◆白文鳥キティとベランダ園芸◆

  おもしろ、おかしい、小鳥とろべりあの日常!

キティちゃんの竹鳥物語、第一話

2006年09月12日 10時00分00秒 | 竹鳥物語
(空想の世界)

 むかしむかし、竹取の翁(おじいちゃん)がおりました。
竹を取って籠やざるを作って、おばあちゃんと一緒に暮らしておりました。

ある日、竹が光輝いていました。
竹を切ってみると中から、ちょっと怖い文鳥の雛が出てきました。
おじいちゃんと、おばあちゃんは、小鳥が特別好きでもなかったのですが
放っておくのも可哀そうなので、仕方なしに家に連れて帰ることにしました。



キティちゃんの竹鳥物語、第三話

2006年09月10日 10時00分00秒 | 竹鳥物語
(空想の世界)

毎日、沢山の貴公子が結婚を申し出てきました。
そこで、キティ姫は、無理難題を貴公子たちに申し付けました。

ひとつ、いつまで経っても腐らない豆苗
ひとつ、わたくしにも食べられるチョコレート‥などなど

貴公子たちは、膨大な設備投資。はたまた、専門家を雇い
たくさんお金を遣い、それらしき物を作っては、キティ姫に献上しました。
でも、キティ姫は、それが偽物だとわかると、貴公子たちを帰らせました。

いつも夜空のお月様を見上げ、もの悲しげなキティ姫。

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(お礼)

桜文鳥さんたちのお写真を快く貸し出して下さったバナナさん。
アイデアのヒントを下さったコデマリさん。ありがとうございます。
六話までありますので、よろしくお願いいたします。



キティちゃんの竹鳥物語、第四話

2006年09月09日 10時00分00秒 | 竹鳥物語
(空想の世界)

一方。

芭奈々家の鳥子飛之皇子は、キティ姫への恋心は増すばかり。

キティ姫に気持ちが通じればと、ひえやあわを、毎日、毎日、献上したのです。

でも、いつもキティ姫には合わせてもらえませんでした。

しかたなしに、門の横にひえやあわを置いて、帰りました。