大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

ミクロシスター、デビュー!

2006年04月23日 15時25分09秒 | ミクロマン
ミクロマンシリーズには、男性素体と女性素体があります、それを元にさまざまなキャラクターが作られていると言うのは周知の通りですが、その中に第3の完全新規素体が加わりました。世相を反映してか、それは少女をモチーフとした素体でした。最初聞いた時は私は「…」だったのですが、雑誌の紹介記事を見た時点でもそれはそれはハイクオリティな物に見えました。そして実際に手を取り、それはぬか喜びにはならなかったのです。身長わずか10センチと従来のミクロマンより小さいのですが、可動部はむしろ増えてます。このサイズでつま先まで可動してしまうというのは、まさに驚異的という他ありません。まぁミクロマンなので、関節が緩いだの外れやすいだのと言った事はあったのですが・゜・(つД`)・゜・ちなみにオフィシャル設定では、レスキューチームの候補生だそうです。

では、今回はその少女素体が初めて使われた商品“ミクロシスター”をご紹介します。

 
一番手は“ミクロシスター エル”。他のキャラと比べて色々と言われていますが、個人的にはむしろミクロシスター中では結構気に入っている部類なんですけどね。ちなみにキャラ性格は、流行ものが好きで飽きっぽいタイプだとか。某ホビー誌の連載漫画だと、4500年前に南米ペルーで栄華を誇っていた古代ミクロマンの生き残りで、現代に蘇りショービズ界で歌手デビューを企むというなんともはっちゃけたキャラでした…いや、一応真面目に戦ってはいましたよ?


ピンクのクリアボディに鮮やかなピンクメッキの装備品を纏った姿、右腕に付いているデカい携帯電話はモバイルブラスターと言って、エル専用の大型火器です…でも通話やメール機能やデジカメもあるとか。

脚のルーズソックスは本来は片足だけですが、我が家のエルはこれだとなんか落ち着かないので、上の画像の通り二個一にして両足に付けてみました。


うむ、やはりこの方が落ち着く。尚、モバイルブラスターは画像の通り真ん中から折り畳むことが出来ます。あと装備品でもう一つ目を引くのが左腕に付いている円盤、あれはコンパクト型ミラーシールドだそうです。銀色の部分が展開しますが、中身は鏡では無くきっと液晶ディスプレイでしょう。


うん、分かった。じゃ、目標ポイントへの最短ルートを転送して。

 
顔はこんな感じです。可もなく不可もなくと言ったオーソドックスな造型ですが、左のこめかみにインカムが設けられているのが特徴です。そしてこのインカムは小さい紛失しやすい上に折れやすい(と思われる)、さらに他のキャラに付けられないので、いっその事接着した方がいいかもしれませんね。


ええ!ちょ、ちょっとぉ!最下層に生命反応!?
なんでそんな所に要救助者がいるのよォッ!?

従来の女性素体にもバストサイズに個人差がある様に、少女素体にもそれぞれバストサイズの違いを付ける事で個性付けをしています。これ位の年の娘だったら大差ないんでは…?とも思いますけど。で、このエルの場合はこんなんです。


サイズはミクロシスターで最もスレンダーなSサイズ、胸アーマー着用時はそこそこある様に見えましたが、実は見得を張っていたんですねぇ…・゜・(つД`)・゜・子供はそんな事を気にせんで宜しい、これから先は分からないんだから。

さて、冒頭にてエルが色々言われていると書きましたが、それはエルがミクロシスターで最も「付属パーツが少ないから」なんですね。モバイルブラスターが大きい分、他のパーツを付ける余裕が無くなってしまったのでしょうか…でもプレイバリューが低いなんて事は無く、エルだけでも充分に遊べます。

例えば、バックパックに装着されている姿勢制御スタビライザー。付け替えれば翼になります。
 

これは外して手に持たせれば剣になり、バックパックとモバイルブラスターの銃身とを組み合わせれば大型剣になります。
 

それに、モバイルブラスターを中心に各種パーツを取り付ければエアボードに早変わり。


とまぁこの様に、同カテゴリー内では評価は低めですが、並のミクロマン以上のプレイバリューはしっかりと持っているのです。

そして個人的に他のミクロシスター達の中でもズバ抜けていると思っているのは、設定上ではレスキューチームとなっているミクロシスターの中で、最もレスキュー隊っぽい装備で固めていると思える事。頭のインカムもそれっぽいですし、デフォルト装備のバックパックがバーニングレンジャー(90年代末期にセガが販売した、レスキューを題材にしたアクションゲーム)っぽく見えるし。


あー、またスパムメールが沢山溜まってるー。そろそろメアド変えないと…あーメンドくさいー!

総評としては、シンプルながらも深い味わいがある逸品だと思います、ミクロシスターの入門編としてはピッタリかと。派手さだけが味じゃないという方は是非どうぞ。

 
ミクロシスターの第二番手シオン、天使をモチーフとした姿は可愛らしさと神々しさのミックスされた中々に良いものです、カラーメッキパーツが少なめで、白を基調とした清潔感溢れるカラーリングのせいでしょうか?他のミクロシスターの場合は下腕部や脛のアーマーパーツはメッキパーツでしたが、シオンの場合は軟質パーツとなっているので扱いやすいです。が、その分メッキによる派手さはおとなし目、それが良いと取るか悪いと取るかは意見が分かれると思います。胴体のエプロン状アーマーも軟質ですが、この部分は曲がっていたりベルト部が千切れたりしやすいのが難点。

それと、肩から伸びているクリアパーツは肩アーマーから伸びている凸ジョイントによって接続されているのですが、二次ロット以降は知りませんが、初期ロット版はこれが上手くはまらずポロポロ取れます。これはクリアパーツの凹ジョイントが下に向けて狭まっているのが原因なので、ハンドドリルや鑢で少し拡げてやると解消出来ます。


 
ご尊顔はこの様になっています。左側のヘッドギア着用がデフォですが、それを外した状態にも出来ます。イメージとは裏腹に髪型はショートです。


バストサイズはMと標準サイズ、胸アーマーの形状からは分かりにくいですが実際はそこそこある…エルとは正反対ですね。着やせするタイプの様です。

そしてこのシオン、ミクロシスターではまとめ役のお姉さんタイプとの事ですが、実は四人中で最も力の強い豪腕でもあります。何故なら、こんなデカくて重そうな物を片手で振り回すぐらいですから!


こんなモンで殴られたら、頭蓋陥没します(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
彼女の恐ろしさは、きっと誰よりもエルが知っている筈です。なぜならこの二人、4500年の付き合いですから…。つまり彼女も古代ミクロマンなんですね(漫画設定では)。

問題の武器はフェアリーチャイムと言い、シオンの付属パーツの約6割を組み合わせた物です。ですから実際かなり重い、はっきり言って設定通りの片手保持なんて無理です!だから、握り手の内側に両面テープを貼る事をお勧めします。そしてそのパーツ各種もミクロシスターでは一・二を争う位沢山あり、それによりかなり多彩なカスタマイズが可能です。それと、フェアリーチャイムの軸に使われているパーツは、ジョイントが沢山付いているのでカスタマイズに重宝します。

 
 
デザインとは裏腹に、ハンドガンやらハンマーやら槍やら弓矢(っぽいもの)やらと、意外に武器パーツを沢山作れるのも特徴です。本当はまだまだ沢山作れるんですが、オフィシャルの組み合わせだけでも結構あるのでこれ位に。


誰ですか?私の事を「怪力女」とか言ってる人は。(にっこり)

総評としては、パーツの多さがイヤにならない人、細かいパーツの組み合わせが好きな人、デザインが気に入った人だったら買いでしょう。

当初の予定では一回で全員を紹介するつもりだったんですけど、納まりきらなかったので次回に続きます。
http://blog.goo.ne.jp/robotsindisgize1985/e/234291f9db8880f4c422d1e39db81fbf


最新の画像もっと見る

コメントを投稿