事件そのものは、シンプルで分かりやすい。
囚われた人物を見つけるにあたり、
その人命救助が丁寧に描かれた事は好ましい印象を受ける。
ただ、その一方で、
細かい問題点が散見されるのもまた事実。
事情があるとは言え、
コナンが完全に小学校の授業を放棄してしまっている事。
(だから目立つのは御法度なんじゃないかと)
コナン(新一)も蘭も、互いの思い人の事ばかりが頭にあり、
結果的に人命救助を軽く考えているように
感じてしまう事。
そして最も厄介なのは、やはり沖矢にまつわる部分だろう。
蘭が沖矢を怪しいと感じる事に、具体的な根拠は一切ない。
それからラストシーンでの沖矢は、
『英語教師VS西の名探偵』で、ジョディがシェリーを飲むシーンの焼き直し。
この程度の描写なら、沖矢が味方でも敵でも転がせる。
後出しでどうにでもなる描き方は、伏線とは言えない。
結局のところ、ミステリとしてアンフェアと言わざるを得ないのだ。
それでは。また次回。
囚われた人物を見つけるにあたり、
その人命救助が丁寧に描かれた事は好ましい印象を受ける。
ただ、その一方で、
細かい問題点が散見されるのもまた事実。
事情があるとは言え、
コナンが完全に小学校の授業を放棄してしまっている事。
(だから目立つのは御法度なんじゃないかと)
コナン(新一)も蘭も、互いの思い人の事ばかりが頭にあり、
結果的に人命救助を軽く考えているように
感じてしまう事。
そして最も厄介なのは、やはり沖矢にまつわる部分だろう。
蘭が沖矢を怪しいと感じる事に、具体的な根拠は一切ない。
それからラストシーンでの沖矢は、
『英語教師VS西の名探偵』で、ジョディがシェリーを飲むシーンの焼き直し。
この程度の描写なら、沖矢が味方でも敵でも転がせる。
後出しでどうにでもなる描き方は、伏線とは言えない。
結局のところ、ミステリとしてアンフェアと言わざるを得ないのだ。
それでは。また次回。