残照 狐狸安打のスパイス日記

スパイスの効いた人生。
挫折と葛藤。
そしてもしかしてあるかも知れない
現在を生きている事の素晴らしさ

幻夜

2017-10-04 07:45:39 | 社会生活




娘に『手紙』ついに読んだとメールしたら
『白夜行』の事を教えてもらった。

東野圭吾に凝ってしまった。

多作なので、面白いのとそうでないのとに分かれる。

白夜行と幻夜は姉妹作で似通っている。
幻夜の方が阪神大震災をプロットにしているので、
リアル感があって引き込まれる。

自分が生きている間に、阪神大震災の様な
大災害はもはや来ないと思っていた。
それがどうだろう、
東日本大震災。
原発の崩壊。未曾有の災害となってしまった。

あとの祭り。痛恨の極み。後悔先に立たず。証文の出し遅れ。
どんなに言葉を重ねても言葉では表しきれない。
政府と東電がわずかな金を出し惜しんだせいだ。

あの頃、原子力は欧米の技術なのに、
日本人は繊細で、大まかな欧米人やロスケとは違う。
その様な風潮があって、、日本人が妙な自信を持ってしまったうえにケチってしまった。

被災者のあのどんな名優もできない絶望の表情。
ほんとうに何と言っていいのだろう。

そして、東芝の崩壊。

あやまちを あらたむるに はばかることなかれ
である。

話が飛んでしまった。閑話休題。

とにかく、東野圭吾、面白い。
幻夜面白い。




・・・
コメント
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