最後は盛岡へ。
盛岡といえばユーミンの「緑の街に舞い降りて」
♪MORIOKAというその響きがロシア語みたいだった♪
その歌詞を聞いて、ずっと憧れてました盛岡。
(ただね、本来のアナウンスは「HANAMAKI」だったらしい)
でもなーんにも知識がなくて、旅行通の友人にお勧めの場所をいくつも教えてもらってました。
駅に着いたら、まず宿泊先のビジネスホテルへ。
開運橋を渡ります。なんかいいな、ネーミングが。
チェックインして荷物を置いたら、さっそく盛岡市内散策へ。
まずはお昼抜いていたので
「福田パン本店」で腹ごしらえ。
コッペパンに、50種類以上の具材の中から選んで挟んでくれます。
迷うわーーー!
ふっわふわのコッペパンでした。
お腹も膨らんだら、またてくてくと歩いて、いーはどーぶアベニュー材木町へ。
有名な
光原社やホームスパンハウス(高級感満載で敷居が高かったわー!)があります。
ホームスパンのマフラーや帽子、冬に行ってたら間違いなくわたしは買ったと思う。
よかった、夏で・・・散財せず。
ホームスパンはあの
homspunとは違うのでご注意を(笑)
なかなかオシャレな商店街でしたよ。
駅まで歩いてたどり着いたのは、盛岡名物冷麺のお店「盛楼閣」
コッペパンを食べた後の冷麺と焼き肉、食べすぎよね。
画像ないけど、焼肉にはどんぶりに入ったわかめスープがついてた。
その日はこれで終了!
そして最終日。
選んだビジネスホテルは朝食のバイキングが名物で、朝から宿泊客の行列ができてました。
そんなに待たなくて座れ、昨日あんなに食べたのに、また朝から食欲旺盛なわたしたち。
わたしたちより、隣の男性、すごかった。
和食で一通り食べたら、今度は洋食にして一通り、
それで〆てデザートに行くかと思いきや、御粥とまたお皿に5~6品おかずを載せて戻ってきました。
さて、チェックアウトしたら盛岡駅のコインロッカーにスーツケースを入れて、市内観光へでかけます。
でんでんむし号便利です!
盛岡城跡公園
不来方( こずかた )のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心
啄木が詠んだ歌碑があります。
この歌の空気がそのまま伝わってきますよ。
ブラブラ散策し、小腹も空いてきたので紅茶がいいという娘の希望で「紅茶の店 しゅん」へ。
ロシアンティを頼んでみたのですが、
マーマレードは紅茶に混ぜないほうがいいみたいですと言われました。
アルバイトのロシア人の女の子が教えてくれたそうです。
そういうわけでスコーンにつけていただきました。
旅の終わりは、もりおか啄木・賢治青春館。
入ろうとしたら、
残念、休館でした。
駅に戻ろうかと娘と話しながら地図観ていたら、
ひとりのおばさんが近づいてきて「どうしたの?」って声をかけてくれました。
駅ならバスに乗ったほうがいいよってバス停の場所を教えてもらいました。
途中でお土産屋さんがあったので、
そこでしばらくお土産を見て、バス停に行ったら、
さっきのおばさんがいて「あら~」ってまた声かけてくれました。
この後どこへ行くの?って聞かれたので、新幹線までまだ時間があるので、
駅でお土産でも探そうかな~と思ってますって言ったら、
そしたら川徳(盛岡のデパート)がいいから連れて行ってあげるよって。
娘は駅の中の本屋さんに行きたいと言うので、そのままバスで本屋へ。
わたしはそのおばさんと川徳へ。
別行動・・・。
でも前の日もそこの本屋にしばらくいたので場所はわかってるんです。
おばさん、このお菓子が美味しいとかこれが好きとか説明しながら、デパ地下をどんどん歩いていきます。
じゃじゃ麺で有名な「白龍本店」は混んでるけど、川徳に入ってる「白龍」は混んでないから穴場よって。
川徳の「白龍」です。
小盛でちょうどいいです。食べ終わったら卵(50円だったと思う)を溶いて汁を注いだチータンスープで〆ます。
(おばさんと別れた後、まだ時間があったので、戻って食べちゃいました)
おばさんと1時間くらい一緒にデパートのなかを歩き、またふたりでバスに乗って駅へ。
おばさんはこれからプールに行くそう。
駅の近くに住んでいて、毎日ランチ本(本を見せれば500円で食べられる)を持って、いろんなお店を回ってるんだとか。
娘さんとふたり暮らしで、娘さんの勤め先の本社がみなとみらいにあるので、横浜や東京にも一緒に遊びに来るって言ってました。
大谷君の大ファンだから、東京ドームにも応援に来るとも言ってました。
どこに泊まったの?って聞かれたので教えると、あ~バイキングで有名なところねって。
お友達のなかに家の中は寒いので、冬はずっとホテルに泊まって過ごすひとがいるって。
どんだけ寒いんだ?どんだけお金あるんだ?
その節は、お世話になりました、鈴木さん。
そうそう、盛岡のお土産を買うなら、川徳の地下もいいけど、
川徳別館も特産物や工芸品が並べらていて、よかったです。
娘がいる駅の中の本屋「さわや書店」へ。
「てくり」っていうミニコミ誌、表紙の写真が素敵。
面白い本発見!!!!!
中身がわからない本
「文庫X」
内容は教えずただひたすら絶賛してるカバーが掛けられています。
前日の夕方にみた時は243冊だったので、1日後には8冊は売れていることに!
よっぽど旅の記念に買おうと思ったけど、「てくり」1冊と別の小説にしました。
それにしても、旅行に来てまでも本屋は外せない娘に笑ってしまいます。
まぁわたしも似たようなもので、観光より食べることに興味がいっちゃってますもんね~。
今回は盛岡の街を特にあてもなくブラブラしただけ。
盛岡のひとは優しかった。鈴木さんの盛岡弁もあったかくてよかったな。
ガンスとかナッスが語尾につくんですよね~。
初の岩手旅行、
おいしいものをいっぱい食べて、
鈴木のおばさんとも会えたし、
娘も初めて旅行らしい旅行をしたと言ってたし・・・
まあいい旅になったかな。
今度は岩手海編「あまちゃん」の世界を堪能っていうのもいいな!
♪銀河の童話を読みかけて まどろみ 心ははばたく
あてもなく歩くこの町も 去る日は涙がでるわ
セロファンのような午後の太陽 綾とる川面をゆっくり越えて
いつか いつかこの季節 訪ね来ればきっとわかるはず
あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる
新しい笑顔お土産に誰かのもとへ帰る♪
(緑の街に舞い降りて BY ユーミン)