週刊文春2017・6・1号の記事である。
今迄、数十年の間、
ついに出た画期的抗ガン剤、
世紀の抗ガン剤、
夢の抗ガン剤、
ついにここまで来た本格的抗ガン剤、
対極に、情実に訴えるキャチコピー
あなたに寄りそうガン治療、
ガンは治る病気です、いっしょに闘いましょう、
身体にやさしい治療法です、
あきらめないで!免疫で治ります、
等々。
オプジーボは初めて、
キャッチコピーに恥じぬ
『ガン治療薬』である。
メラノーマの特効薬として、承認され、
胃癌、肺がん、大腸がんなどにも効くことが分かったのである。
抗ガン剤と違うのは自分の免疫を使うのである。
ガン細胞が免疫にブレーキをかけさせるのを阻害するのである。
まさに夢のがん治療薬なのだ。
免疫チェックポイント阻害剤というのである。
いままでのまったく効かない様々な免疫治療。
それは免疫の力を活性化しようとした発想だった。
ところがである。
ガン細胞はその免疫機能にブレーキをかけるのが分かったのである。
(ガンは半分自分である、だからできるのか?)
がん治療薬 VS 抗ガン剤
ネームからして違うではないか。
連日、大報道されるべき価値のニュースなのだが、
何故か報道されない。
不思議で面妖である。
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