好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

今年の結果2011。(ネット編)

2011-12-31 | ネット・デジタル
振り返ってみれば、今年は閉塞感のある年だった。
震災の件は言わずもがな。
交通網が分断されるだけで大変だと言えてる私は幸せ者です。

シュミの面では試練の連続。
『逆転検事2』に苦労したのを皮切りに、『コナン』や『ルパン』の迷走に振り回され、
DSゲームはやり尽くし、PSPゲームには未だ目覚められずにいる。

体調の面で平和に過ごせている事が何よりでありますが。

では、今年の最初に書いていた目標たちの、結果報告。

その1。ブログ、毎日更新。
『Fate』や『うみねこ』のおかげで更新は順調に。
前者は楽しみながら、後者は苦しみながら、思えばたくさん書いている。
料理ネタが少なくなってきてる点は今後の課題か。

その2。mixi、月に1度(以上)のアクセス。
残念ながら、このレベルの目標も達せてないと思われる。
「足あと」機能が無くなってしまった事が本当に痛い。

その3。自サイト、1ヶ月に一度(以上)は更新。
何とか目標達成。
楽勝と思いきや、モチベーションの低下に悩まされる。

その4。自サイトのレイアウト調整。
ある程度の達成というべきか。
オリジナル作品の領域を組み直せたのは大きい。

それでは。また次回。

アニメ版「Fate / stay night」(第17話)雑感。

2011-12-30 | Fate ( stay night 中心)
『魔女の烙印』

・桜とイリヤと藤ねえと、全員そろっての朝食。
 原作では無かった(と思う)貴重なシーン。
・食事中の私語は消化に良くないと語るセイバー。オバQ化は順調に進行中。
・桜の作ったデザートの種類をめぐって、
 セイバー&イリヤ&藤ねえのジャンケン大会。
 その苛烈な争いの中、ちゃっかり自分の分を選んで食べてる凛。
・イリヤがもたらした情報。
 竜桐寺には2体のサーヴァントがいる事。
 サーヴァントであるキャスターが、サーヴァントであるアサシンを召喚した事。
 キャスターがマスターを乗り換えた事。
 キャスターの正体はギリシャ神話のメディアである事、etc……を詳細に語る。
 いつの間にそんなに調べたんだ?
・でも葛木先生とキャスターの関係だけは見抜けてない。話の都合で。
・それにしてもイリヤが元気だ。
 原作だとこの時点で既に衰弱してなかったっけ。
・突然、訪ねて来た一成。
 葛木先生が3年前から竜桐寺に住んでる事を教えてくれる。
・再び第二ルートへの脱線開始。
 葛木先生と直接対決する士郎たち一同。
・こうなると、士郎に学校案内されるセイバーがカットされてるのは痛い。
 あの場面で、葛木先生がただ者じゃないと分かるわけだから。
・あと、士郎が学校で、一成にいろいろ問いただそうとするシーンも見たかったな。
 一歩間違うとDEAD ENDだけど。
・葛木の過去についてはカット。拳に補助魔法かけてもらってる。
・アーチャーの双剣で戦う士郎。
 この場面で凛も、二人の共通点に気づいたか?
 しかも、手から落としても双剣は消えないし。
・ずっと変わらず元気なイリヤ。アニメ版では聖杯として発動しない?
・桜に取り憑いたキャスターが、セイバーの宝具を封じる。
 でもよく考えたら、あんまり痛手になってない。
 セイバーは士郎に宝具使用を止められてるわけだから。お疲れ様ですキャスターさん。
・さらわれる桜。第二ルートでのセイバーの役が変わったわけだ。

それでは。また次回。

21世紀のおとぎ話。

2011-12-29 | 物語全般
映画『けいおん!』を劇場へ見に行く。

かつて秋葉原のメイド喫茶に行った面々と連れ立って。
因みに三人とも誰一人、TVシリーズ未見
(急に誘われたため、私も予習する時間がなかった)

絵が可愛かった、あずにゃんが可愛かった、ごはんの歌が頭に残ってる……
といった普通の感想は、我が友人を含む他の方に譲る。
私はあくまでも、世の時流に乗ってみようとしただけなのだから。

(以下、ひねくれ者による通常運転。辛口注意)

良くも悪くもアイドル映画だな、というのが私の全体的な感想である。

もともと私は、「今時の女子高生の日常」というテーマ自体、あまり興味を持たない。
ましてこの映画の登場人物たちは、とてもじゃないが、我々の知る現実とは違う所に生きている。
言ってみれば、21世紀のおとぎ話のような話だ。

そもそも、3年生が四人、2年生が一人の部活なら、卒業旅行やってる場合じゃないはず。
むしろ廃部の瀬戸際で大ピンチになってる頃だ。
その卒業旅行も、数十万円(×五人分)の予算がアッサリ成立。
後の進路も、四人全員が同じ大学に合格済みというご都合主義。
ロンドンがドコにあるか知らないような子が四大に受かってるってのは、
いっそ恐ろしい物さえ私は感じる。

つまり、本来の青春映画なら真っ先に描くだろう部分は全て飛ばし、
女の子たちがきゃいきゃいとはしゃいでいる様子に、これでもかと尺を取っているわけで。

……ただ、こんなイチャモンを付けるのは、ある種の嫉妬心が理由かもしれない。
この作品は、スタッフに、ファンに、とても大切に扱われている事は間違いない。
英国の背景も、演奏される音楽も、確かに美しかったから。本当に幸せな作品だなあと思う。
私の追っている作品たちにも、この幸せが少しでも訪れますよう。

それでは。また次回。

「悪夢からの脱出」第21話「ドアは鍵で開けられる」

2011-12-28 | ゲームブック二次創作
人一人しか居られないような狭い部屋に、いつまで居ても仕方ない。
オレは辺りを探った。
両隣に、同じようなデザインのドアが一対。
よく見ると、右手のドアには鍵穴がある。

オレはポケットから、手に入れた金色の鍵を取り出した。
いよいよ最終ステージってやつだな。
このヤヤコシイ屋敷の探検も、ようやく終わりを告げるんだ。

オレは、はやる気持ちを抑えつつ、施錠されているそのドアに、
金色の鍵を差し込んだ。
大丈夫だ。金色の鍵は、錠にピッタリと合って回る。

ドアを開けると、またも狭い部屋だった。
ホコリとクモの巣ばかりが目につく。
滅多に使われていないようだ。
が、厚く積もった床のホコリに、足跡があった。
最近、誰かがこの部屋に入ったんだ。

足跡をたどると、右手の壁、ドア近くの場所で止まっている。
その辺りの壁を手で触って調べる。一つの石がグラグラ動く。
抜き取ると、そこに有ったお宝は――。

また鍵。

今度は、無骨な鋳物だ。「27」という数字が浮き彫りにされている。
……一体いつまで続くんだろう。コレ。

続・鎌鼬に挑め。(その1)

2011-12-27 | チュンソフト・スパイク系
『FFT』を半ば挫折気味に終了させた日から、
PSP版『かまいたちの夜2』をプレイ中。

最初の「わらべ唄編」をクリアしたところだ。

前作よりグラフィックの質が上がり、
事件の規模が大きくなっているのは長所だろう。
逆に言うと……それくらいしか長所を思いつけない。

ストーリーがほぼ完全に一本道というのがまず寂しい。
少なくとも1周目プレイでは、
「都合4回の殺人事件→犯人指名→事件解決」
という流れにしかならない。

何せ、犯人指名を間違えてもペナルティが一切無い。
犯人の正体も、特に前作をクリアした人なら、たぶん楽勝だ。

それから事件トリックについては、
前述したスケールアップぶりが逆に裏目に出てしまった印象。
読みながら、まさかこんなトンデモトリックじゃないだろうなと恐れていた予想が
当たってしまって……。
前作よりもよっぽど、こっちの方が作中作っぽい感じだったなあ……。

これからは、他のエンディングを回収する作業に入る事になる。
しばらくの間、お付き合いいただきたい。

それでは。また次回。


事件115『小さな依頼者』(第39巻)考察。

2011-12-26 | 『名探偵コナン』原作考察
子役タレント・絹川和輝の母親を探すべく、
熱海の旅館へ赴くコナン・蘭・小五郎の三人。
ところがそこでは、例によって殺人事件が発生する。
事件担当は横溝(弟)。

和輝の母親の証拠となる胸元のホクロが、
犯人の証拠ともつながっていき、
更にそこに、消えた凶器の謎が加わる。

その謎を解くヒントとなるのが、
和輝の出演している作品(のビデオテープ)……
という形で、事件のモチーフ達全てが見事につながる

ところで。
この事件の冒頭で、自分と蘭との関係を
(『金色夜叉』の貫一とお宮のように)
「未完にさせない」と誓っているコナン。
この言葉は、今も信じて良いのだろうか。
だんだん心配になってきているのが私の本音だったりする。

それでは。また次回。

「悪夢からの脱出」第20話「鏡の向こうに通される」

2011-12-25 | ゲームブック二次創作
階段を上りきってドアを開けた。
1階の廊下だ。
向かいのドアを開けて入ると、そこは応接室だった。

真ん中にテーブル、その周りにイスが6脚。
一方の壁が、田園風景を描いた壁画になっている。
その向かい側の壁は、床から天井まで全面鏡張りだ。
ドアの向かいの壁は、ベルベッドのカーテンで隠れている。

テーブルを探ってみると、天板の裏側に引き出しが見つかった。
小さな留め金をはずして開けると、革の小箱が入っていた。

その時、ドアの外から足音が聞こえてきた。
オレはとっさに小箱をつかみ、隠れ場所を探そうとあたりを見回した。
鏡の方に向いた時、目を丸くした。

オレが映ってない!

壁画も家具も、背景は確かに映っているのに。
思わず鏡に触れてみると、すうっと鏡面を通り抜ける。
どういう理屈か知らないが、痛くも痒くもないんだし、
そうだ行ったれ行っちまえ!

間一髪。オレが応接室から消えると同時に、背後でドアの開く音が聞こえた。
ちなみに鏡の裏側は、普通の狭い部屋だった。オレは小箱を開けてみた。
中には金色の鍵が一つ入っていた。

rewrite始動!

2011-12-24 | うみねこのなく頃に
『白き探偵、黒き魔女。――うみねこのなく頃にrewrite――』 を目下作成中。

まずは手始めの第1章。
『1st Game I am a witch. (前編)』

年内に脱稿できた事に、ひとまず安堵している。
なお、行っている手順は、
原作からテキストの全データを抽出→
アニメ版を参考に、重要な場面を抜粋、順序の入れ替え→
文体を一人称に統一→
過剰な描写を削除→
必要な伏線を加筆。
といった流れ。
あくまでも原作の再構築という形である事をご了承いただきたい。

・戦人は名実ともに霧江の実子であり、3年ぶりに六軒島に戻ってきた。
……という設定を創れただけでも、私としては満足の限りだ。

 戦人以外のキャラクターも、大半は設定変更となっている。

・真里亞は小学5年生。
・蔵臼は早々に小心者ぶりをさらけ出す。
・夏妃は泣かない。
・楼座は純粋な仕事人間。
・熊沢は覗き見しない。
・紗音改め紗代はより内気に。
・嘉音改め嘉哉はより陰鬱に。
・郷田はより新人に。

今後もup次第、当ブログで報告しますのでよろしく。

それでは。また次回。

アニメ版「Fate / stay night」(第16話)雑感。

2011-12-23 | Fate ( stay night 中心)
『約束された勝利の剣』


・士郎、初めての投影魔術。
 アーチャーと同じBGMでの錬成場面。

・士郎&セイバー、二人がかりでバーサーカーに挑む。
 愛の入刀……って言い方は変か。

・そんな彼らの戦いを、相変わらず水晶玉で覗き見してるキャスター。
 ……さもないと出番ないまま忘れられるもんなこの人。

・結局イリヤの身の上は明かされないまま話は進む。
 
・剣道の練習で照れまくりのセイバー。
 だんだん鉄面皮が取れてきた。

・風呂イベント再び。
 前回(第10話)と比べると差は歴然。

・葛木先生とキャスターの会話シーン。
 原作よりも仲が良いです。
 原作でのキャスターは、(特に第一ルートでは)ずっと単独行動だったはず。

・そんなキャスターの水晶玉に桜が映ったところで終了。


それでは。また次回。

宇宙創造の理。

2011-12-22 | 物語全般
『神様のパズル』(by機本伸司)、読了。

「宇宙を作る」という途方もないテーマの映画が上映されると聞いたのが、
この本を知ったきっかけだった。
なお、映画については、結局見そびれたまま今に至る。

舞台は、とある理系大学。
成績不振の男子学生・綿貫と、才能を持て余す女子学生・穂瑞とが、
「宇宙の作り方」について研究していくというのが骨子の一つ。

至極率直に感想を言うと、私には極めて難解だった。
理論を語り合っている際の、用語一つ一つの時点で、意識は半ば挫折気味。
なので、「人工的にビッグバンを作る」というクライマックスの場面でさえ、
ああそういうものなのか……と醒めた感覚しか持てなくて。

そんな私が引っかかってしまったのが、この本の構成の歪(いびつ)さだ。

穂瑞と出会った綿貫による日記形式で話は進むのだが。
日記での出来事の日付と、彼が実際に書いた日付がしばしばズレる。
何日も前の出来事なのに、会話の一つ一つまで細かく描写されているのは、
まるで小説のような不自然さを感じてしまう。
4月には120ページも書いてる一方、8月には3ページしか書いてなかったり……
と、分量のバランスも不安定。

映画の方を見たら、この違和感は減るんだろうか。
いずれ確認してみたい、と覚書。

それでは。また次回。