Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

日食写真

2009年07月24日 21時33分24秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L
帰ってきました。既にニュースで結果はご存知の事ですが、国内で日食が
見られた場所は、船上を除けば唯一東京都に属する南太平洋の島「硫黄島」
だけでした。しかもこの島は一般人の入島はほぼ不可能。

UPした写真は・・・いやぁひどいですなぁ。よく写ってますね・・・雲が(笑)
写真は部分食90%以上を撮ったものです。雲が厚くてボケまくっています。
こんな写真は雲に隠れた三日月でも撮れるもので、まぁ要するに撮影は
ダメだった・・・ということを言いたいわけです。



こちらの写真は皆既中の空の模様です。これは午前11時直前の空である。
太陽の光量が時間軸に対して劇的に変化するのは、太陽が月に95%以上
隠れた時からです。80%くらいの時などは、殆ど空の明るさは変わりま
せん。95%を越えたあたりからは、一秒一秒毎に光量が減少してくのが
わかります。まるでコンサートホールの照度を少しずつおとしている感覚
に近い。写真はやや曇天の空で、快晴時と比べるとやや光量はあるほうだ
が、午後7時くらいの空と同じような感じである。写真左の光点は、着陸
直前の飛行機のライトです。この飛行機は、部分食~皆既中の時間、丁度
皆既帯を飛行している定期便である。なかなか羨ましい飛行機である。
コックピットからの景色はいかばかりだろうか?

DICE

2009年07月14日 00時44分24秒 | Eos5D
多面体ダイスというものがある。
サイコロの起源はインドとも中東とも言われている。
形も様々で、棒状の物を転がして出すサイコロも
あったらしい。つまりエンピツ転がしのような形の
ものである。いやー、エンピツ転がしは実は偉大だった
のだ。

さて、私は18日から奄美大島に出かけてきます。
奄美の近くには喜界島という島がありますが、この辺り
は鎌倉・室町までは大和の権力が及ばないギリギリの
場所であったらしく、文書にある「鬼界ヶ島」(いわ
ゆる化外の地)の有力候補とされております。
鬼の世界の島。外界の事だったようです。硫黄島という
説もありますが、いずれにせよ、この奄美のあたりが境
だったということには変わりありません。名前の響き的
には「喜界(きかい)」なので、喜界島のほうがロマン
を掻き立てられますな。

奄美の写真は後日UPします。

KKH(カラコルムハイウェー)

2009年07月11日 15時43分05秒 | Eos5D
カラコルムハイウェーという道路があるという。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC

これによると、このハイウェーは海抜4000メートル級の場所に通っているそうで、ご存知のことながらこの標高は富士山の頂上よりも高い。しかもこの付近には7000メートル級の山がゴロゴロあり、さぞ景色も美しいに違いない。
バックパッカーと呼ばれている安価な料金で世界中を個人旅行する人々にとって、この道は昔から特に注目されており、その美しさについてはネットなどで広く喧伝されているという。

インターネットで調べて見ると、大手ではないものの旅行会社のツアーが組まれているものがある。
http://www.saiyu.co.jp/itinerary/GPPK11/index.html

実は今年の旅行は、ここに行くことを密かに計画しているのだが、難点がいくつもある。それは、いわずもがな治安の面がほとんどだ。ただでさえ現在のパキスタンは政情的に不安定である。しかもここはカシミール地方の真っ只中でもある。そしてこのハイウェーは、あの恐怖のアフガニスタンの国境線に、一番近い距離で約50キロのところを通っているのだ。そして最終地はウイグル自治区のカシュガル、ウルムチであり、いま暴動というか独立運動に発展して死傷騒ぎが起こっている場所である。
別に危険な場所に行きたいわけではない。危険な地域を見てみたいというのが目的でもない。そんな気はまったくない。それにこの地域はインフラが整備されておらず、快適な旅行になるとは言い難い。なら、なぜそこに行きたいのか?と問われれば、ひとえに風景の美しさの為である。

他人から見たら、この考えはまったくの馬鹿にしかみえないかもしれない。なぜ、そんな危なっかしい地域に、しかも今年にそこに行こうと考えているのか?美しい風景があるといっても、なにも今年でなくても良いだろう・・・と。
それはある意味正論ではあるが、ある意味ではまったく分かっていないとも言える。あえて自分の考えを正当化するならば、「今がここにいける一番のチャンスであり、今が一番安全な時」といえなくもないからだ。理由は以下を読んでほしい。

イラクという地がある。この地には恐らく今後少なくとも10年、いや15年は旅行に行くことはできないだろう。治安回復にはそれだけの時間がかかる。ユーゴ紛争の時よりもさらに時間がかかるという予想は、この地域の歴史的経緯をみれば、おそらく当たっているだろう。ということは、私がイラクに行くことができる可能性は、40代の後半、あるいは50代になってからという事になる。それも運がよければそのあたりというだけであって、存命中に行けないという可能性は十分にある。とすると、イラクのジッグラトで有名なウル遺跡を、生涯肉眼で見ることはできないかもしれないのだ。アフガニスタンについてはもっと深刻で、おそらくこの地には存命中に足を踏み入れることは叶わないかもしれない。つまり、いまさらになるが、イラクに行けた時期というのは、1988年以降、1990年以前の2年間か、あるいは前述したように今から10~15年以降である。だが、10年ならまだしも、15年以降ともなると、もはや体力的にこの地に足を運ぶことが難しくなる。年をとってからインフラの弱い地域に行くのは堪える。つまり年齢的なリミットも考慮にいれると、KKHは今が最も狙い目なのかもしれない。いつカシミール紛争が再発するか?中パ国境問題が勃発しないか?パキスタンの政情がこれ以上混乱して、プチイラク状態にならないか?ウイグルの独立運動がもっと再燃して、中国軍との全面的な武力紛争に発展しないか? こうなったらKKHはオシマイである。戦略的に極めて重要な道路なので、こうなったらここは完全に危険区域になるだろう。ウルムチの暴動は完全に予定外だったが、それを除けば、今がチャンスであったのだが・・・・。

まぁ正当化はここまでとして、一応今年の9月にと考えてはいる。難易度としては、去年のコソボよりも上であることは間違いない。

実験写真

2009年07月05日 01時26分42秒 | Eos5D
EF50mmF1.8II
車にカメラを据え付けて、夜の公道を4~5秒ほどシャッターを開けて撮影したらどんな写真が取れるんだろう?という疑問があって、前々からぜひ一回試してみたかった。
写真は残念なことに、車の振動によって(道路のデコボコが大きい)ブレブレのものになっている。これをもっと精度を上げてやるのならば、やはり高速道路それも段差がほとんどない田舎の高速道路を使うしか、もはや方法がないかもしれない。撮影中に雨が降ってきたので、フロントに水滴が反射してしまった。今後のやりようによっては、面白い映像が撮れるかもしれない。