大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

駆け抜ける暴走貴族 Aパート

2011年04月25日 07時50分30秒 | 武装神姫

今回ご紹介する神姫は、ハイマニューバトライク型神姫“イーダ”。以前ご紹介したハイスピードトライク型神姫“アーク”と同時期に発売された神姫で、アーク同様に
変形ギミックを備えています。アークと違いかなりボリュームのある装備が最大の特徴、そして背中に巨大な腕が付いているデザインです、腕にタイヤ&爪が付いて
いるのって、なんかTFアニメイテッドのオイルスリックを思わせます。そしてこのゾイドのダークスパイナーを思わせる配色、私は大好物です。


素体状態はご覧の通り、鮮やかなグリーンが特徴ですが、ブラックを
基調とした配色パターンはアークに良く似ています。


ご尊顔拝見…アークと違い大人しそうな美少女顔。が、オプションフェイスパーツはどういった表情何だこりゃ?怒ってるのか
困惑しているのか良く分からん…。前髪で隠れていますが、眉毛が逆さに弧を描いている形になっているので、アークと違い
叫び顔とは少し違う様です。こちらの表情パーツもアークのものと同じぐらい使い勝手が良く、随分前から画像加工で神姫の
表情付けに活用させてもらっていました。

バトルロンドでは、“~ですわ”口調で話すお嬢様キャラ。それ系キャラでは類に漏れず我儘な性格で、オーナーに対しても常に
上から目線で話します。戦闘中にも“戦うばかりが神姫ではありませんのよ?そう、毎日の生活に癒しを…与えてもらうの♪”と、
高飛車らしい自己中な神姫。でも結構寂しがりで、親密度が高い状態でバトル敗北時に叱りつけると泣きながら縋ってきたり、
長時間放置した後に再起動すると、目を潤ませてベソかいたりします。可愛いと言うか、扱いにくいと言うか…元が我儘キャラだ
けに、少し甘やかすとすぐつけ上がりそうだし、かと言って放置すると面倒だし…。普段はネット通販なんかもやっていて、洋服を
オーダーしたは良いが人間用サイズだって事を確認しなかったので後で泣きを見たうっかり者でもあり、そして同じモーターサイ
クル型アークとはあまり仲が良くない様です。人知れず虫嫌い。

担当声優は田村ゆかり…海賊戦隊ゴーカイジャーのナビィの人ですね。私は田村キャラはあんまり知らない(なのはとか灼眼
のシャナのティリエルとか赤ずきんとかスクライドのかなみとかギャラクシーエンジェルの蘭花とか、精々そんな程度です)ので
すが、その狭い範囲内では高飛車お嬢様キャラというのは珍しいなーと思いました。ま、単に私が知らないだけでしょうきっと。


髪型が結構凝った構造になっていて、前髪とアホ毛は別パーツ、後頭部に付いているボール状パーツからカール
にした後ろ髪が2本、これらはもちろん可動します。そう言えばアークのアホ毛は固定だったなぁ。


それでは武装の解説に入ります。まずはヘッドギアから…玩具設定では特に名称は無し。アークタイプとモチーフが
似ているだけあって、こちらのヘッドギアにもメット開閉ギミック有り…こちらの方がややボリューム感があります。

バトルロンドでは“サークレットカウル”と呼ばれ、イーダタイプ専用装備。重量2、防御+20、対ダウン+10、対スタン
+10、索敵+20、耐熱+5といったステータス。って、この内容はアークタイプと全く同じじゃないですか。
性能に差は無いみたいです。


サイドカールは両側に付けてありますけど、素体状態の様に後頭部に付ける事も出来ます。
これはバトルモードでも可能で、どちらかを選択する形になります。


胸部パーツは、アークタイプと違い丸みを帯びた、そして両脇にフィンを備えた空力抵抗を考慮して設計されたっぽいデザイン。

バトルロンドでは、“OSYO10カバードインタークーラー”、ステータスは重量2、防御+10、対スタン+10、射撃ダメージダウン
LV1有り。これもバトルモード必須パーツですが、アークタイプのものと比べると若干ステータスは低め。


アークタイプのリアパーツも大概でしたが、こちらはそれに輪をかけて大きいリアパーツ。
武装神姫お馴染みのサブアーム付きですが、ストラーフタイプのものに比べて随分とデカい…意外とサブアームの可動
範囲が広く、肘以外は良く動きます。ストラーフタイプと違い、脇もちゃんと開きますし。しかし今までの物と違い、某映画
“エイリアン2”に登場したパワーローダーよろしくサブアームを神姫の素体で掴み、操作する方式になっています。グリッ
プ基部はボールジョイントなので融通は利くのですが、動かすたびに神姫の手首や上腕部がスポスポ抜けるので、事前
に神姫の腕を外し、取りたいポーズを付けさせてからまた腕を差し込むほうが現実的ですね。

バトルロンドではリアパーツ“モーターユニット ジェリーmk2&AMCs”、ステータスは重量8、防御+80、対ダウン+30、
回避+20、機動+10、スキル二つ有り。大きい分は重量も有り防御力もアークタイプに比べると高めですが、図体の割
には回避と機動もプラスされるのが意外。それともう一つ意外なのが、イーダ装備ってフル装備しても対スタン耐性がそ
れほど上がらないので、スタンを起こして行動不能になりやすいです。見た目ほど打たれ強く無いのです。タイヤの付い
た見た目通り、当然ながらバトルモード必須パーツ。っつーか、イーダタイプのバトルモードはこのモーターユニットが大半
を占めています。


スキルは“ヴリトラリバーサル”、相手の近接攻撃を住んで出回避し大型アームでカウンターパンチを見舞う反撃スキルとなっています。
そしてもう一つのスキル“シンハーグラップル”は、相手をアームで羽交い絞めし、空中高く放り投げ落下する所をパンチを見舞い後方に吹っ飛ばす
技です。一つのパーツに二つのスキルが備わっている訳ですね。鈍重なフォルムに見えますが、実はイーダタイプは回避と防御の両方をこなすバラ
ンス型なので、その事に気付けばヴリトラリバーサルを使う機会も増えるでしょう。


アークと比較…やっぱりイーダの腕のボリュームは半端無いです。
ちなみにこの画像では両者ともに壁に寄り掛からせているので、実際は自立していないです。


レッグパーツ、こちらも名称は特に記載無し。アークタイプ同様にマーキングされていますが、こちらはちゃんと爪先と
ヒールが造形されているので、リアパーツを付けなければ自立可能です。

バトルロンドでは、“OSY010 アンクルガード”、ステータスは重量2、対ダウン+10、回避+20、機動+10です。
これも地味ながらバトルモード必須パーツ、そして最後の必須パーツでもあります。イーダタイプは上記の通りバトル
モード必須パーツが全部で3つと、バトルモード持ちの中では格段に少なく装備しやすいので、武装制限の多い序盤
では重宝します。モーターユニットは流石に重いですが、アークタイプのバトルモード必須パーツの重量と合計すると
意外にイーダタイプの方が軽く済むので、序盤でも非常に扱いやすいです。


マシンガン“OS-36 アサルトカービン”、グリーン一色なので安っぽい感じ。そして、これまでのマシンガン系の中
では小さい方です。

バトルロンドでは、重量4、攻撃270、命中50/6HIT、射程中遠と、アークタイプのアサルトライフルとかなり近い性能
となっています。ただ、攻撃はこちらの方が10ほど高く、その代り命中率が10低下しています。
ぶっちゃけ、大して変わらないですね。


アークタイプのアサルトライフルと比較…随分と短いですが、中央と後部の形状が良く似ている為、同系列の銃器
で有る事が分かります。設定上、同じ神姫メーカーが販売している製品ですからね。


アークタイプ同様、マシンガンには付属パーツが。エクステンドバレル、2mm SRC(Shinki Rifle Cartrige)EXPROD
の四種類となります。これらをアサルトカービンに取り付けると…?


“OS-36 アサルトカービン エクステンド”となります。先程は銃身が短く迫力不足でしたが、こうなるとその弱点も解消され充分な迫力を演出出来ます。

バトルロンドでは、スキル“アーナンタ∞アサルト”、数値で表すと攻撃 1000、命中 8HIT、射程 中遠、習得レベル12と、こちらの性能もアサルト
ライフルのスキル“インファニット∞アサルト”と全く同じです。実際に使用した時の威力は600~900前後ってとこで、特に使い分ける必要は無いかと。


こちらも比較…やっぱりアサルトライフルの大きさには勝てないか。
パーツを追加した事で、色やマーキングが増え単体時の安っぽさは無くなりましたね。


アークタイプ同様にこちらにもヂェリカンが付属、っつーか全く同じものです。

バトルロンドでの性能も同じで、“ヂェリカン(Oil)” =防御力アップレベル1、“ヂェリカン(Coolant)” =命中力アップ
レベル1、“ヂェリカン(Nitro)”= 攻撃力アップレベル1となっています。なんでこの期に及んで回避力アップ効果のあ
るヂェリカンを入れてくれんの…一番欲しいのはそれなのに。


こちらも、マガジンの上にヂェリカンを取り付けられます。しかし、アサルトライフルと違い干渉部分が無いので、問題無く取り付けられます。

バトルロンドでは、こちらもバトルロンドではこんなギミック有りません。


“アンチムーバーソード エアロヴァジュラ”、ティグリースタイプの“大剣 朱天”に続く大剣第二弾が、あれと違い随分と小振りなので、
神姫の手首でも充分保持できるので非常に扱いやすいです。ただ、大剣と呼ぶには少しボリューム不足?

バトルロンドでも同名、重量6、攻撃480、命中100/2HIT、射程近となっています。
アンチムーバーと言うその名の通り、命中させると相手に機動力ダウンLV1の状態異常を付ける効果が有ります。でもエアロヴァジュラは
近距離戦用、すぐ近くで戦っているのに機動力ダウン効果ってあまり意味が無いんじゃ?これやった後に相手か自分が後方に間合いを
広げる時でも無いと、そのアヴィリティは活かせないんでは。そうですね…使い方としては「攻撃命中⇒相手後方にふっ飛ばし(+機動力
ダウン)⇒相手は機動力ダウンに伴い射程内まで入れず攻撃不能⇒射程外からアサルトカービンで銃撃」と、まぁこんな感じでしょうか。
重量は6となっていますが、これはティグリースタイプの“大剣 朱天”と同じ重さです。あれに比べると細身のくせに重さは同じ、つまりエ
アロヴァジュラって見た目よりかなり重いんですね。が、朱天が命中40だった事を考えると、大剣にしては命中率の高い方じゃないかと。


刀身にはご覧の様なマーキング…っつーか注意書きが。面白いけど、別に無くても良かったんじゃないかって気もします。


スキル“ドゥルガースレイ”、イーダタイプ最強スキルです。背部アームでヴァジュラを持ち、それを真ん中から二つに割り(!?)二刀流にし、ジャンプして相手の懐に
飛び込みヴァジュラで二回切りつける技で、ダメージ1600級のイーダタイプ最強技。さらに機動力ダウンLv2の状態異常まで付けます。ただ、技の性質上近距離用、
かつ発動にはリアパーツが必要です。ちなみに数値では攻撃2500、命中2HIT。それにしてもイーダタイプの武装って、アーナンタだのヴリトラだのヴァジュラだのドゥ
ルガーだの、ヒンドゥー神話がモチーフの様ですね。


そしてお待ちかねのビークルモード“イーダ・トライク”。アーク・トライクは縦長のシャープなシルエットでしたが、
こちらはボリュームがありかつ丸みを帯びた近未来的なフォルムが特徴です。

バトルロンドでは、このバトルモード形態を“ヴィシュヴァ・ルーパー”と呼びます。今度はヒンドゥー神話のヴィシュヌのもじりですか。
こちらも攻撃手段は特攻ですが、アークタイプとは随分違います。スピードメーターが無い、一撃のダメージが約300~600と低めで、
相手のステータスによっては避けられやすかったりガードされるとダメージ0になったりもします。しかし、実はこのヴィシュヴァ・ルー
パーは数あるバトルモードの中でも格段に使いやすかったりします。まず必須パーツ数が少ない事、そしてヴィシュヴァ・ルーパーだ
けにある“カウンター能力”にあります。3ターンの間は相手が先に攻撃を仕掛けてきた場合、それを避けて攻撃を無効化&相手に攻
撃を仕掛けると言う、反撃スキルと同じ効果を発生します。それに加え相手に攻撃するのだから、破壊力は少なくとも3ターン中はダ
メージ無効化出来ると言うのは強み。ただし、こちらが先手を取り通常攻撃した場合、後手に回った相手からの攻撃になる又は相手
が射程外から狙撃してきた場合はカウンターは発動しません。仮にダメージが最低近くで300と見積もってもカウンターで300、攻撃で
300ですから1ターンでのダメージが約600前後と考えても、それが3ターンなんだから合計で約1800のダメージとなります。3ターン経
過すればバトルモードは終了しノーマル状態に戻りますが、それだけあればスキルが使えるだけのスキルポイントは溜まりますから、
扱いやすい上に上手く使えばかなり強力なバトルモードになります。が、やはり一撃のダメージが低く、後半は少し力不足ですね。


サイドビュー、アークタイプと比べて車高が低く無いのが分かります。
こうしてみると、自分の胸の下にフレーム類が一切無く、地面が丸見えになってるのって乗っている側になって考えるとメチャ恐そうなんですが。


アークタイプと比較…縦長なだけにビークルモードだと大きさが逆転しますね。


こちらでもパッセンジャーモード、なんか後方のシートの方が居心地良さそうな気がするんですけど。


イーダタイプでは、ちゃんと後部座席用グリップがあるので、ライダーの頭を掴む事は有りません。流石にあれは酷かったからなぁ。


ただ跨らせてハンドル握らせただけでは無く、神姫の腰部分にビークルの爪状パーツを引っ掛ける事で、神姫をしっかりと固定させる事が
出来ます。ひっくり返す位じゃ落ちないので、これは嬉しい配慮。それと同時に、神姫の構造を利用してしっかりしたジョイントを作るとは流石。
以上、アークレビューよりコピペ。



玩具のみのオリジナル、ビークルオンリーモードですが、玩具ではアークタイプ同様にこちらが“ヴィシュヴァ・ルーパー”となります。
ただし、正式名称は“OT-YO1 ヴィシュヴァ・ルーパー”となっています。


サイドビュー…正面から見るとボリューム満点ですが、横から見るとスッカスカになります。


総評としては、可動部分が多いだけにアークタイプよりは動かしやすいんですが、背部アームを動かすたびに手首や上腕が抜け、その度に差し替えなきゃならんのが
少々煩わしいのが惜しい。本体のデカさもあり、背部アームを振り回させたりビークルモードにした時のパワフルなフォルムは一見の価値あり。同じモーターサイクル型
とは言え、しっかりと差別化が図られています。が、その分武器がやや小さく感じますかねぇ。いや実際小さいんですけど、朱天くらいのデカさでも無ければその巨体に
霞んじゃうでしょうね。シャープさならアークタイプ、マッシブさが好みならイーダタイプをどうぞ。


キャラ設定は次回に続く。


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