながらも
無いもの強請りせずにはいられない。もしこれで可動仕様だったら、デザインはかっこいいわ動かし甲斐があるわ(開くのは胴体だけにすれば腰可動も行けそう)と
傑作アイテムになれたと思います。まぁ本製品はセット販売なので嫌でも全員手に入るわけですが、特にお気に入りなのはこいつ。


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